李英愛研究

ネットの記事でイ・ヨンエさんに迫ります

酸素のような女?

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  イ・ヨンエがソウル特別市松坡区にあるソウルアサン(峨山)病院( http://www.amc.seoul.kr/jp/index.jsp )に赴いて寄付を行う。この話、ちょっと迷ったが、良い話なのでここに書き込む。[連合ニュース]その他によれば、イ・ヨンエは家計が苦しい不遇患者たちのために『愛の援助金』1億ウォンを寄付する。21日午前11時にソウルアサン病院大会議室で援助金伝達式を行い、治療費の援助を受けることになった患者たちにも直接会うそうだ。病院側はこの援助金で肝移植、骨髓移植、坑癌治療などが至急必要な患者13人にそれぞれ500万〜2千万ウォンを支援する事にした。

[連合ニュース](12月20日)「俳優イ・ヨンエ 援助金1億 快擲」
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=12&articleid=2006122016572186701&newssetid=475

  この病院とはどういう縁なのだろう。ホームページは英語版、中国語版、日本語版まで揃い、充実している。とりあえずここで検索すると、2000年の記事で「献血キャンペーン JSAのイ・ビョンホンさん、イ・ヨンエさん、パク・チャヌク監督が本当に来ます」というのがあった。2000年12月15日のイヴェントの告知記事である。当日は白血病で闘病中の患者を励ますコンサートや献血行事があり、上記3名の参加が呼び物になっている。この行事では「2000 わかち愛献血の夕べ献血賞」の抽選をイ・ビョンホン、イ・ヨンエ、パク・チャヌク監督が行い、行事の後のティータイムには献血キャンペーンに参加した人々がお三方と写真撮影できるということになっている。この告知記事だけで当日の様子を伝える記事はなかったが、つつがなくイヴェントが執り行われたのだろう。

[ソウル峨山病院]「2000 ソウル峨山病院献血キャンペーン」の記事。
http://www.amc.seoul.kr/dept/bbs/view.do?dtCode=D046&dtType=D&menuId=7190&id=71064

  「贈り物」といえば、[京郷新聞]に出ていたイ・ヘイン修道女の言葉を思い出した。その記事には「贈り物のやり方」として10項目があげられている。実際的にして胸を打つそのやり方の中には、次ようなものもある。
 「必ず贈り物をしたいのに適当な品物がそばにない時には、相手の長所をあるだけ並べてきれいな紙に書いて"自分を愛する事"に役に立つようにします」、
 「とても近い知り合いには私が直さなければならない欠点や良くない生活習性をどのようにして直す事にしたかという具体的な決心を書いて"心の贈り物"で渡したりします」、
 「お互いにお互いの存在自体で贈り物になるようにするためには、信じて信頼する中で時間、才能、そして努力をすることにおいて分かち合うということを念頭に置きながら、"われらはお互いにお互いの贈り物だ"という表現をよく考えてみます」。

  「日々に心の目をかっと見開いて日常の畑に隠れている宝物を捜すことこそ私たちが創意的に作って行く贈り物ではないか考えてみます。極めて平凡でちょっとしたことでも、"私は幸せだ"と言える驚くべき贈り物の発見で充実するようにしなくてはなりません。私たちの生が充実すればするほど家族や知り合い、隣人にもいつのまにか伝わっていく良い贈り物になるでしょう。贈り物は、喜び、愛、分かち合い、感謝、祭り、期待、胸のときめき、懐かしさ、そして美しい祈りです。12月にはもっと忙しく、しかし静かに、動く"贈り物の家"にならなくてはいけないという気持ちです。」

  …「あなたは自分を大切にしていますか、幸せですか」と、いつもイ・ヘイン修道女は問いかけてくる。そして、オー・ヘンリーの小説に描かれたように、「賢者の贈り物」は目に見えていて目には見えないものなのだ。青龍映画祭の授賞式で、両袖にリボンを垂らして贈る心を形にしてくれたイ・ヨンエである。One from the heart. この時期にこういうところへ少なくない寄付をすることについて、あれこれ詮索しても仕方ない。これは、俳優にしてソウルの一市民イ・ヨンエによる、素晴らしい「贈り物」なのだ。

[京郷新聞](12月14日)イ・ヘイン修道女が語る『贈り物』
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121410101839540&newssetid=1352
[イ・ヘイン修道女公式サイト]12月の「ヘインの文(ふみ)の部屋」の文章も良い話だ。
http://haein.isamtoh.com/

  <長い追記>−以下、[ソウル峨山病院]、[マイデイリー]、[スターニュース]、[ニュースエン]、[文化日報]の記事から構成した。発言の言葉遣いは若干修正した。

  12月21日午前11時、ソウル アサン病院の大会議室で寄付金の伝達式が行われた。この寄付の話は10日ほど前にイ・ヨンエ側から病院の社会福祉チームに提案があり、急遽実現の運びとなったそうだ。ソウル アサン病院は、「私たちの社会でもっとも不遇な隣人を助ける」というアサン社会福祉財団の設立理念に従い、1989年に開院され、財団傘下に8つの地方病院を持つ。また、ウルサン(蔚山)大学の医科大学と協力関係を結び、アメリカ ハーバード大学医学部とも恒久的な協力医療機関協定を締結している。いわば、韓国における先進医療機関の代表の一つである。しかし、伝達式でイ・ヨンエに感謝の気持ちを伝えたバク・ゴンツン院長は、"私たちの病院がよほど金持ちの病院だと思って寄付を与える必要がないと言う人々も多いのに、イ・ヨンエさんをきっかけにして多くの方々が寄付をして下さって、生命を救うのに大切に(緊要に)使われたらさいわいです"、と所感を述べた。

