李英愛研究

ネットの記事でイ・ヨンエさんに迫ります

韓国の映画

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  <映画の話題>
  6月7日に光化門東亞日報社前で行われた文化祭イヴェントの記事を探したら[カルチャーニュース](6月7日)の記事だけが[韓国映画人会議]( http://www.kafai.or.kr/ )で引用されていた。これによると<文化広場>の映画人サイン会には映画俳優チェ・ミンシクとリュウ・スンワン監督が参加している。ポン・ジュノ監督は来なかったようだ。コンサートでユン・ドヒョン・バンドが演奏したかどうかも不明である。添付されている写真を見ると…あんまり盛り上がらなかったようだ。

  リュウ・スンワン監督といえば、彼が演出・出演した映画「相棒」が公開2週間で観客100万人を突破して話題になっている。[ジョイニュース24](5月25日)に、この映画の試写会後の座談会でリュウ監督が語った、ちょっとした打ち明け話が出ている。リュウ監督が演じるヤクザの少年時代を演じたのが、映画「親切なクムジャさん」でクムジャの年下の相手”グンシク”を演じたキム・ジフなのだ。キム・ジフをキャスティングした顛末が面白い。映画「親切なクムジャさん」では、最初、主演のイ・ヨンエの推薦でリュウ監督がグンシク役を演じることになった。しかし、パク・チャヌク監督が後でキム・ジフを最終選択したためグンシク役を逃してしまった。その時には心が痛んだのだが(?)、キム・ジフという俳優をそれで知ったのだとのこと。…うーむ、そうか。やはり<ムラのお姫様>はみんなの憧れの的なのだ。

  その「親切なクムジャさん」が、早くも香港のテレビで放映された。[香港明報](6月2日)に告知記事が出ている。それによれば6月3日の夜9時半から明珠台という放送局が放映したようだ。3日といえばユニセフの大会の日だ。この大会とは全く無関係だと思うが、それにしても早い。この映画が香港で封切られたのはいつだったか…失念してしまった。日本が11月で、香港もその近辺ではなかったかと思う。いずれにしろ、まだ一年経っていない。最近はこんなものなのか。この映画、米国では現在も公開が続いており、6月9日付のBoxoffice Mojoを見ると6つの劇場で42日間(6週間)、$100,582という興業成績だ。公開劇場数の少なさが気になるが、まずまず健闘していると言ってよい。この映画はいわゆるBlood/Splasherとして扱われているようだ。血を見るのが好きな固定ファンがそれなりに存在するのだろう。

  ところで、<ムラ>の掲示板、すなわち[韓国映画人会議]の6月12日のニュースクリッピングに、キム・ギドク監督の映画「時間」が輸入されて国内公開されるという記事リンクがあった。独立映画を輸入して配給するという新しい試みに注目したのだろうか。キム・ギドク監督の映画は、ことに監督が独立した2004年以降の作品は、とにかく作られて封切られた。しかし、観客動員は惨憺たるものだった。スクリーンクオータ制度があったからこそあれらの映画が生まれたとも思えない。<ムラ>の掟からいくとほとんど無価値な映画ばかりだからだ。まさか、スクリーンクオータ制度があったので今まで独立映画が命脈を保ってきたなどとは<ムラの衆>も強弁しないだろう。
 
  スクリーンクオータ制度は、少なくとも昨年まではもっぱら<ムラ>の商業映画を保護する装置として、商業映画を作る人々の勲章として機能していたのだ。経済的な保障というより、韓国の文化政策のシンボルとして、対ハリウッドの防波堤として精神的な安堵感を与えてくれたのだと思う。スクリーンクオータ制度=安心立命、というわけだ。なにしろ、<映画人ムラ>ではこれによって韓国の文化を支えているということになっている。[韓国映画人会議]がどういう意図でこの件を取り上げたのかいまひとつわからない。しかし、反ピョンテクとか反FTAとか反ワールドカップとか、諸々の反対闘争に利用されないように祈る。まあ、利用しようにもできないと思うが、<ムラの衆>はわりと節操がないのだ。

  <ワールドカップの野外応援>
  ワールドカップといえば、面白い記事があった。[ニューシス](6月12日)によれば、公務員労組ジンジュ(晋州)市支部は13日、韓米FTAに反対する文化行事とともにワールドカップの対トーゴ戦野外応援イヴェントを繰り広げることにしたのだそうだ。同支部は、「公聴会過程もなしに宣言された韓米FTA交渉は手続上の問題とともにスクリーンクオータ、自動車、牛肉、医薬品価格など4分野に関して一方的に譲歩した政府が、これをワールドカップをきっかけにして隠そうとする試みをしている」というのが今度の行事を企てるようになった背景で、「医療・金融・教育・サービスなど産業分野全般にわたって深くなって行く生存権危機、貧困拡大、社会両極化現象を、国民的関心事であるワールドカップ街頭応援を通じて暴露する」と明らかにした。

