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報道などで新型インフルエンザがやたらと取り沙汰されているが、発生してもいないもの
に対策をとったり警告しているのは何故だろう?
そこで調べてみました。
※過去のパンデミック
1918年 スペインかぜ 世界的規模で4000万以上の犠牲者が出たとされる
1957年 アジア型
1968年 香港型(いわゆる香港かぜ)
1977年 ソ連型
過去にこれだけの大流行がある。もちろん多数の死者も。かぜと呼ばれていても実際はインフルエンザ、
昔は厳密に分けてなかったんだね。そしてこれらのインフルエンザウイルスはトリ由来であることが分かってきた。
※トリインフルエンザ(H5N1型)
1997年トリ由来の新型インフルエンザ(H5N1型ウイルス)がヒトに感染、死亡者を出して以降、
同型のウイルスが注目されるようになった。ヒトに感染しないとされているトリインフルエンザウイルス
は、ヒトにとって新種のウイルスであるため、トリからヒトへ感染した場合免疫機能が働かない。
H5N1型ウイルスは香港での発生以降、2008年現在時点では流行に至っていないものの、同型ウイルス
およびその亜種が強毒性を持ち致死率も高く、ウイルスの変異によってヒトに感染した場合パンデミック
(世界的大流行)が起きるのは時間的問題だと言われている。
トリインフルエンザは人に感染しないと言われてきた。しかし1997年香港で本来人間に感染することはない
とされていたH5N1型のトリインフルエンザが人間に感染した。このウイルスに18名が感染し、
うち6名が死亡した。この後も、何度か人間に対して感染が起こっており、ほぼ全てのケースにおいてトリと
物理的接触をしたことが確認されている(ニワトリ業者など日常的に鳥に接触している場合に限られる)
またヒトからヒトへの感染は確認されていない。
つまり?
だったらそんなに心配しなくていいんじゃないの?
ところがそうはいかない。過去のパンデミックがトリ由来のウイルスによって引き起こされている
事実。そもそもインフルエンザウイルスは増殖の過程で突然変異しやすいものであり、ヒトからヒト
への感染力を獲得する可能性は高い。突然変異でなくとも人間に感染したウイルスが体内で
ヒトインフルエンザウイルスと遺伝子再集合をした場合、高病原性を保持したまま人間同士での感染力
の高いウイルスが生まれる可能性がある。H5N1はそれまでの予想よりずっと危険なウイルスであることが
わかった。水鳥が高病原性H5N1株をニワトリ、カラス、ハトなどに伝染させていることが判明した。
さらにウイルス自体も哺乳類に対する感染力を強めていった。
2005年9月、トリインフルエンザのアウトブレイクにより500万から1億5000万の死者が出る可能性が
あることが発表された。 トリインフルエンザウイルスは進化を続け、パンデミックを起こすことが
予想されている。
フムフム、つまりまとめるとこうだ。トリインフルエンザ/新型インフルエンザの猛威は迫っていて、
いつ起きても不思議はなく致死率の高い大流行の可能性があるということだね。
確かに恐ろしい話しだが我々は今から心配しても仕方ない気がする。
もっとも関係機関には対策をとっておいてほしいけど。
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