  黒っぽい厚手のカーディガン風ジャケットの下に地味なグレーのニットの上っ張り、スカートという普段着姿で現れたイ・ヨンエと、バク・ゴンツン アサン病院長や患者10人余りとその保護者などが援助金伝達式に参加した。伝達式後、イ・ヨンエは参加した生後まだ1年にならない幼い赤んぼうから白髪のお年寄りまで、患者たちと記念写真撮影をして一人一人に激励の声を掛けるなど、有意義な時間を持った。この日の行事でイ・ヨンエは、"静かに援助なさっている方々も多いのにこのように知れ渡って照れくさくて恥ずかしいです。見えないところでわたしを応援してくださる方々がたくさんいらっしゃることは分かっていますが、長いこと仕事から離れていて申し訳ありません。(今度の伝達式が)私のように助けたい心は大いにあっても気が小さくて勇気を出すことができなくていらっしゃる方々が勇気を出す手助けになったらいいなと思います。そして、(この寄付は)ほんとうに小さなものですが、大きな力になったらいいなと思っています"、と所感を明らかにした。

  なお、[スターニュース]によると、21日、後続作決定に関してイ・ヨンエの側近は、"現在としては何も決まった事項がない。ドラマや映画などジャンルの区別なしに新しい作品を捜している"、と明らかにした。この側近は、復帰時期をもっと先に延ばすとかいう立場ではないが、愼重に作品を選ぶために時間が遅くなっている、と説明したそうだ。以前削除された[スポーツコリア]の記事の話と同一である。今日のタイミングで公にしたのだろう。残念だが、そう決めたのなら仕方ない。

  …最近見たイ・ヨンエの姿の中で今日のは一番美しいと自分は思った。この行事自体が自分にとっては素晴らしい「贈り物」である。イ・ヨンエはこういう場所に出てくるのが苦手なのだと思う。勇気を出して出てきたのだろう。「寄付」といえば、ソウルの地下鉄でいつか見たことを思い出す。だが、ごく自然に善意を表す…これがなかなか難しい。韓国でも昨今は小さな勇気が必要になっているようだ。こうなると、自分も勇気を出して何かしなければならないという気になる。大海の一滴、いや一分子である。ただし、自慢するわけではないが、まわりの圧倒的多数の人々の中で寄付してもらうべき筆頭は自分ではないかと思えるぐらいアレなので、何か方法を考えなければならない。誰かを助けるというのはむろんおこがましい言い方だ。助けることで助けられる、それで誰かが幸せになれば御の字なのだ。(12月21日)

 <[韓国ヤフー]「イヨンエ」による検索ページ。[マイデイリー]と[スターニュース]の写真がシャープである。>
http://kr.search.yahoo.com/search/news?p=%C0%CC%BF%B5%BE%D6

 <以下は12月21日付の記事より。たくさん出た写真記事のごく一部だが、おすすめの写真と記事である。>
[文化日報]寄付の記事。写真なし。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006122114192340516&newssetid=1352
[ニュースエン]美しい立ち姿。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061221115146625e7&newssetid=1352
[マイデイリー]"寄付をためらう人に勇気をあげたくて"
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006122111384648694&newssetid=1352
[マイデイリー]"イ・ヨンエは酸素のような人"
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=2006122111533857194&newssetid=83
[スターニュース]病気の赤ちゃんとそのお母さんとのショット。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061221113411415b6&newssetid=1352
[スターニュース]サインするイ・ヨンエ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061221114428517b6&newssetid=1352
[スターニュース]患者と握手する。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061221114741545b6&newssetid=1352
[スターニュース]とてもいい笑顔。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061221115030573b6&newssetid=1352
[ニューシス]これは内容のある写真だと思う。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=2006122111525679880&newssetid=83

  <第27回青龍映画賞授賞式>
  自分の住んでいるところでは今日は陽が差した。近くの公園の寒椿は散り始めている。桜樹の葉はすっかり落ち、銀杏が盛んに散っていた。冬の盛りのソウルでは雨が降っていたようだ。寒さは少し和らいでいるのだろう。そして今日、第27回青龍映画賞授賞式が行われ、イ・ヨンエが授賞者として登場した。汝矣島のKBSホールから生放送された授賞式の様子は日本にいてもケーブルテレビかなんかで見られるのだろうか。よくわからない。ネットで写真記事を漁った。

  今年は授賞者なのでそれほど枚数は期待できないと覚悟していたが、写真が出てこない。9時55分で授賞式は終わる。どうしたんだ、とちょっと心配になった頃、10時をだいぶ回っていたが、やっと写真記事が出てきた。さしあたりレッドカーペットの写真は出てこない。これは仕方ない。今日は脇役なのだ。

