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世界遺産に指定されている カレル橋でございます。
ヴルタバ河にかかる最も古い橋で、
旧市街とプラハ城を繋ぐように掛かっています。
もともと「石の橋」と呼ばれていたこの橋は、
1357年にカレル4世の命により建設が開始、
全ての建設が終わったのは約60年後 1402年
ヴァーツラフ4世の時代でした。
橋門塔は、装飾も全て建設当時のものですが、
橋の欄干の上には30体もの聖人の像。
こちらは17世紀から20世紀に掛けて次々に取り付けられていった物だそうです。
中でも有名なのは、殉教者 聖ヤン・ネポムツキー の像
宮廷の司祭で、ヴァーツラフ4世のソフィア王妃の聴罪師だったが
王妃のざんげ内容をヴァーツラフ王に話すのを拒否した為
王の怒りを買い、手足に錘をつけられて、この橋から河に投げこまれた。
その時、5つの星が彼の昇天を祝福した。
と言う言い伝えがあり、以来、この像に触れると願いがかなうと言われています。
この日も大勢の人々が、列を作り、像に触れていました。
皆が触れるので、像の下部がてかてかに光ってます。
さて、このカレル橋にもいくつかの逸話があります。
洪水にも耐えられるようにと、職人達はモルタルに卵を混ぜる事を考え付きました。
そこで国中の至る所から、卵を積んだ荷馬車がやって来るようになったのですが、
ある日、ベルバリという町から来た荷馬車には、
途中で割れないようにと、固ゆで卵が積まれていて、
国中の笑いの種となりました。
また、
旧市街側の橋門塔には、見せしめに旧市街広場で処刑された12人の頭が
10年間掲げられていました。
今も、時々夜中になると、この不運な12人の幽霊の、
陰鬱な声が聞こえてくるとか・・
カレル橋の上には、伝説の王 ブルンツビークの像も建っています。
彼は、その波乱万丈の旅の途中でライオンと知り合い、
龍やその他様々な怪物を相手に共に戦い、
1度ならず互いの命を救い合うまでの仲になりました。
王は旅の終わりに奇跡の剣を手に入れ、この剣で敵の首を
次々ち切り落とします。
今この剣は、カレル橋の中に埋められており、
チェコ人に民族の危機が訪れた時、再び
その威力を発揮するといわれています。
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