  うーむ、いいなあ。大衆迎合主義(ポピュリズム)などと簡単に切り捨てたくない。これでこそ大衆運動だなあ。国民の心が当面の大問題から離れていると言って反ワールドカップ宣言を行い、ステッカーをベタベタ貼るなんてやり方よりよほど気が利いている。ただし、FTAの第1次交渉で米国は韓国の教育と医療サービス市場の開放を要求しないことにしたはずなので、上の趣旨声明は不正確である。多くの韓国人が留学や病気治療のために米国へ来てお金を使ってくれるので、あえて韓国市場に進出する必要を感じない、というのが米国側の説明だそうだ。それはそうだろう。反FTAの闘争があろうとなかろうと、もともと外国の資本に対する警戒心の強い韓国市場である。米国内で一定の需要をつかんでいるこれらの業種がわざわざ進出するメリットは余りないのだ[東亞日報](日本語版 6月13日)。これは、その他の、例えば金融サービス・公共サービス市場等でがっぽり儲けられるという米国の腹づもりかもしれないが、韓国側も黙って米国の意のままになるはずもない。ソウルで行われる7月の第2次交渉のお手並み拝見である。

  と、脱線してしまった。公務員労組のイヴェントの話に戻ると、13日午後8時から9時40分までの第一部では劇や歌の後にFTA関連映像及び公務員労組関連映像上映、各社会団体代表たちのアピールが続く。第二部は参加した子供たちに参加記念応援用品が渡され、応援ダンスの手ほどきの後、10時からは大型画面を見ながら本格的な応援に入る。ちゃんと子連れで楽しめるように配慮されているのがうれしい。なお、[ニューシス]の記事では「応援」ではなく「応援戦」になっている。真面目な労働運動であり、反対闘争の一環だからだろうか。あるいは、ドイツにいる選手たちと共に戦うという意味かもしれない。しかし、語呂が悪いので「戦」をとった。

  そのワールドカップの野外応援は、警察の予想によれば韓国全土146ヶ所で125万人が参加して行われるそうだ。これは半端ではない。それ以外に、喫茶店や酒場を借り切って屋内で応援する人、自宅で家族と応援する人、2人きりで応援する人、1人静かに応援する人、関心があっても応援できない人、関心がなくて全く応援しない人…、いろいろだろうが、とりあえず韓国中に「気」が満ちるのだ。


[東亞日報](日本語版 6月13日)<社説>「米国が教育、医療市場の開放を求めない理由」。
[ http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2006061355828 ]
[ニューシス](6月12日)「韓米FTAに反対する文化祭とワールドカップ野外応援戦」の記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=12&articleid=2006061217010115080&newssetid=470 ]
[カルチャーニュース](6月7日)東亞日報社前で行われた文化祭イヴェントの記事。
[ http://www.kafai.or.kr/asapro/board/show.htm?bn=screenquota&fmlid=91&pkid=163 ]
[香港明報](6月2日)「親切なクムジャさん」のテレビ放映の告知記事。
[ http://hk.news.yahoo.com/060601/12/1odeg.html ]
[ジョイニュース24](5月25日)リュウ・スンワン監督の打ち明け話。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&newssetid=746&articleid=20060525190841294c4 ]

  キム・ギドク監督の新作「時間」が8月に韓国国内で封切られることが決まった。[ニュースワイア](8月9日)によれば、国内封切り可否が不透明だった「時間」の国内版権を映画社『スポンジ』が購入することで封切りが決まった。『スポンジ』は、作品性が保障された芸術映画や小さいけれど輝く映画を掘り出して封切りさせることで国内芸術映画市場形成に努力して来た映画輸入配給社で、今度は国内監督の映画を輸入する格別の決定で新しい試みに先鞭をつけることになった。

  4月に[シネ21]に映画評論家チョン・ソンギル氏がレビューを書き、5月25日に国内唯一の上映会、さらに封切り実現一万人署名運動、そして今回の『スポンジ』による映画の輸入と、いわばトントン拍子で封切りが実現されることになった。キム・ギドク監督の話の通り、映画を「輸入する」かたちで決着がついたようだ。『スポンジ』は日本映画「メゾン・ド・ヒミコ」を輸入して配給した会社だ。商業性一本槍の監督はともかく、商業性を失わないように作家性を追求している<ムラ>の監督たちにしてみれば鼻白む展開かもしれない。韓国映画のねじ曲げられたグローバル化、などとひんしゅくを買うかもしれない。また、あんまり観客は動員できないだろう。ともあれ、とりあえず今年中に公開されることになって慶賀の至りである。これでDVDの発売時期も早まると思う。ただし、韓国製になるかどうかは微妙な ところである。まあ、詳細がわかるまでさらに貯金を上積みして、二泊三日ぐらいで是非とも見に出かけたい。