  その装いは、紺色だろうか、やや重い感じかな、というロングドレスである。ドレスの下半分には鈍く光るビーズか何かが控えめに散らされている。の襟周りと袖に生成の絹でアクセントがつけてある。袖の絹はそのまま長いリボンのように垂れている。賞を贈るのでリボンなのだろうか。奇抜な処理だが、落ち着いた感じがする。イヤリングはしぶい銀。おそらくこれとお揃いの指輪を右手の人差し指にしている。髪はひっつめですっきりまとめている。シックで貫禄すら感じる今日の装いに似合っている。

  今年の青龍映画賞の最優秀作品賞はボン・ジュノ(ジュンホ)監督の「怪物」がとった。監督賞は「家族の誕生」のキム・テヨン監督。主演男優賞は「ラジオスター」で共同主演のアン・ソンギ-パク・チュンフンが共同受賞。主演女優賞はイ・ヨンエとシン・ヒョンジュンが授賞者で、「いかさま師」のキム・ヘスが受賞した。

  おつとめ、ご苦労様でした。

[ニュースエン](12月15日)キム・ヘスが主演女優賞。
http://www.newsen.com/news_view.php?news_uid=98932  
[ニュースエン](12月15日)比較的高画質。蝶が二匹とまっている。一応おすすめの写真。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061215214247577e7&newssetid=1352
[OSEN](12月15日)これから主演女優賞を発表するイ・ヨンエ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061215221652649a4&newssetid=1352
[OSEN](12月15日)イ・ヨンエもキム・ヘスも表情がいい。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061215221512642a4&newssetid=1352
[スポーツ朝鮮](12月15日)授賞式の様子を伝える一連の写真記事の(2)。女優陣のドレスである。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121521390562933&newssetid=746
[スポーツ朝鮮](12月15日)授賞式の様子を伝える一連の写真記事の(4)。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121521570169233&newssetid=746
[スポーツコリア](12月15日)表情は良いが、画質が今ひとつ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121522200062182&newssetid=1352
[第27回青龍映画賞]のページ。動画があると思う。
http://sports.chosun.com/bluedragon2006/index.htm

  <追記>
  [ニュースエン]で、授賞式での俳優シン・ヒョンジュンの正直な(?)コメントとイ・ヨンエの短い返事が話題になっている。シン・ヒョンジュンは主演女優賞候補にあがった女優たちを紹介するのに先立ってイ・ヨンエを眺めて、“個人的にイ・ヨンエさんにこんなに近くからお目にかかるのは初めてですがとても美しいです”、と賛辞を惜しまなかった。特にシン・ヒョンジュンは、“欲心が起きます”というびっくりコメントで授賞式会場に笑いの渦を巻き起こした。イ・ヨンエは即座に許しを求めるシン・ヒョンジュンに、“私も近くでお会いできてとても嬉しいです”という言葉で肯定的に答えた。(12月17日)

[スポーツ朝鮮](12月17日)追加写真記事。「青龍のベストドレッサーは誰でしょう?」
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121712000571633&newssetid=746
[ニュースエン](12月16日)シン・ヒョンジュンの発言の記事。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061216172217616e7&newssetid=1352
[マイデイリー](12月15日)追加写真記事。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121522595369294&newssetid=1352
[ニューシス](12月15日)追加写真記事。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=2006121522404795180&newssetid=83


  <今後の予定?>
  イ・ヨンエの今後の予定としては、年明けにイメージ大使(?)としてハルビンに行くような話になっている。[sina.com]で検索すると、12月7日に正式に契約し、1月5日にハルビンで観客と顔を合わせるようになったと複数の記事が報じている。最新の[ハルビン日刊新聞]によれば、「第八回ハルビン氷雪祭り」では当日19時に花火大会があり、イ・ヨンエら韓国のスターが観光客と顔を合わせる。観光客はそれまで、開幕式に参加して中韓の芸能公演を鑑賞し、ハルビン市内各所を観光する。街全体でお祭りを盛り上げるらしい。そして最後にこのイヴェントで総仕上げ、という趣向だそうだ。自信に満ちた書きぶりの記事が多いので、そうなのか、と思うしかない。

  また、「第五回正官庄杯 韓中日囲碁最強戦」なるものが行われるそうで、この囲碁大会の閉幕式にイメージ大使(?)のイ・ヨンエが現れるのではないかと中国言論では期待していたようだ。しかし、[新浪]によると、正官庄側からの発表で、イ・ヨンエとの契約が来年の2月までなので3月に広州で行われる第3期戦と閉幕式には参加できそうもないことが確定したそうだ。この記事が正確なら、今年の夏に新宿に来てから半年以上も契約が残っていたことになる。ハルビン行きは正官庄がらみなのだろうか。しかし、それなら12月7日にわざわざ契約するはずもない。いずれにしても、イメージ大使(?)の話はよくわからないことばかりだ。

[ハルビン日刊新聞](12月15日)「第八回ハルビン氷雪祭り」の話。
http://www.hlj.xinhuanet.com/zfzq/2006-12/15/content_8793660.htm
[新浪](12月11日)「第五回正官庄杯 韓中日囲碁最強戦」の話。
http://sports.sina.com.cn/go/2006-12-11/10522630582.shtml
[搜狐](12月8日)「第八回ハルビン氷雪祭り」イメージ大使(?)契約の記事の例。
http://tour.northeast.cn/system/2006/12/08/050632653.shtml

