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社民党は“改憲阻止”とは言いながらも地方では“馴れ合い与党”の一角を形成しているから、 |
憲法・教基法改定
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3月4日(土) 小淵沢で「九条の会」が発足して、その記念講演会があったので出かけた。お話は一橋大学社会学部長の渡辺治先生。 憲法9条の改正は本当に必要か?と題した講演の中で、いくつか溜飲の下がった言葉を見つけた。 1.9条は現実と乖離してしまっているから変えようという意見に対して、、、 なぜ憲法を現実に近づけようとするのか、 元々憲法と現実はピタリ一致していない。だからこそ憲法が必要で、番人になっている。
たとえば25条生存権「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」もまた、こうして憲法で規定されていないと絶えず脅かされていないだろうか。社会格差による不平等は目の前の問題だ。
2.9条は現実と乖離してしまって役立っていないという意見に対して、、、日本の非戦の歴史60年は大したものだ。今や国民の75%が戦争を知らない人というが、それはそのまま日本の非戦状態の長さを現している。 戦争体験学習会のようなのがあるのは世界で日本ぐらいだろう。他の国は学習などしなくても目の前で起きている現実なのだ。
3.20世紀のアジアでの戦争を一覧にしたとき、1945年を境に前と後でくっきりと分岐している。前は日本が主導した戦争であり、後はアメリカが先導した戦争だ。これを見る限り日本に9条があってもアジアの戦争被害は続いている。しかしもし9条がなかったならば、戦争被害はさらに大きかっただろう。これからはアジア諸国に9条の持つ理想を広めていくことが課題である。
4.なぜ東西冷戦時代が終わった後になって、仮想敵国論が勢いづき改憲されようとするのか? 冷戦が終わって自由市場圏が一気に拡大し、各国大企業が大もうけを狙ってなだれ込んだ。グローバル企業が自由に安全に経済活動をするには、背後でそれを守る世界の警察が必要になる。その秩序維持の分担をアメリカが以前に増して圧力をかけてきた。 5.昨年10月に発表された自民党新憲法草案は、9条と96条に焦点を絞った、まさに改憲本気草案である。その他事項のごちそうはあとからゆっくりいただこうと思っている。 渡辺先生は、初め観客席からお見受けしたところやっと40代かと思われるくらいで、声も張りがあって通りがよく滑舌がよく、何よりお話がわかりやすくて一気に聞いてしまった。お若い学部長先生だなと思っていたら、話半ばで1947年生まれの団塊世代とおっしゃってびっくり。七三分けの黒髪豊かなトラッドな装いで、お話もさることながら外見も強印象を残して帰京されました。
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憲法9条を「東北アジアの紛争予防装置」と位置付ける─。 |
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「うーん、本当かしら……。」 |

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教育基本法改定を志す方々の基本的な考え方は述べました。
さらに、最近の教育についてのいろいろな方々の発言を聞くと、「教育にも競争原理を」導入すべきだとの発言がよく聞かれます。これも実に問題発言ですね。「教育は人格の完成を目指して」行われるべきものだと基本法には書かれています。 競争原理を導入して、早い段階で1%のエリートと99%の非エリートに区分けする。 できる(ペーパーテストが)子はもっとできるように、できない子はそれなりに、というわけです。 元文化庁長官の三浦朱門氏が教育課程審議会の会長だったとき、「ゆとり教育」を導入したわけですが、今となっては不人気の「ゆとり教育」、いつの間にか文科相は反省の弁もなく撤回しました。三浦氏は「ゆとり教育」について次のように発言されています。 「できん者はできんままで結構。戦後50年、落ちこぼれの底辺を上げることにばかり注いできた労力を、できる者を限りなくのばすことに振り向ける。100人に一人でいい、やがて彼らが国を引っ張っていきます。限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養ってもらえばいいんです。(中略)それが”ゆとり”教育の本当の目的。エリート教育とは言いにくい時代だから、回りくどく言っただけの話だ」(斉藤貴男著『機会不均等』文春文庫) この話がさらに発展すると、江崎玲於奈氏(森首相の私的諮問機関である教育改革国民会議座長)の話になります。 「ある種の能力が備わっていない者が、いくらやってもねえ。いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの子供の遺伝子情報に見合った教育をしていく形になりますよ」(同書) こういう方々が教育について話をしているわけだから、教育基本法なんて関係ないですね。「人格の完成」なんて関係ないですから。 最近の子どもたちは問題が多いとおっしゃる方々は、「人格の完成」を問題とはしないで、競争原理を導入して早期選別を行う。さらに時代が進めば、競争するまでもなく遺伝子情報で選別する。教育という名の下で階級を作り出す。 こんなことが子ども一人ひとりの発達を促すこととは無縁です。この思想からは、障害者は問題外ということでしょうか。だから「自立」支援法なんて作れるのでしょう。
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