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ハロウィーン関係のお話を
まず、初めに
ドイツにハロウィーンの習慣はありません
日本と同じように、最近になって取り入れられるようになった物です。
ハロウィーンとは、アイルランドが起源となっているアメリカのお祭りです。
古代ケルト人が行っていた宗教的行事が
9世紀、大量にアメリカに渡ったアイルランド人によってアメリカに伝えられ
アメリカ独自のスタイルに出来上がったのが、現在のハロウィーンです。
ヨーロッパのキリスト教では、11月1日に万聖節という亡くなった聖人を思う祝日がありまして
(この万聖節については、また後でも書きます)
その前夜祭がハロウィーンな訳ですが、
古代ケルト暦では、10月31日が1年の終わりの日となっていて、
この日に秋の収穫を祝い新年と冬を迎える為のお祭りが行われていて
夜には死者の魂が家に帰ってきます。
同時に悪霊も沢山現れ、子供をさらったり作物を荒らしたり、あれこれと悪さをするので
死者の霊を導いたり、悪霊を払ったりするために焚き火をします。
これがハロウィーンの基になったケルトの習慣。
アイルランド・スコットランドでは、このような伝統がありましたが
イングランド南部には、ガイ・フォークスというお祭りが11月5日にあり
こちらの方がハロウィーンより盛んに行われているようです。
この11月5日には、花火や焚き火がイギリス各地で行われるそうですよ。
一番元祖に近いハロウィーンの祝い方をしているのは、アイルランドだけだそうで
ハロウィーン休日があるそうです
ヨーロッパもアメリカも、ハロウィーンは休日ではありません。
アメリカで広まったハロウィーンのスタイル。
仮装した子供たちが、家々を回ってお菓子をもらう習慣が出来たのも
ほんの40年位前に始まった物なのだそうです。
思っていたより最近の事なんですね。
仮装するのは、悪霊たちの目をくらまして自分の体に入り込まないようにするため。
お菓子をもらってまわるのは、お墓にお供えするため。
そこに由来しています。
お菓子をもらって回るというあたりは、ドイツの聖マーチンの日の行事に
通じる物がありますね
(このお話も、また改めて書きますね)
11月1日は、万聖節 故聖人を思う日としてのキリスト教の祭日ですがですが、
同時に一般の家庭でも、亡くなった家族や友人を偲びお墓参りをする日なのです
ドイツ初めヨーロッパの多くの国では、休日です
(万聖説については、別記事で改めて書きますね)
ちなみに、ハロウィーンではカボチャがシンボルですよね
そこには、こんないきさつが・・
・アイルランドでのハロウィーンのシンボルは、チューリップでしたが、
彼らが移民した当時、アメリカにはチューリップがなかったので
沢山有ったカボチャがシンボルになったらしいです。
(チューリップはちょっと疑問もありますが・・そんな話も聞きました)
・アイルランド人は、カブ・芋・ビーツなどを使ってちょうちんにしていましたが、
アメリカに渡ってからは、大きくてカラフルな提灯が作れるカボチャを使った。
ちょっとしたトリビア?
ジャック・オー・ランタンには、また由来となる物語がありますけどね。
私が、初めてハロウィーンという物の存在を知ったのは、小学生の頃読んでいた
スヌーピーのコミック「ピーナッツ」でした。
この中に、何度となくハロウィーンの物語が出てきましたが、
いったいどんな行事なのか、全く知識がなく、非常に気になってました。
アメリカにはハロウィーンという物があるらしい・・
お菓子をもらったりするらしい・・
実際にこの行事に触れたのは、それからかな〜り年数が経って、アメリカに住んでから。
「これが本物のハロウィーンなのか」と感動しましたね。
最近は日本でも当たり前のようにハロウィーンが行われたり装飾がされるようになりました。
ドイツでも、ここ7〜8年の事だそうで、日本と大して変わらない時期です。
おそらく、日本の方が加熱しているのではないかと思います。
+++追記と訂正+++
頂いたコメントに従って1部訂正します
アイルランドに「ハロウィーン休日」はありません。
この時期学校などは「Midterm Break」と称して一週間の休みがありますが、
ハロウィーンの時期と重なるため「Halloween Break」と呼ばれています。
会社とかお店は普通営業ですよ。
それと「チューリップ」は…お察しの通りおかしいと思いますw。
恐らく「Turnip(トゥニップ=カブの意味)」の間違いじゃないでしょうか。
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