僕の心の星

  <K.467>
  [東亜日報]に、ドイツ在住の若き男性ピアニストが「イ・ヨンエ賛」を書いた。22歳のイム・ドンヒョク氏は10歳の時モスクワ音楽院に留学、ロシアに10年いて、現在はドイツ在住である。2001年にロン・ティボー国際コンクールで最年少で優勝。現在は、来年アメリカのジュリアード音楽院に留学するためにTOEFLの勉強を熱心にしているのだそうだ。彼は映画「贈り物(ラストプレゼント)」を高く評価し、「芸能人イ・ヨンエさんを映画俳優イ・ヨンエさんとして知らしめた」と賞賛を惜しまない。また、「大長今」は「韓国でDVDセットで出たものを購入して見た」そうだ。以下は抄訳である。

  「僕にとってイ・ヨンエさんと言えば浮かんでくるのが‘清純’という単語だ。『大長今』ではそのイメージが以前よりもっとはっきりと現われていて良かった。それがたとえイ・ヨンエさん個人のイメージではなくチャングミのイメージだとしてもそう言える。・・・僕はミュージシャンでも美術家でも演技者でも自分の性格が仕事に少しは反映されると信じる。また主人公のキャラクターを俳優の本当の性格だと信じさせるように演技したら、それは立派な演技ではないかと思う。・・・イ・ヨンエさんを思えば浮かんでくる作曲家がいる。僕は個人的にショパンが好きだがイ・ヨンエさんはモーツァルトを連想させる。その中でもピアノコンチェルト第21番K.467の第2楽章を。 ・・・この文を仕上げながら僕がイ・ヨンエさんが好きな本当の理由をまた考えてみた。返事は一つ。美しいからだ。当たり前なのではないか! ただショパンの音楽が美しいから好きなようにね。・・・インタビューでイ・ヨンエさんがクラシック音楽にも関心があって音楽会にもよく行くということを言ったと聞いた。韓国でコンサートをするときにイ・ヨンエさんを招待したい。」

  これ、いいなあ。ストレートでけれんみがなくて。[東亜日報]の記者がイム氏に電話インタビューしたところによると、氏は幼い頃から思い切りイ・ヨンエが好きだったそうで、映画「親切なクムジャさん」は「(自分の抱いているものと)別のイメージで出たのでわざわざ見なかった」とのこと。記者によれば、イ・ヨンエは2004年10月、バイオリニスト マクシム・ヴェンゲロフの来韓公演にファッションデザイナー アンドレ・キムと一緒に音楽会に行ったりしたそうで、オペラやコンサート会場によく足を運ぶという。イム氏は10月にBBC交響楽団と来韓公演したときに企画社を通じてイ・ヨンエを招待したが、残念ながらスケジュールの都合で参加できなかったそうだ。

[東亜日報](12月9日)[僕の心の星]ピアニスト イム・ドンヒョクのイ・ヨンエ賛歌
http://www.donga.com/fbin/output?n=200612090029&top20=1

  <K.491>
  …うーむ。イ・ヨンエはK.467の第2楽章なのか。「短くも美しく燃え」なのか。…自分はかねがね、イ・ヨンエでモーツァルトの器楽曲ならK.491の第2楽章だと思っている。あの、デモーニッシュなまでに暗く激情的な曲想の奇数楽章に挟まれた「内気な」第2楽章を思い出す。木管楽器との美しく内省的な対話を思い出す。この緩徐楽章は誰でも弾けそうな愛らしい旋律で始まるが、年季の入ったピアニストでないとサマにならないと思う。

  モーツァルトは短調のピアノ協奏曲を2曲残した。ニ短調(第20番K.466)とこのハ短調(第24番K.491)である。自分は、ピアノ協奏曲と言えばまずこの二曲が頭に浮かぶ。ベートーヴェンやショパン、シューマン、チャイコフスキー、グリーク、ラフマニノフではなくモーツァルトだ。そして、次にバルトークの作曲した三曲を思い出す。協奏曲という枠内で、ピアノの旋律楽器としての魅力と打楽器としての魅力はこの5曲にとどめを刺すと勝手に思いこんでいる。

  自分の頭の中で鳴るK.491は、クララ・ハスキル(1895-1960)のピアノ、イゴール・マルケヴィッチ指揮コンセール・ラムルーの演奏である。定番中の定番である。1960年の録音、50年近く前の演奏だ。実演も含めていろいろ聞いたが、これしか考えられない。以前、LPレコードで愛聴していたときはスクラッチノイズが気になるほど聴いた。そのLP盤もどこかに行ってしまい、今はCDで安心して聴いている。あのグレン・グールドがストックホルムで演奏した際のライヴ録音もあるが、これには及ばないと思う。弾きようによってはいくらでもパセティックに弾ける曲である。それを、端正に、抑制をきかせて弾き切る。マルケヴィッチの指揮も、出しゃばらず、いぶし銀のように光る。繰り返し聞いてもいつも新鮮に響く、そんな演奏だ。ステレオ初期の録音であるが、音質にもそれほど問題はない。