  キム・ギドク監督の昨年の映画「弓」の方は、’晩夏公開’というチラシを入手したものの、具体的な日時は未定である。[ニュース・エン](6月5日)によれば、今月、6月18日から21日まで主演のハン・ヨルムが東京に来て、映画のプロモーションを行う。「劇場舞台あいさつと言論インタビュー、観客との対話が予定されている」。ただし、「キム・ギドク監督はもう日本を訪問した事があって今度の日本プロモーションにはハン・ヨルムだけが参加する予定だ」そうだ。これは今年の3月に監督が来日してマスコミ向けに映画「弓」のプロモーションをしたことを指しているのだろうか。いずれにしても、このプロモーションは見に行かなければならない。

  <余計な話題>
  キム・キドク監督がドイツの新聞<世界(Die Welt)>のインタビューに答えたことを紹介する記事があった。[ヘラルド経済](6月7日)によれば、「韓国サッカー代表チームがワールドカップ決勝に進出するしかない理由」なるものを答えて曰く、「韓国の選手たちはお母さんからおびただしい力を得る。親孝行な息子である彼らはお母さんの期待を忘れないだろう」。そして、お母さんの力と共にキム監督が考えている”必勝カード”は孫子兵法、テコンドーなど東洋的知略だそうだ。「敵を知り己を知らば百戦百勝である。したがって(外国人監督に率いられた)韓国チームは特にヨーロッパチームに強い」のだそうだ。監督は、「韓国の選手たちはテコンドーを学んで血の中に正確性とスタミナが内在している」とし、特に太極戦士の’テレパシー’とレッドデビルスの’気’のような韓国サッカーだけのアイデンティティも別の原動力なのだと指摘した。さらに、2002年韓日ワールドカップ当時のレッドデビルスの応援を思い起して、「韓国サッカーファンの’気’がドイツの競技場をぎっしりと満たすでしょう。これによって韓国選手たちはホームで競技する感じを持つでしょう」と力説したのだそうだ。

  キム・ギドク監督によれば、「韓国選手たちはテレパシーで繋がれて」いて、そのパスは「魔術的な力が導くように行動してほとんど大部分成功する」のだそうだが、これは贔屓の引き倒しに近い話ではないか。うーむ、大丈夫か。「テレパシー・サッカー」なんて聞いたことがないぞ。いくら映画の話ではないにせよ、こういうことを平気で語るから<ムラ>の映画人から疎んじられるのではないか。いや、疎んじられているかどうかきちんと確かめたわけではないが、やっぱり大概の人は引いてしまうだろう。しかし、韓国サッカーの原動力の第一に「お母さんの力」を挙げているのは興味深い。お母さんのいない選手はどうするんだ、などと野暮な突っ込みは入れず、母性原理をヒントにしてキム・ギドクの映画を見直してみたくなる。やはりこの監督はいろいろな意味で韓国映画の伝統を生きているのだと思う。早速、映画「悪い女(青い大門)」あたりを見ることにした。


[ニュースワイア](6月9日)映画「時間」の8月公開を報じた記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20060609174013967b3&newssetid=83 ]
[ヘラルド経済](6月7日)ドイツの新聞のインタビューを紹介した記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=17&articleid=2006060713564445184&newssetid=84 ]
[ニュース・エン](6月5日)ハン・ヨルムの来日プロモーションの記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20060605091557538e7&newssetid=83 ]
[シネクリックアジア]の映画「時間」のトレイラーのページ。残念ながら見られなかった。
[ http://www.cineclickasia.com/newsletter/news2006/ntime_320X240_300k.wmv ]

  <ピョンテク文化フェスティバル>
  [韓国映画人会議]ホームページの告知によれば、6月7日、ソウル光化門の東亞日報社前で「ピョンテク、野が泣く6/7文化フェスティバル」という集会が開かれる。4月15日に行われた大規模集会は金日成の誕生日に合わせた南北統一行動だと思うが、6月7日は何の日だろう。文化連帯、民主労動党文化芸術委員会、民主労総文化メディア室、スクリーンクオータ文化連帯、韓国映画人会議、韓国独立映画協会その他23団体の共同主催である。ピョンテク米軍基地移転反対汎国民対策委員会、韓米FTA阻止汎国民運動本部が共同後援をしている。プレシアンやカルチャーニュースなど6社が言論後援、四季出版社、実践文学など14社が出版後援とのこと。さらに、全国教職員労組、全国公務員労組など5団体が特別協賛である。この告知には共同後援の2つの「汎国民」組織を除くと合計48団体/法人の名前が出ている。

