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製作国:メキシコ/スペイン/アメリカ 2006年
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ、マリベル・ベルドゥ、セルジ・ロペス、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ、ダグ・ジョーンズ
ジャンル:ホラー/ファンタジー/ドラマ
製作費:約1900万ドル
興行収入:約3800万ドル
上映時間:119分
【解説・ストーリー】
「ヘルボーイ」「ブレイド2」の鬼才ギレルモ・デル・トロが描く辛口ダーク・ファンタジー。
カンヌ国際映画祭他、世界中の映画祭を席巻。アカデミー賞6部門にノミネートされ、撮影賞他
3部門を受賞する快挙。
1944年、スペイン。内戦で父を亡くした少女オフェリアは妊娠中の母親の再婚相手・ヴィダル
大尉のいる森の砦に連れて来られる。ヴィダルはレジスタンスを一掃しようとする独裁政権軍で、非情
かつ冷酷な男だった。本当の父でないヴィダルと住むことになったオフェリアは悲しさを募らせ、やが
て妖精やおとぎ話といった空想の世界へ引き込まれていく。ある夜、妖精がオフェリアの前に現れるの
だが・・・。
【感想】
「あまりにも残酷で悲しく、そして美しい幻想の世界」
うーんなんと悲しい映画なんだろうか・・・。ヘコみました。
印象としては「戦場のピアニスト」×ファンタジーといった感じです。
お子さま向きのファンタジーではありません。勘違いして観ると損した気分になるかもしれません
ね(苦笑)。
そこらにあるファンタジーとは一線を化していて怪物のようなキャラクターがいくつか出てきます。
ラビリンスは恐ろしくも美しい画を見せまくってくれました。特に、木の中に入った時の少女の
ショットが素晴らしい。
また、幻想の世界ではなく現実の世界では過酷な状況にいる少女。この絶望のいる少女のイマジネー
ションが悲しくも美しい衝撃のラストを印象深くしてくれました。
現実の世界はレジスタンスとの戦闘シーンも盛り込まれていて、実に重い。
暴力的な描写もかなりあるので、もうすでにお子様レベルではなくなって来ました(苦笑)。
じわじわと彼女の希望が奪われていき、最後はもう命をも狙われてしまうのです。
思えば、本当はこれは誰にでも願うことなのかも知れない。絶望の中に立たされ、生きる望みを失った
時、何を思うだろうか。少女は永遠の命を探したのだ。そう、彼女のイマジネーション、すなわち
幻想の世界。わたしがもし死の直面に瀕したらそうしたいと思いました。
少女は身長サイズが丁度よく感じました。可愛らしいという感じではないのですが。
あと、子守唄があまりにも悲しく響いてきました。これは本当にある子守唄なのでしょうか?
暗く、重いドラマですが、この美しい映画を観れて良かったと思います。
間違ってお子様と一緒には観ない方がいいと思います(苦笑)。 8点
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胸に重くのしかかるダークファンタジーでしたね。
映像が凄いだけに、余計きました。
TBさせてくださいね。
2008/4/3(木) 午後 10:54
レンタルリストに入れてあるのですけど、まだ届きません〜
やっぱり映像美は凄いのですねぇ。
早く観たいです^^
2008/4/4(金) 午前 10:23
この映画、全米で公開されたときに、ファンタジーと思って親子で観に行って子供向けの映画ではない!
って事になったらしいですよね。
あまりの重さに気持ちが沈みました。
私はオフェリアは、明るい幸せの王国に旅立ったのだと信じることにしました。
TBさせてくださいね。
2008/4/23(水) 午前 11:36 [ ake*omy*ujo*3 ]
何とも重く哀しいお話ですが、映画としてはとてもよく出来てましたよね。このダークファンタジーの映像には圧倒されるようでした。
TBさせてくださいね♪
2008/4/29(火) 午後 10:03
去年の映画のベスト3に入るキツイ映画でした。
あの子守唄がまだ耳に焼き付いてます。
こんな映画があるからこそまた劇場に行きたくなります
2008/6/21(土) 午前 0:11
悲しい話ですが、納得できる話でもありました。あれだけ辛い生活だと、永遠の生命を夢みるであろうというグレイヴさんの意見に賛成です。
以前は多分良い人まるだし?の役をやってたセルジ・ロペスが凶悪な男をやってたのも面白かったです。ラスト、コーションのトニー・レオンみたいな感じでしょうか。いい人の役ばかりやっていた人気俳優が悪役をやるとき、ほぼ良い映画ができる・・という例は枚挙にいとまがないような気がします。
2008/9/2(火) 午前 8:13 [ カール(カヲル32) ]
choroさん>とんでもなく遅くなってすみません・・・。「ダーク・ファンタジー」だとわたしは言ってきましたが、周りの人からは?でしょうね(笑)。でもこの表現しかできないのが辛いですね(苦笑)
2008/9/30(火) 午前 11:12
ミドリマンさん>今年観た中でも指折りの作品です。暗く、救いのない映画ですが、この映画の美しさは類を見ない輝きを放っていると思います。
2008/9/30(火) 午前 11:13
KAORUさん>あの悪人の人は善人役が多かったんですか。意外ですね(苦笑)。今回は知らない俳優さんばかりでしたが、映像とストーリーにグイグイ引きこまれました☆
2008/9/30(火) 午前 11:16