  モーツァルトは歌劇「フィガロの結婚」(K.492)の一ヶ月前にK.491を完成したと言われる。クララ・ハスキルは死の一ヶ月前にこの演奏を録音した。確か、どこかの駅で列車の階段を転げ落ちて、それが死に結びついたのだったと思う。若い頃から病弱で、ナチスの迫害を受けてスイスに逃れるなど苦労を重ねたピアニストだった。もともと社交的でなく、不運も重なり、生前は名声とはほぼ無縁だった。しかし、あのチャールズ・チャップリンは自らが会った三人の天才の一人として彼女の名前を挙げた。また、カルロ・マリア・ジュリーニがクララ・ハスキルと協演した際の一つ話も有名である。確か、ショパンかシューマンの協奏曲が演目で、リハーサルの時にハスキルはオーケストラパートも含めて全曲をピアノ一台で完璧に弾き切り、ジュリーニを驚嘆させた。暗譜で完璧に弾いたことではなく、音楽的な感興のすべてがそこにあったことがジュリーニを感嘆させたのだ。

  <オペラ>
  イ・ヨンエから連想される音楽は何だろう。ここではオペラを連想してみる。ただし、一つに絞れない。そしてすべて定番のオペラが浮かんでくる。それは、例えば、ヴェルディの「椿姫」や「リゴレット」であり、プッチーニの「ラ・ボエーム」や「トスカ」であり、ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」であって、音楽を思い出すというよりヴィオレッタやジルダ、ミミ、トスカ、ルチアという主人公を思い出す。そして、みんな死にゆくヒロインである。これは縁起でもない。

  定番オペラ以外には思い浮かばない。変な言い方だが、定番のCFクイーンとして絶大な人気が衰えないイ・ヨンエであれば、定番オペラ以外に連想することが出来ない。リヒャルト・シュトラウスの「バラの騎士」の元帥夫人やモーツァルトの「フィガロの結婚」の伯爵夫人を思い出すこともできる。ゾフィーやスザンナでないのがいささか気が引けるが、今年8月に亡くなったエリーザベト・シュヴァルツコップのイメージがなぜかダブる。

  これではいけない。もう少しきちんと連想してみよう。あまり上演されることのないオペラなら、例えばベルリーニの「清教徒」だろうか。いや、エルヴィーラは死なないが途中で狂乱状態になる。それが見せ場だから仕方ない。そうかといって、19世紀末から20世紀のオペラで、ベルクの「ヴォツェック」なんかだとマリーは不倫したあげくヴォツェックに殺されてしまうし、未完の「ルル」で娼婦のルルは最後に殺される。コルンゴルトの「死の都」だと愛妻マリーははじめから死んでいる。ツィンマーマンの「兵士達」のマリーだと恋人が死んで本人は死なないが、零落ぶりがひどい。自分はどちらかというとこうした19世紀末以降の暗いオペラが好みで愛聴しているが、殺伐としたものが多いからこれらは却下したほうがいいだろう。

  ワーグナーの楽劇だと、ワーグナー歌手のでっぷりした体格がまず先に浮かんでしまい、大いに気が引ける。別にでっぷりした登場人物が出てくるわけではない。あのオーケストラの音響を突き破って声を届かせるためには何よりも体力勝負なのだ。それに自分はワーグナーの音楽をあまり好まない。ずいぶん昔、何度か実演に足を運んだことがあるが、いつも退屈した。海外の有名歌劇場の引っ越し公演で楽劇「タンホイザー」を見たときは不覚にも居眠りしてしまった。唯一、「トリスタントとイゾルデ」だけは最後まで堪能できた。だがこの話では二人とも死んでしまう。

  うーむ。イ・ヨンエから連想されるオペラ(の主人公)というのは難しい。

  <追記>
  その後、ドニゼッティの「愛の妙薬」を思い出した。アディーナがいた。イ・ヨンエはこのアディーナにぴったりではないかと思う。お金持ちのお嬢さんでちょっと澄まし屋のところもキャラクター的に無理がない。惜しむらくはアディーナのアリアが凡庸な点だ。しかし、荒唐無稽ではあるものの、無類に明るい話だ。もしこれを映画に翻案するなら、ネモリーノはファン・ジョンミン以外考えられない。
  なお、[連合ニュース]によると、環境財団が選定する「世の中を明るくした100人」にイ・ヨンエが選ばれた。ただし、100人選ぼうとして77人しかいなかったようだ。…ともかくその77人の中にイ・ヨンエも選ばれた。やはりイ・ヨンエのオペラは「愛の妙薬」で決まりである。(12月11日)

[ウィキペディア](日本語版)ドニゼッティ「愛の妙薬」のページ。これはDVDで見られる。自分はキャスリーン・バトル-ルチアーノ・パヴァロッティ盤ではなくアンジェラ・ゲオルギュー-ロベルト・アラーニャ盤が好みだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%AE%E5%A6%99%E8%96%AC
[連合ニュース](12月11日)「世の中を明るくした100人」の記事。「ドラマ『大長今』の演技者 イ・ヨンエさん」と紹介されている。同日、少し前の[マネートゥデー]の記事では「タレント イ・ヨンエ」と紹介されている。即チェックが入ったのだろうか。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=17&articleid=2006121116561831501&newssetid=479
[マネートゥデー](12月11日)「世の中を明るくした77人」の記事。
http://kr.rd.yahoo.com/search/news_tab/*http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006121115055034614&newssetid=746