  おや、全農はどうしたんだろう。農畜産対策委員会というのが出てくるのでこれかな。いずれにしてもこれらの団体/法人が、民主労総や民主労働党の息のかかった反ピョンテク及び反FTA「汎国民闘争」の核心勢力なのであろう。ただし、[聯合ニュース](6月4日)の告知記事だとイヴェントの名称が「ピョンテク米軍基地拡張反対と韓米FTA反対文化フェスティバルコンサート」になっている。また、「文化侵略阻止及びスクリーンクオータ死守映画人協会」という名前が出てくる。「対策委員会」ではなく「協会」である。まさか分派したわけでは…、よくわからない。

  まあ、とりあえず文化祭である。[韓国映画人会議]の告知によれば、午後2時から7時まで<文化露店市場>なる企画が行われ、「展示」及び「文化広場」にそれぞれ7つのイヴェントが設定されている。韓国映画人会議主催で午後5時から映画人ファンサイン会というのが「文化広場」に含まれている。[聯合ニュース]によれば、闘う映画俳優チェ・ミンシクや筋金入りの民主労働党員ポン・ジュノ監督その他が参加する。こういうサイン会は、文化…だな、やっぱり。

  で、午後7時半から10時まで続く<コンサート>にもチェ・ミンシクの名前が出ている。これの出演者として、自分の知らない歌手の名前に混じってユン・ドヒョン・バンドの名前があった。セゾン文化会館ソウル市芸術団やピョンテク テチュリ里の住民たちも参加するようだ。歌や踊りで盛り上げるのだろう。<コンサート>には「詩朗読」、「映像」、「風物」というサブメニューも含まれている。「映像」では、韓米FTA阻止独立映画実践団映画人対策委が作った『韓米FTA、真実と嘘』という、おそらくは映画が上映されるようだ。この映画はだいぶ前の告知では『韓米FTAの秘密と嘘』という題名であった。

  イヴェントの趣意文はピョンテクで軍人と機動隊の無慈悲な行政代執行によって踏みにじられた農民たちの悲劇について触れ、「アメリカは北東アジアに向けた軍事的拠点としてピョンテクを選択し、韓国を経済的・社会的・文化的拠点にするために韓米FTAを持って来たのです。これが妥結されれば農民350万人の半分が農村を捨てなければならないし、文化・環境・保健・福祉など実に韓国を丸ごとアメリカ巨大資本に渡してやらなければなりません」と説く。いつもの話である。

  ピョンテクと韓米FTAがこのまま推移すれば(自動車産業やIT産業等は一応除いて)韓国は完全に米国の支配下に置かれてしまうのである。(たとえ去年引っ越してきた者が含まれているとしても)ピョンテクの無辜なる農民や住民にとっては個人的な悲劇であり、(もともと韓国が米国に持ちかけた話だし、他の多くの国ともFTA交渉をしているとしても)韓国国民にとっては国民全体の悲劇である暴挙がたった今進行中なのである。阻止せよ!完全に粉砕せよ! …やれやれ、( )内はもちろん趣意文では言及されていない。こちらで勝手に追加した。で、「政府と言論は”一部反米主義者、常にアンチだけである運動圏たちの反発”くらいに事態を歪曲縮小して、時代的真実を孤立させようとしています」という嘆きも書かれている。ただし、『何が正しいか、真実は時間が経てば自ずとわかります』なんていう悠長な言葉は見つからない。趣意文は切迫感に満ちている。事態の深刻さに国民が気づかなければならない、というわけだ。

  相変わらずとんがってるなあ。もうこうなると「汎国民」の闘争ではなくて「恨国民」になっているような感じだ。ともあれ、文化祭にユン・ドヒョン・バンドが参加しているのが意外だった。いつだったか、今度のワールドカップがらみで文化連帯に批判され、文化連帯と所属事務所が険悪な状態になったことがあったからだ。ユン・ドヒョン自身は進歩でも保守でもなく、我が道を行っているようにみえたが…。ということで、文化連帯のホームページを見たら以前の所属事務所攻撃声明が消えていた。たぶんサイトを再構築したのだろうと思うが、よくわからない。その代わり、面白い話が出てきた。

