|
<ノーベル文学賞>イラク戦争主導国を批判 授賞式演説判明
【ロンドン山科武司】今年のノーベル文学賞を受賞した英国の劇作家、
ハロルド・ピンター氏(75)が今月10日のノーベル賞授賞式で、
イラク戦争を主導したブッシュ米大統領、ブレア英首相を
「膨大なうそのつづれ織りをつむいでいる」と手厳しく批判する
異例の演説を行うことが7日分かった。
BBCなどが報じた。
ピンター氏は現在入院中で授賞式には出席できず、
式で流す演説をあらかじめ録音した。
演説でピンター氏は
「大量破壊兵器を所有しているとしてイラク侵略を正当化した米国は間違っていた」
と指摘。
「第二次世界大戦後、世界に善きことであるかのように装って米国が武力行使し、
世界を欺いた例は枚挙にいとまがない」と、米国を批判した。
イラク戦争で米国を支持した英国についても
「(米国に)付き従ってメエメエ鳴くだけの哀れな子羊」と皮肉。
「社会の真の姿を明らかにすることを我々市民はひるんではならない」と訴えた。
ピンター氏はイラク戦争中にも米英を批判し、
ブレア英首相辞任を求める運動に参加した。
(毎日新聞) - 12月8日10時33分更新
* - * - * - * - *
「イラク戦争は国家テロ」 ノーベル文学賞のピンター氏
スウェーデン・アカデミーで7日、今年のノーベル文学賞に選ばれた英国の劇作家、
ハロルド・ピンター氏(75)の受賞を記念する講演がビデオ映像で流された。
同氏はイラク戦争を「露骨な国家テロ」と糾弾、
その首謀者としてブッシュ米大統領とブレア英首相を「戦争犯罪人」として訴追するよう訴えた。
同氏はがんを患って入院しており、10日にストックホルムで行われる授賞式は欠席する。
ピンター氏は車いすに座りながら、「芸術、真実、政治」というテーマで講演した。
イラク戦争の根拠とされた旧フセイン政権の大量破壊兵器の保有疑惑について
「真実ではなかった」と批判。
ブッシュ大統領とブレア首相は大量殺人を主導したとして、
国際刑事裁判所(ICC)に訴追するよう呼びかけた。
そして米国はICCの設立条約を批准していないことに触れ、
「ブッシュ(大統領)は抜け目がない」と皮肉った。
英国の外交姿勢を「米国追随」とこき下ろし、ICCがブレア首相を訴追しやすいよう、
「住所はロンドン、ダウニング街10番地」と伝えるユーモアもにじませた。
asahi.com 2005年12月08日17時56分
──≪引用ここまで≫──
イギリスが「メエメエ鳴くだけの哀れな子羊」ならば、
日本は「クーンクーンと鼻を鳴らし尻尾を振るだけの頼りない子犬」といったところか。
|