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  不参加ではないかと予想していたハンドプリンティング行事にイ・ヨンエが出てきた。写真記事が山ほど出てきた。久しぶりに、比較的解像度の高い写真で元気な姿を確認することが出来た。今日、12月7日午後3時、ソウル忠武路にある大韓劇場に昨年の第26回青龍賞演技賞受賞者5名が集まり、手形をとる行事が行われた。司会は、テレビの「奥様ギャグ」で国民的な人気を得ているお笑いタレントが務めた。イ・ヨンエが高画質テレビのCFで使ったネタはこの司会者の「奥様ギャグ」だ。

  5人勢揃いした俳優達の真ん中、扇の要にイ・ヨンエが位置し、左手の手形をとった。これでいくつ目の手形なのだろう。二つ目か、三つ目か、よくわからない。で、今日の衣装はチャコールグレイのタートルネックの軽目のセーターにチャコールグレーのスラックス、その上から、首周りがゆったりして宇宙服のヘルメットを外したような感じのグレーのコートを着ている。コートと言っても長めの上っ張りのような服である。何というのだろう。同一素材のベルトを腰に結んでいる。足ごしらえはおそらくスエードのハイヒールでスラックスと同色である。一歩間違うと地味で野暮ったくなるところだが、とてもシックな普段着という趣で踏みとどまっている。光り物は小さ目のイヤリングだけ。髪はざっくりとしたポニーテイル。自分で束ねて無造作にまとめたようなラフな感じである。だが、とても似合っている。

  次回作に対する質問に対して、「これまでは観客の立場で映画を見ながら過ごしましたし、これから次回作を選択します。深思熟考して選んでいる最中ですが、他の俳優のみなさんが良い役をたくさんなさっていて選びにくいです」、と返事した。また、「受賞したのが昨日のことのように思えますが、あっという間に時間がこんなに経ちましたね。久しぶりにこうして俳優さんたちにまたお会いできて嬉しいですね」、と所感を伝えた。テレビのCFで使った「奥様ギャグ」のタレント本人に会った感想を聞かれたが、微笑むだけで答えなかった。(以上、[ニュースエン]及び[OSEN]より)

  …せっかくだから次回作はドラマの可能性もあるのかどうか聞いてほしかった。出来れば、いや、絶対に映画に出てほしいが、これは己を空しくして待つしかない。何はともあれ、写真から伺う限りでは体調が良さそうなので安心した。この後は15日の第27回青龍賞映画祭で授賞者の務めが待っている。またすぐに元気な姿を見られる。そして、とても待ち遠しい。

  <以下は、上の行事の写真記事の例。すべて12月7日の記事より。☆は一応おすすめの写真である。>

☆1[スタードキュ]"一年がとても早いです!"
http://www.stardocu.com/news/read.php?st_seq=39547&cate=AC
 2[スタードキュ]微妙に後ピンながら、良い表情。
http://www.stardocu.com/news/read.php?st_seq=39564&cate=AC
☆3[朝鮮日報](日本語版 )画質のバランスが一番良い。さすが主催者。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/07/20061207000056.html
 4[リビュースター]たおやかなほほ笑み
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207163525884b0&newssetid=1352
 5[ジョイニュース24]今日は淑やかなクムジャさん。これは全身像。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207162757430c4&newssetid=1352
☆6[ジョイニュース24]淑やかなポニーテイルスタイル。二コマ組み合わせ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207162711419c4&newssetid=1352
☆7[ジョイニュース24]昨年の受賞者5人勢揃い。これは二番目に気に入った。惜しむらくは解像度。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207161533318c4&newssetid=1352
☆8[ジョイニュース24]明るいほほ笑みの 'クムジャさん'
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207161418317c4&newssetid=1352
☆9[OSEN]"新しい作品もう選びますよ"。値千金の笑顔。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207160811130a4&newssetid=1352
 10[OSEN]“次回作、沈思熟考中”
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154132688a4&newssetid=1352
 11[ニュースエン]ファン・ジョンミンとイ・ヨンエ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207162656869e7&newssetid=83
 12[ニュースエン]カン・ヘジョンの腕をとるイ・ヨンエ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207165153161e7&newssetid=83
 13[ニュースエン]サインしている。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207162809870e7&newssetid=83
 14[ニュースエン]多くのフラッシュ洗礼に眩しくて目を細めて笑うイ・ヨンエ。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207162612867e7&newssetid=83
 15[ニュースエン]出来上がりを見ている。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207161931851e7&newssetid=83
 16[ニュースエン]ファン・ジョンミンの具合を見る。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207161832852e7&newssetid=83
 17[ニュースエン]眼がなぜか眠そうに見えるショット。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207161427845e7&newssetid=1352
☆18[ニュースエン]可愛らしい微笑み、というコメント付き。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207161356809e7&newssetid=1352
 19[ニュースエン]一番アップの画像。4番マイクを持っている。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154821663e7&newssetid=1352
☆20[ニュースエン]“次回作沈思熟考中”。良い写真なのだが要調整。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154747656e7&newssetid=1352
☆21[スターニュース]何を見てるんだろう。これが一番気に入った。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154502582b6&newssetid=1352
☆22[スターニュース]イ・ヨンエの輝くほほ笑み。良い写真だが要調整。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154552585b6&newssetid=1352
 23[スターニュース]きれいによくできましたか?
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061207154513583b6&newssetid=1352
 24[マイデイリー] '永遠に残る私の手、不思議ですね'
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006120715361753794&newssetid=1352
 25[スポーツコリア]楽しいハンドプリンティングタイム!
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006120715540060482&newssetid=1352
☆26[スポーツコリア]左手で手形をとってにっこり。構図は完璧だが要調整。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006120715290049382&newssetid=1352
 27[スポーツコリア]ファン・ジョンミンとツーショット。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006120715410054882&newssetid=1352
 28[スポーツコリア]真剣な表情で腕まくり。
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006120715270049182&newssetid=1352
☆29[スポーツ東亜]比較的高画質の笑顔。三番目に気に入った
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061207184349118a7&newssetid=83