  <反ワールドカップ宣言>
  [聯合ニュース](6月4日)によれば、文化連帯に所属する市民団体の活動家100人余りが「反ワールドカップ・ゲリラ行動」というのを始めるそうだ。「ワールドカップの熱風と商業主義が結合しながら、早急に解決しなければならない深刻な社会問題を覆ってしまっている。(そこで)ワールドカップの弊害を告発するステッカー(横5cm×縦7.5cm)をソウル市内あちこちに設置されたワールドカップ関連造形物に附着するなど反ワールドカップ・ゲリラ作戦を行う」という宣言が6月4日に出た。そして、「ワールドカップの熱風が吹きながら、ピョンテクのデモがニュースで消えてから久しくなったし、私たちの生を根こそぎ変えるかも知れない韓米自由貿易協定(FTA)が真摯な悩みなしに進行されている。ゲリラ行動はワールドカップの熱気で狂ってしまった私たちの姿を振り返ろうということだ」と主旨を説明した。この文化連帯にはスクリーンクオータ文化連帯も所属しているはずなので、ちょっと気になる。

  12000枚製作したステッカーには『大韓民国には今ワールドカップよりもっと重要なことが本当にないんですか』、『ワールドカップを見に家を出た政治的理性を捜します』、『私の熱情を利用しようとする君のワールドカップに反対する』などの文言が書かれているという。そして、深夜から夜明けの時間に光化門と清渓広場、ソウル広場などに建てられたワールドカップ関連造形物と市民の往来が集中する場所に奇襲的にステッカーを貼るゲリラ作戦を行う計画なのだそうだ。そういえば、上の文化祭の「文化広場」に「韓米FTA反対文化芸術ゲリラバス」(文化連帯)というのがあった。これに使うのか。でも、場所と時間を公言してゲリラ作戦になるのだろうか。これ、ワールドカップを応援する人たちを挑発してニュースネタにしようという作戦かなあ。

  12000枚も用意したのは、すぐに剥がされることを想定しているのだろうか。すぐ剥がれるゲル状の糊を使って…いや、そんなんじゃないだろう。べたべた貼るわけだ。剥がせばゴミになるし、人様の迷惑になると思う。遠回しなようで押しつけがましい文言は反感を買うかもしれない。全く無視されるかもしれない。活動家の中には家族持ちの方もいらっしゃると思うが、どうみてもこれは学生運動のノリである。スプレー塗料で道路や壁にスローガンを書くのよりは少しマシな程度だ。でも、公衆電話ボックスとか街路灯の支柱とか、あちこち貼るのかなあ。道路には…貼っても無駄か。

  うーむ。この人たちのやろうとしていることはまるで「反国民」闘争みたいだ。これまでの運動の景気の悪さで相当クサっているようだ。地方選挙の結果もひどかった。愚昧な大衆の「政治的理性」が歯がゆくてしょうがないんだろう。しかし、本当の運動はそこから始まる。もし「革命」ではなく「改革」を目指すなら、理念優先で何でも敵と味方に分け、非妥協的に自分たちの考えをゴリ押しするだけでは誰もついてこない。運動の真の前衛たらんとするなら、そこのところを批判的に考察するべきだ。「革命」のつもりなら話は別だが。…まあ、そんなことは百も承知でしょうね。

  <FTA一次交渉阻止決議大会>
  ところで、昨日(6月3日)、南山道でユニセフ主催により「愛の素足で歩く大会」が行われている頃、宗廟公園では国民運動本部が「韓米FTA一次交渉阻止決議大会」という集会を開いた。ただし、警察発表によれば1300人しか集まらなかった。この団体はその後デモ行進に移り、光化門の東亜日報社の前に着くと「ピョンテク米軍基地拡張阻止」のキャンドル集会に変身した。反ピョンテクも反FTAも闘争の母体はだいたい同じだから合理的である。米国ワシントンの反FTAデモに実働部隊を派遣しているので手不足なのだろう。米国への圧力が地道なロビー活動ではなくストリートパフォーマンスというのもお国のやり方を貫徹していて微笑ましい。この日の終わり方は7日の文化祭の前哨戦ということもあるのかもしれない。

  [oh my news](6月4日)の報告によれば上の「決議大会」には1500人が参加した。映画俳優チェ・ミンシクも登場して現政権の批判を痛烈に行った。この人、最近は映画俳優より人寄せ…、いや、進歩派活動家の方に専念しているようだ。いつだったか、今年のカンヌ映画祭でポン・ジュノ監督らとスクリーンクオータ死守の沈黙デモを行い、カンヌ映画祭の取締役会から支持を取り付けて帰国した。向こうの取締役会は韓国映画界に精通しているのか、反ハリウッドの立場からそうなったのか、よくわからない。いずれにしても韓国の左寄りの言論は鬼の首でも取ったようにカンヌ、カンヌとじゃんじゃん報道していた。まあ、韓国国内向けには一応ニュースネタを提供して、遠征の成果はあったわけだ。たしか、チェ・ミンシクは演技者組合の代表だったと思うが、いまや韓国の進歩派勢力の顔として反体制左翼運動の最前線で闘っている。これが、いつまで続くのだろう。韓米FTAの大勢が決まる来年春までごりごり行くのか。あるいは、ピョンテクが泥沼状態だから来年末の大統領選挙までこの調子で行くのかもしれない。


