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製作国:アメリカ 2007年
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン
ジャンル:ドラマ/サスペンス/犯罪
製作費:約2500万ドル
興行収入:約7500万ドル
上映時間:122分
【解説・ストーリー】
本年度アカデミー賞8部門ノミネート、作品賞他4部門を制覇した戦慄のサスペンス・スリラー。
コーエン兄弟久々の会心作で前哨戦を圧勝。冷酷無比の殺人鬼演じるハビエル・バルデムが圧巻!
1980年(?)テキサス州。ルウェリン・モスは荒野でハンティング中に偶然にも銃撃戦が行われた
と見られる麻薬取引現場に辿り着く。そして発見したカバンには200万ドルの大金が詰められていた
。魔が差して持ち逃げしたモスだったが、冷酷無比の殺人鬼アントン・シガーに追われてしまう。
一方老保安官のエド・トム・ベルが事件現場を訪れ、捜査を進めていくのだが・・・。
【感想】
「アントン・シガーはレクターを凌駕した!!」
もう何ヶ月更新してないのでしょうか(笑)。死んだようでまだわたしは生きてました(苦笑)。
ここ最近はあまり映画を観る気になれなくてほとんど観てませんでした。が、「ノーカントリー」
は衝撃的だったので急遽書くことに(苦笑)。
昨年の「ディパーテッド」同様、オスカーとは程遠い内容ですね(笑)。
思った以上に血がピュンピュン飛ぶ飛ぶ(苦笑)。
本作はとにかくハビエル・バルデムです。怖すぎでしょうこの人。。。
アントン・シガーのことです。どこを見てるのかわからない、まるで死神です。
見た者は死ぬ、というくらい冷血で残酷。このキョーレツさが映画を支配しています。
ガスボンベのようなものを持ち歩き、一瞬で殺害しまくる。表情はない。ナチュラル・ボーン・キラー
ズだ。(ナチュラル・ボーン・キラーズ主演ウッディ・ハレルソンが出演しているのは偶然ではない
だろう)。
音楽をほとんど流さないところがツボ。突如襲い掛かる恐怖に心臓を握り潰されるほどの衝撃が
走ります。シーンとした静寂からいきなり「ドカン!」ですもん。びっくりです(苦笑)。
コーエン兄弟は苦手と前にブログで書きましたが、「なんだ、こういう映画も撮れるんじゃん」って
感心しました。ところどころにブラックさが見えるのが彼ららしいとこですね☆
基本は殺人鬼と金を盗んだ者の追いかけっこだが、殺人鬼の執拗さがスリリング感を盛り上げます。
ただ、この映画商業的な匂いがほとんど感じられない。と思ったのは私だけですかね?
コーエン兄弟はこの映画で理不尽さを嘆いているのだと思う。それはラスト間際の缶コーヒー「ボス」
のセリフに集約されているのだろう。ファンタジックな話で抽象的なのだが、遠まわしにメッセージ
を発しているように思えます。
役者が素晴らしい。やはりハビエル・バルデム。彼に尽きる。彼演じるアントン・シガーがあまりに
も強烈な印象を残す。。。 7・5点
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キョーレツな映画でしたよね。
コーエン兄弟の映画って、大体マイナーだと思っていたのですが、質は高いと思います(^。^;;
TBさせてくださいね。
2008/8/8(金) 午後 1:48