二つの話

  <「韓流エキスポ 」の謎>
  自分は、いわゆる「韓流」という言葉は日本ではすでに死語になったと思っている。そもそも、今までこの言葉に実体を感じたことがない。なるべく使いたくない。しかし、今回は使わざるを得ないので、めいっぱい使いまくる。で、どうやら「韓流エキスポ」が11月29日に開催されるようだ。「ようだ」というのは、このイヴェント、これまで何回も延期され、その名称にも変更があったからだ。

  まず、今年の初め、1月21日に[連合ニュース]ではじめて告知されたようだ。その前から話はあったのだろうが、ざっと検索したところではこれが最初である。「済州道はイベント企画社である(株)ゼイメックコリアと共同で来る4月15日から 2007年4月15日まで済州国際コンベンションセンターで韓流エキスポを開催する事にしたと21日明らかにした」とある。準備に3ヶ月弱である。

[連合ニュース](1月21日)「済州で韓流エキスポ開催」
http://media.paran.com/snews/newsview.php?dirnews=138114&year=2006

  それが、2月2日の[東亜日報]で、「済州国際コンベンションセンターはアジア圏観光客を誘致するために済州道と観光専門家で韓流エキスポ組織委員会を構成、5月1日から1年の間コンベンションセンターで韓流エキスポを開催すると 1日明らかにした。済州国際コンベンションセンターはこのために最近イベント専門企画社である(株)ゼイメックコリアと行事進行のための了解覚書を取り交わした」となっている。ここで半月延期されている。

[東亜日報](2月2日)「済州コンベンションセンター 5月から韓流エキスポ」
http://www.donga.com/fbin/output?f=kws&code=kw_&n=200602020176

  その後、ベ・ヨンジュンとイ・ヨンエが広報大使に選ばれ、大々的に挙行されることが広く報じられた。6月15日にベ・ヨンジュンの所属事務所(株)キイストがファンクラブ・サイトに送った通信によれば、「同行事は"韓流エキスポ 2006 済州"というタイトルで(株)韓流エキスポが主催して、2006年7月28日から2007年3月10日まで国内最大規模で開催される予定です」となった。結局3ヶ月延期されたが、正式名称が決まった。時期も夏休みでちょうど良い。

「韓流エキスポ行事に関して告知事項を伝達いたします」
http://www.byj.co.kr/pop_index.asp?tag=5&idx=194&langs=kr

  ところが、これがまた延期され、結局、「韓流エキスポ in ASIA (Hallyu Expo in Asia)」という名称で11月29日から来年の3月10日まで102日間の開催ということで落ち着いたようだ。10月下旬に公式ホームページ( http://www.hallyu-expo.com )で行事概要を調べるとそうなっていた。…ここでまた「ようだ」が出てしまったが、11月1日の[ニュースエン]によると、「韓流エキスポは済州島コンベンションセンターで2006年11月29日から2007年3月10日まで1次日程が確定されたし、2007年4月〜7月の間2次エキスポが開催される予定だ」となっているからだ。11月1日に総合エンタテイメント企業(株)ポイボスと韓流エキスポ側が「韓流エキスポ in ASIA」への投資及び収益分配契約を締結したのだそうだ。

[ニュースエン](11月1日)「ポイボス、韓国流エキスポと投資収益分配契約締結」
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20061101173339301e7&newssetid=83

  ポイボスという会社のことは全くわからないし、(株)韓流エキスポや韓流エキスポ組織委員会についても全くわからない。(株)韓流エキスポと韓流エキスポ組織委員会が同一母体なのかどうかも全くわからないので、何がどうなっているのかよくわからない。しかし、ポイボスが資金提供するのだろうということはわかる。その資金が開催のカギかもしれないという憶測も生じる。話が大きくなって資金繰りがうまくいかなくなり、ポイボス登場、というわけだ。そして、1次日程で利益が出なければ2次日程はご破算なのかな、という憶測も生じる。イヴェントの名称から'2006'が抜けたのがちょっと不吉だ。仮に今年開催できなくても来年や再来年がある、ケンチャナヨ…という話は、ないのかな。