[oh my news](6月4日)『FTAは韓米奴隷条約で第二の韓日併合』という記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&newssetid=746&articleid=2006060415053975524 ]
[聯合ニュース](6月4日)ピョンテク6/7文化フェスティバルの短い告知。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&newssetid=746&articleid=2006060409011382501 ]
[聯合ニュース](6月4日)反ワールドカップ宣言の記事。
[ http://www.yonhapnews.co.kr/news/20060604/820200000020060604050120K7.html ]
[東亞日報](6月3日)ソウル都心で行われた各種デモの記事。
[ http://www.donga.com/fbin/output?f=total&n=200606030205&top20=1 ]
[韓国映画人会議]ピョンテク6/7文化フェスティバルの長い告知。
[ http://www.kafai.or.kr/asapro/board/show.htm?bn=screenquota&fmlid=91&pkid=162 ]

  昨日(5月31日)、韓国で第4回地方選挙が行われた。[聯合ニュース](6月1日)その他によれば、投票には全有権者37064282人のうち19000091人が参加、51.3%の投票率を記録したと暫定集計された。これは去る2002年第3回地方選挙の投票率48.9%に比べて2.4ポイント高い数値で、第1回(68.4%)、第2回(52.7%)に続き3番目に高い数値だ。天気もよかったし、思ったより高い投票率である。映画人もこぞって投票に行ったのだろう。

  映画人の支持する民主労動党は今度の地方選挙で、△広域団体長 1人当選 △地方自治体長5人当選 △広域・基礎議員300人当選 △政党得票率 15%などを目標として設定した。チョン・ヨンセ選挙対策委員長は、選挙の追いこみの時には、「政党得票率は20%まで欲張りたい」と言ったりした。ところがその結果は、2000年以後の地方選挙と総選挙でずっと上昇傾向を続けて来た比例代表政党得票率が初めて足踏みをした。政党得票率は10%そこそこであった。前回の選挙で2人の地方自治体長を出した「労働者の都市」ウルサン(蔚山)でも支持勢力の退潮が著しく、両方とも手放した。結局、上の△マークの目標はすべて達成できなかった[ハンギョレ新聞](5月31日)。

  3000件ほど選挙違反が出ており、当選失効の候補者が多数出ると予想されているが、[聯合ニュース](6月1日)などを見るとこの選挙はハンナラ党の圧倒的勝利に終わったようだ。民主労働党幹部は、「この結果が地域主義による政治の現状を反映するようで切ない。腐敗政党なのが明らかなハンナラ党の圧勝は地方自治の未来を暗くする」と語った[ハンギョレ新聞](前掲記事)。…あれれ、大丈夫なのかな。全く情勢判断が甘かったのに、批判的に現状を分析する姿勢がない。「地域主義」や「腐敗政党」という点について、有権者は百も承知で選択したのだ。「地域主義」や「腐敗政党」を支持したというより、進歩派政党には任せられないと判断したのだ。清濁併せ呑めとは言わないが、口先だけのきれい事ではだめだという審判だ。

  ソウル市では29日、光化門にある「文化侵略阻止及びスクリーンクオータ死守映画人対策委員会(映画人対策委)」の座り込み団結テントに30代の若い市長候補キム・ジョンチョル氏が遊説に訪れた。映画人対策委のヤン・ギファン代表は、「行事があるたびに映画人たちをコンパニオンに立てて”韓流の主役”とおだてた政治圏が、スクリーンクオータ縮小阻止運動を始めると”集団利己主義”と言いながら石を投げる姿を見た。映画人たちは最近の経験を通じて政治圏の仕打ちから”一喜一憂”を皆経験した。いざ難しい状況になると映画人たちのそばには誰もいなかった。困難な時の友達が本当の友達ではないか」とスクリーンクオータ縮小阻止運動に対する政治圏の関心を促した[ノーカットニュース](5月30日)。

