男の背中

今日の命の燃え方はどうだったのだろう?自分の背中を感じながら。

全体表示

[ リスト ]

男の背中 264

   静寂
 
 息子の帰りが遅いというので、同じ敷地内のお嫁さんと4歳と1歳の孫二人が、一緒に夕食を食べていくという。
 嬉しい。
 日中は、私たちの家にずっといるというのに。
 
 夕食中に息子から、「明日に会議が延期され、すぐに帰る」と言う電話があった。
 お嫁さんは、「それでは、明日もこちらで一緒に夕食を食べていきます」と言う。
 嬉しい。
 
 でも明日もまた遅くまで孫と一緒にすごさなければならない。
 孫が楽しいように相手をすることは大変。
 疲れる。
 
 帰ってきた息子が夕食を終えて、孫を連れて帰ってホッと一息。
 私は歯を磨きながら、二階への階段に腰をおろした。
 
 静かな時の中で、安らぎを覚えていた。
 しかし、ずっとこのままが幸せだろうか・・・・
 
 孫たちがいて大変だったからこそ、この時間がある。
 ずっとこの静寂の中で妻と二人きりで、時をすごしていたら?
 
 あまりに淋しすぎる・・・・・・
 
 妻に声をかけた、「疲れるけど、幸せだよね。」
 「本当に。その上に男の子と女の子まで授かって」と妻の声。
 
 「神様と仏様に感謝しなきゃ」と私。
 「本当に」と、妻はまた言った。
 
 私は言葉に出さなかったけど、お嫁さんが私たちの所で好きなように動けるようにしてくれた妻の心に、もっと深く感謝していた・・・・
 
 
 
 

閉じる コメント(1)

お嫁さんのお心もですが、
奥さまのお心もなければ、ない風景。
素敵なご家族でうらやましいです

2013/11/2(土) 午後 9:29 [ - ]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事