村上春樹☆

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

の〜べる賞 ケータイ投稿記事

春樹さん今年もノーベル賞逃してしまいました・・・

複雑だ、とって欲しかったような、とらなくて良かったような…


とりあえず来週出る新作を心待にするか。
今日は帰りにデニって風の歌を聴いてくかな…

「風の歌を聴け」を再読した。
いうまでもなく村上春樹さんのデビュー作。

各所に衝撃的な文章が散りばめられている…冒頭から。
何度もハッとさせられてしまう…。
ものすごくデッカイ文鎮がガツンと降ってくる感じ。

一方で、何度読んでもトータルで理解することができない本でもある。
いろいろ解釈できるかもしれないけど・・・どうもダメ。
ただ何か感じる。。。

あえて言うなら、死に向かう限られた時間の切なさと希望か。
デビュー作だからというのもあるだろうけど、他の本に比べて一番「揺らぎ」を感じる。
この辺がいいところであり、難解なところかも。

一つ引用しようかな。最初の章だ。

「もちろん、あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いることはそれほどの苦痛ではない。これは一般論だ。」

この後に続く文章。それを読んで何も感じずにはいられない…
それでも風の歌を聴いて歩くのだ。

イメージ 1

「あるいは僕は負けるかもしれない。僕は失われてしまうかもしれない。
 どこにもたどり着けないかもしれない。どれだけ死力を尽くしたところで、
 既にすべては取り返しがつかないまでに損なわれてしまったあとかもしれない。
 僕はただ廃墟の灰を虚しくすくっているだけで、それに気がついていないのは僕ひとりかもしれない。
 僕の側に賭ける人間はこのあたりには誰もいないかもしれない。
 『かまわない』と僕は小さな、きっぱりとした声でそこにいる誰かに向かって言った。」
 (ねじまき鳥クロニクル「予言する鳥編」より)

いろいろ解釈ができるのかもしれないが、ねじまき鳥(オカダトオル)が迷いを捨てて動き出すこの瞬間が好きだ。
ねじまき鳥が再びねじを巻き始め、世界がまた動き出すその瞬間だ。

今までいろんな人の期待を裏切ってきたわけで、もう自分を信頼する人などいないのかもしれない。
そもそも選んだ道を間違えていたのかもしれないと思うこともある。
自分のようなちっぽけな人間に何ができるのか。分が悪すぎる。

でも、笠原メイが言うように、可能性がどれだけあるかという問題じゃないのだと思う。
逆らうのではなくて水が流れるように自然に向かっていくだけだろう。
まず逃げることはできないし、向かっていかなければたどり着くこともできないのだから。

ギイベンラアトも迷いを捨てて歩き出さねば。。。

*2年前、英語でこの"The Wind-up Bird Chronicle"を読んだときも思ったのだが、なぜかいくつか(2つ?)の章がごっそり抜け落ちている。そしてこの文のある最後の章も抜けている。英訳に際して春樹さんが意図的に省かせたのか…(謎)。確かにこの章があることで物語が完結してしまうのではないかという問題はあるのだけれど…。それにしてもこの表紙はかなり気に入っている。

イメージ 1

まだ訳者あとがきはこれからまた少しずつ読むとして、本編はようやく読み終わった。

最後かなり驚かされますが、なんといっても読後感が非常にいいです。まだとろーりと余韻が残ってる。
これはきっと事件後のマーロウの余韻。マーロウという存在は読者の内側にいて、読み進めるうちにマーロウと一体化していくような錯覚にさせる作品なのかもしれない。

久しぶりにこれはという本に出会えた感じだ。

自らを律しまっすぐに生き抜くマーロウを少しでも見習えればと思う。。。

___

【はんちく】
メンディーはマーロウのことをこう呼んだ。はんちく、この響きが何か好き。個人的にちょっと流行りそうな…
それから、マーロウがキャンディーをなじるときの「使用人風情が…」というのもいい!

早くも07年のベストブック決まったかな…

開く トラックバック(1)

イメージ 1

「ロング・グッドバイ」 レイモンド・チャンドラー/村上春樹訳

今日書店で平積みしていたので思わず迷わず購入してしまった。
帰りの電車で少し読んだが、マーロウがテリーに二度目に会う時点で既に物語に引き込まれていた。
これはかなり期待できます。
年明けからずっと本を読むのは控えていたけれど、寝る前にでも少しずつ読もうと思う。

そういえば、アーリーセンチュリーのアメリカ文学を読破しようと思っていた…
ケルアックの「路上」を強く薦められていたな。。。
時間が出来たら是非読もう。

___

春樹さんへ

翻訳も楽しみですが、そろそろ新作の長編が読みたいです。
夏ぐらいには少し暇が出来ますので、その頃に講談社さんから出していただけると嬉しいです。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事