  うーむ。悲壮感いっぱいの泣訴である。でも、民主労働党の候補にそんなことを言っても猿芝居にしか見えないなあ。映画人対策委はそもそもの初めから民主労総−民主労働党のパラダイムの中で反対闘争をしてきたわけだし、他の政党はこの組織を既成政党の下部組織としか見ていない。結局は一般大衆の多くからもそう見られたのだ。政治家がスターの1人デモを見て「愛国心に溢れた俳優たちがなぜ外車に乗るのか」と言ったことが石を投げたことになるのかどうかわからないが、いわば政治圏に取り込まれていたのだから泣き言を言ってもダメだ。ソウル市長選挙の結果、民主労働党のキム・ジョンチョル氏は3%程度の得票しか得られなかった。本気で泣き言を言って訴えるなら他の政治家だろう。それも、民主労総−民主労働党のパラダイムをはずれないように泣かなければならない。へたをすると「変節漢」扱いされる。現在、映画人対策委にもしジレンマがあるとしたら、そのあたりではないか。5月初めにこのテントをキム・ミョンゴン文化観光部長官が訪ねて膝詰めで意見交換した。その後、長官主催で一席設けて懇談会を開いたりした。しかし映画人側の対応は非妥協的で議論は平行線だったようだ。

  今回の選挙で民主労働党の支持率が頭打ちになり、低落に転じつつあるのは当然の成り行きであろう。二極化だ崖っぷちだと貧富の差をアジることにのみ専念し、現実味のある改善策を出してはいない。その間、昨年の香港WTO反対闘争−韓米FTA反対闘争−ピョンテク米軍基地移転反対闘争等々、労働圏の民主労総と政治圏の民主労働党がやってきたことを多くの国民は支持していないのだ。彼らの行動は支持できないものとして受けとめられたのだ。二言目には労働者と大衆のために…と叫びながら、その実態は民主化闘争が盛んだった頃の「理念」にこだわり、「大衆」を忘れたように見える政党を誰が支持するだろう。結局、この政党もどっかの国の某政党みたいにいずれは万年野党になるのだろう。そして、「何が正しいかは時間が経てばわかります」と小唄を歌い続ける。…しかし、そういう政党は絶対必要だし、そういう立場がないとこの夜は闇だ。自分はこの政党を支持しないが、一定の立場は確保し続けてほしい。とりあえず映画界の味方ということになっているし、その映画界で生きる人々がいる。

  この政党の支持基盤であるいわゆる「知識人」たちは、愚昧な大衆の選択に憤りを感じているのだろうか。同じく選良意識の強い映画人たちも、この選挙の結果に慨嘆し恨(ハン)を積もらせているのだろうか。「このままでは文化の公共性と多様性は失われ、私たちは文化難民になってしまう。ヒューマニズムはどこへいくのか…」


[聯合ニュース](6月1日)6月1日未明の段階での選挙総括。
[ http://www.yonhapnews.co.kr/news/20060601/830100000020060601014104K3.html ]
[朝鮮日報](6月1日)民主労働党のウルサンでの敗北を伝える記事([聯合ニュース])。
[ http://www.chosun.com/politics/news/200606/200606010136.html ]
[東亞日報](日本語版6月1日)5月31日午後10時現在での選挙総括。
[ http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=050000&biid=2006060185518 ]
[ハンギョレ新聞](5月31日)民主労働党の「落胆」を伝える記事。
[ http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/128414.html ]
[ノーカットニュース](5月30日)民主労働党ソウル市長候補が映画人のテントを訪ねたことを報じた記事。
[ http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=3&articleid=2006053015531372470&newssetid=1002 ]

  キム・ギドク監督の映画「時間」の試写会はどうだったのかと記事を調べてみた。27日夜の段階で記事をじゃんじゃん配信していたのは[聯合ニュース]だった。かなり多い。そしてここの記事が[朝鮮日報][東亞日報][中央日報]に配信されている。[ヘラルド経済]なども試写会の記事を配信した。面白いのは映画雑誌での扱いだ。[シネ21]は試写会をサンサンマダンと共に共催したので速報を出している。[マックスムービー]は[聯合ニュース]の記事を流していた。[ムーヴィスト]も試写会に触れている。そして、いわゆる大所の雑誌サイトの中で、[フィルム2.0]だけは黙殺した。5月26日付の「週間映画界イシュー」で第41回カルロヴィヴァリ映画祭の開幕作になったことを伝えてはいるが、試写会には全く触れていない。これまでに見た記事から推して、[フィルム2.0]は運動圏出身の映画人の牙城という感触を持っている。ガチガチまではいかないにしてもカチカチぐらいの感じだ。韓国映画界のルールに従わないキム・ギドクの映画など歯牙にもかけない感じだ。ましてやこの映画は日本の資本で作られている。ただし、これはあくまでも個人的な感触である。ちょっと偏った見方かもしれないが、仕方ない。

