李英愛研究

ネットの記事でイ・ヨンエさんに迫ります

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

66日のアン

  ネットの韓国メディア日本語版によれば、9月19日に出馬宣言をした無所属の大統領候補、アン・チョルス(安哲秀)氏は11月23日、出馬辞退を表明した。11月25日の大統領選告示を前に野党系統一候補の確定をめぐって民主統合党のムン・ジェイン氏との一本化調整が佳境に入ったかと思われた矢先、突然の出馬辞退であった。両候補は世論調査を実施し、最終候補者を決めることで合意していたもののその調査方法、質問項目の詳細で意見が噛み合わなかった。アン氏は、「これ以上、対立しては国民に対し申し訳ない。自分が大統領になって新しい政治を行うことも大事だが、国民との(一本化の)約束を守ることが何よりも重要だ。野党統一候補は文氏だ」と涙ながらに語った[聯合ニュース]。

[聯合ニュース](日本語版 11月23日)韓国大統領選 野党系候補は文氏=安氏が不出馬表明
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/11/23/0900000000AJP20121123003700882.HTML
[朝鮮日報](日本語版 11月24日)大統領選:出馬宣言から66日、安哲秀候補が辞退
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/24/2012112400490.html
[朝鮮日報](日本語版 11月26日)大統領選:安哲秀氏、文在寅氏への失望感を吐露
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/26/2012112600713.html

  こうして野党統一候補はムン・ジェイン氏に決まったわけだが、その後のアン・チョルス氏の動静がすっきりしない。候補を退いた直後に田舎へ静養に出かけ、11月28日になって「ソウルの事務所で選対幹部らと会合を開き、今後の計画について『私個人の立場ではなく、支持者の立場から判断する』と述べた」のだそうだ[聯合ニュース]。アン・チョルス氏はここまでムン・ジェイン氏と会っていないし応援演説のようなことも全くしていない。
  結局、11月25日の告示以降、アン・チョルス氏を支持していた無党派・浮動層の有権者はパク・クンヘ氏とムン・ジェイン氏のいずれかをすっきり支持するという動きに出ているわけではなく、判断留保の状態にあるようだ。

[聯合ニュース](日本語版 11月25日) 与野党一騎打ちの韓国大統領選 世論調査は大接戦
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/11/25/0200000000AJP20121125000600882.HTML

  その後、12月3日にアン・チョルス氏はソウル市内の自身の選挙事務所で陣営の解団式に出席し、「支持者らに『大きな気持ちで私の思いを受け入れてくれると信じている』と話した」[聯合ニュース]。また、不出馬宣言の際にムン・ジェイン候補を応援するよう求めた自身の発言に言及することによって、「間接的に」ムン・ジェイン候補に対する支持を表明した。この解団式は当初、11月27日に行われる予定だったが、支持者の飛び降り騒ぎなどにより延期されていたものだった、

[朝鮮日報](日本語版 11月26日)安氏陣営 飛び降り騒ぎなどで解団式延期=韓国大統領選
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/26/2012112602433.html
[聯合ニュース](日本語版 12月3日)安氏が解団式出席 文氏支持をあらためて表明
http://japanese.yonhapnews.co.kr/special/2012/12/03/5008010000AJP20121203003500882.HTML

  先月の不出馬宣言の時とはうってかわって解団式では快活な様子だったそうである。だが、何か、よくわからないが、すっきりと気持ちの整理がついていないのではないかと邪推してしまう。仮に本人の気持ちが一応整理できているとしても、取り巻きや大切な支持者の気持ちというものがある。また、無所属という立ち位置からすれば、なんとしてもセヌリ党から大統領を出してはならない、という、いわば野党気質みたいなものは希薄であろう。さらに、熱狂的なファンが多く、聞く耳を持たない、などという支持者も多いようだ。これまで職業として政治に係わってきたわけではなく、韓国のITヴェンチャーの立志伝中の人物として有名になり、いまは研究者兼実業家として活躍しているアン・チョルス氏なのである。

  アン・チョルス氏が「国民との(一本化の)約束を守ることが何よりも重要だ」と言明し、とにかく一本化しなければならないと、結果的に身を引く決心を促したのは先月の不出馬宣言の前日の事件であろう。
  11月22日午後5時10分頃、全羅北道完洲郡の高層アパートで、「2候補は必ず単一化をしてほしい」というプラカードと遺書を残して50代の男性が13階から身を投げて亡くなった。遺書には次のような文面が残されていた。「立派な方々だと考えていますから同意をまとめて下さって、1人は車を引いて下さって、1人は(それを)押しながら幸せな福祉国家を作って下さい。汗を流して仕事をしても苦労して暮らしていかなければならない農民を見守って下さい」。この男性は、両候補の単一化のためのTV討論会を見て投身自殺を決心したという。
 

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事