  公式ホームページに掲載されている「後援団体」を見てみよう。

  後援:済州特別自治道、文化観光部、韓国観光公社、済州特別自治道観光協会
     UNICEF、MBC、KBS、SBS、JIBS(済州の放送局)
     韓国ゲーム産業協会、韓国コンテンツ振興院、韓国キャラクター協会
     (株)キイスト、(株)ポイボス、(株)ゼイメックコリア

  ぱっと見て、官民一体となった国家的宣伝イヴェントのように見える。少なくとも済州特別自治道の行政府が全面的にバックアップしているように思える。ちなみに、済州道は今年の7月から特別自治道になり、本土の他の道とは異なる大幅な独立自治権を得て行政を行うという試みに入っている。このイヴェントがたびたび延期されたことと特別自治道昇格(?)とに関係があるとは思えないが、実際のところどうなんだろう。また、最初見たときは放送局に混ざっていて気づかなかったが、UNICEF(国際連合児童基金)の名前がある。これはどういうことだろう。韓流とユニセフ、…よくわからない。イ・ヨンエが広報大使で、イ・ビョンホンらの出演も予定されている。そういったつながりで慈善寄付イヴェントか慈善募金でもやるのだろうか。韓国文化宣伝のイヴェントなのだから、どちらかというとUNESCO(国際連合教育科学文化機関)が後援するべきだと思うが…、いや、これは後援してくれないな。

[KBS WORLD](7月3日)済州特別自治道についてのコラム。
http://world.kbs.co.kr/japanese/town/town_wedding_detail.htm?No=138

  「韓流エキスポ in ASIA」の公式ページには展示部分の説明があり、韓流スターたちが出演したドラマ、映画、音楽等の文化コンテンツを多様な技法を活用して展示し、それを観覧し体験することを通して韓流の本質を感じることができる、と謳っている。そして、多くの韓流スターによる顔見せ行事がにぎにぎしく行われる、というわけだ。そうした行事は外国からの観光客が優先で、国内からの客は抽選による参加である。はっきり書かれてはいないが、スター関連のノヴェルティグッズ等、おみやげ品も盛りだくさんなのだろう。

  うーむ。顔の売れたスターで客寄せをして、済州島で「韓流観光」をばっちり楽しんでもらいます、アジア中のファンの皆さん、儲けさせてください、という話のようだ。イ・ヨンエは公式行事に姿を現すのだろうか。自分はヴィデオ・メッセージになるような気がしているが、これはフタを開けてみないとわからない。以前、8月はじめのヴィデオ・メッセージ撮影現場と思われる写真からいろいろ憶測してしまったが、あれは展示用コンテンツかもしれないと思い始めたからだ。いずれにしても、謎の多いこのイヴェント、残念ながら出かけてみようという気が微塵も起きない。


  <李英愛小学校>
  [ゴーニュース](11月1日)によれば、中国浙江省千島湖の奥、湖を3時間船で渡り。車で30分のところにある李英愛小学校で入学式が行われた。前の校舎が老朽化したため閉校処分となり、100名ほどの生徒が10キロメートルも離れたところに通学する状態だったところに寄付の話が出た。3月に寄付の贈呈式があり、それから7ヶ月経って無事校舎も改築され、施設設備も整い、落成式が行われた。10月21日の落成式の話は前の書き込みですでに紹介した。

  この学校のことが他の地域にもつながり、(おそらく「一分銭“飲水思源”」の募金によって)貧困地域の1500名以上の生徒達が学業を続けているのだそうだ。改革開放が怒濤のごとく推し進められているとはいえ、社会主義国である中国で私的企業によるこうした慈善募金が有意義なこととされているのは皮肉な話である。中国の人口を考えればひとしずくの善意であろうが、その潤いははかり知れない。

  入学式では、イ・ヨンエが直接サインした贈り物を生徒に伝達し、子供達は遠い韓国から運ばれて来た贈り物に笑顔の花を咲かせたとのこと。…何をもらったんだろう。下敷きとか筆入れとか、文房具だろうか。デイパックとかセカンドバックみたいなものか。ちょっと気になる。

[ゴーニュース](11月1日)「'李英愛小学校'が門を開いた.」
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=20061101135000842a3&newssetid=1352

  この記事には、珍しくモノクロームの写真が貼付されている。開校式の写真である。これはひょっとして先日の落成式のことだろうか。よくわからない。写真にはざっと50〜60人のちびっ子達が写っている。父兄の顔も少し見える。子供達はみんなちょっと硬い表情だ。しばし写真を眺めた。そして思った。どこにいる子でも、子供達はみんなの可能性の中心だ。

  この写真を見ていて、突然、ジョン・レノンの歌が浮かんできた。"I was dreaming of the past, And my heart was beating fast, I was sugaring inside,・・・I didn't mean to hurt you・・・". …なんで子供達の姿を見ていてこの歌が出てきたのかわからない。よくわからないが、甘酸っぱい気分になった。そして、李英愛小学校を訪ねてみたくなった。


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