  [ダウムネットカフェ]( http://cafe.daum.net/time10000 )というところで<映画「時間」公開一万人署名>という運動が始まった。曰く、「キム・ギドク監督が新作 『時間』の製作を完了しておいてから、封切り日を取っていないです。取る事ができないのではなく、取らないのです。理由は、これ以上大幅の赤字は手におえないということです。その心情、充分に理解はしますが、彼の映画を待つ私たちはどうしろというのでしょうか?」そして、発起人は先日の試写会の切符を運良く入手したが、結局見に行かなかった。「数ヶ月、あるいは何年も待ってTVを通じた上映とかDVDなどで見る手はあるが、劇場封切りのない映画配給はまだ時期尚早だと思います。その理由が配給システムの変化のためではなく、現システムに対する失望と放棄によることだからもっとそうです。ぜひともキム・ギドク監督の <時間> 封切りのための 1万人署名運動に同参してください。」という呼びかけである。署名するためにはダウムカフェに会員登録しなければならない。


  <余計な長話>
  [フィルム2.0]をパラパラ見ていたら、若手監督の集まり「ディレクターズカット」が[朝鮮日報]の名誉毀損を非難する声明が出たという記事があった。例の2月下旬のなつかしい話である。なんの気なしに見たら、ディレクターズカットのメンバーにキム・ギドクという名前がある。おやおや、同姓同名の人がいるのかと思って調べ直したが、キム・ギドクという名前がディレクターズカットと並んで出てくるのはさしあたりここだけだった。そもそも、2月27日のこの記事以降、上記のカルロヴィヴァリ映画祭の記事まで[フィルム2.0]でキム・ギドクの名前は出てこない。ここで、はたと思い当たったことがある。

  この非難声明が出される少し前に、スクリーンクオータ死守1人デモに出た評論家だかが、スクリーンクオータの有用性を説明する過程で、ヨーロッパにおける韓国文化紹介における韓国映画の意義について語った。そしてその例証としてフランスの映画雑誌でのアンケートに触れたのだ。韓国を想起させるものは何か、という質問に、一位キム・ギドク監督、二位イム・グォンテク監督、三位サムスンのAnycallという回答であった。この記事が出た後数日して俳優チェ・ミンシクあたりが「スクリーンクオータがなければキム・ギドクの映画もなかった」などとぬけぬけと語っていることが報じられて鼻白んだことを覚えている。

  それから少しして、上の[朝鮮日報]攻撃声明が出たのだ。ちょうどこの頃か、もう少し前か、[韓国映画人会議]のホームページに独立映画関連の記事が盛んに出るようになった。向こうの映画界の話はスクリーンクオータ関連の記事を中心に見ているが、昨年の夏から秋にかけて、向こうの運動圏の映画人たちのサイトに独立映画の[ど]の字も出ていなかった。それが今年に入り、一躍独立映画の守護神みたいに独立、独立と騒ぎ出している。

  そうこうするうちに、4月に第8回ソウル女性映画祭が開かれた。ソウル女性映画祭の唯一の競争部門である「アジア短編映画賞」部門には歴代最高の14ヶ国229編が応募して6ヶ国の19編が本選に進出した。なかなか盛り上がりを見せたのだ。ところが、この映画祭のことを[韓国映画人会議]は黙殺した。このサイトには[女性映画人の集まり]というリンクがある。そっちを見ても全く言及されていなかった。ソウル女性映画祭では33ヶ国の96編が100回にわたって上映された。海外からのゲスト20人余りが参加した今回の映画祭には観客3万3000人余りが参加したというのに…。<韓国映画人ムラ社会>の存在を強く意識し始めたのはこの頃からだ。

  韓国映画製作者協会やディレクターズカット、韓国映画産業労働組合、スクリーンクオータ文化連帯、映画振興委員会などを中心に、後に独立映画協会も加えて、民主労総−民主労働党を支持する映画人が一つのコミュニティを作っている。ディレクターズカットはさしずめオルグ集団とそのシンパの集まりである。以前はイ・スンゼ氏に<ムラ>を案内してもらい、今は<ムラ>から離れた<島>にいるキム・ギドク監督は、このコミュニティにとって異邦人だろう。

  そういえば、[フィルム2.0]はイ・ヨンエお気に入りの映画雑誌である。イ・ヨンエの数ある映画雑誌インタビューの中で最も興味深いもののいくつかは、こことのインタビューだった。安心してのびのび語っている感じだった。その後彼女が<ムラのお姫様>になったのは当然の成り行きであろう。



[聯合ニュース](5月27日)映画「時間」の記事。[東亞日報]、[中央日報]、[マックスムービー]配信。
http://www.yonhapnews.co.kr/news/20060527/091201000020060527054535K3.html
[聯合ニュース](5月26日)映画「時間」の記事。[朝鮮日報]配信
http://www.chosun.com/se/news/200605/200605260271.html
[ヘラルド経済](5月26日)映画「時間」の記事
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=63&newssetid=487&articleid=2006052614063318284
[マイデイリー](4月15日)第8回ソウル女性映画祭の記事。
http://www.mydaily.co.kr/news/read.html?newsid=200604151612181120


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