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おばぁのこと

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98の大往生を遂げた我がおばぁが残してくれたモノ
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おばぁのこと11

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ひっさしぶりに、おばぁのこと
なぜか“ケンタッキーフラ〜イドチッキ〜ン♪”にちなんで・・・


保育園のころ、ピアノ教室に通っていた私の
送迎係は主におばぁでした(もちろん徒歩)


途中にKFCのお店があって
二カッと笑うダンディな人(カーネルおじさん)に
毎度毎度あいさつをしていたアホな私^^;



沖縄の人は、何かお祝い事があるとよくケンタッキーを食べますが
おばぁも客人があるとすぐ
「ケンタッキーこーてぃく〜わ」
 (ケンタッキー買っておいで)
と言ったものです
そして必ず
私とのその「お散歩話」をニコニコ語っていました


痴呆が進んで
私を従姉妹とすっかり勘違いしてしまうようになっても

「kumamottiが小さい時はね〜、・・・」

と嬉しそうに何度でもカーネルおじさん話を繰り返していました

またか^^; と思う反面、そうやっておばぁの記憶の片隅に
幼い私との思い出が残っていると思うと
しみじみ嬉しかったのを覚えています



おばぁとケンタッキー、変な組み合わせですが
未だにおばぁを思い出すと食べたくなるし
カーネルおじさんを見るとおばぁを思い出します
(そのうちカーネルおじさんの顔がおばぁに見えてきたりして^^;)

おばぁのこと10

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最近「ゆいまーる」の話が出て思い出しました

他人でも身内でも
何らかの絆で結ばれているのだから
ともに支えあっていかなければならない

というのが
ゆいまーるの精神です
沖縄の歴史や地理的環境が
生んだ言葉かもしれません

おばぁは人に頼られるのが大好きで
たとえば遠〜い親戚の友人などが県外から来たときなど
「泊まるところはあるのねぇ?うちでご飯食べて寝なさい」
と誘っていました。
来客が多く、もてなす母は大変でしたが
おばぁ曰く、
「いつかあんた達が困って他人様の助けを請うかもしれない
 これも何かの縁で、また縁は巡るものだから、出逢った者には尽くしなさい」

そんな形でゆいまーる
をたたきこまれました


ちなみに最近
母がおばぁ化していってる気がします・・・

 

おばぁのこと9

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おばぁはウチナー民謡・芝居が大好きで
でも自分で歌うのは苦手・・・
代わって母に
三味線によるウタウタイをさせていました。

母が歌い、おばぁが解説^^;
中でもお気に入りは


『てぃんさぐぬ花』

―てぃんさぐぬ花や ちみさちにすみてぃ  (ホウセンカの花は 爪先に染めて)
 うやぬゆしぐとぅや ちむにすみり    (親の言うことは  肝に染めなさい)
 
 てぃんぬむりぶしや ゆみばゆまりしが  (天の群星は 数えようとすれば数えられるが)
 うやぬゆしぐとぅや ゆみやならん    (親の教えたことは 数えられないほど)
 
 ゆるはらすふにや にぬふぁぶしみあてぃ (夜走らす船は 北極星を見ている)
 わんなちぇるうやや わんどぅみあてぃ  (私を産んだ親は 私を見ている)



簡素なのに 壮大な物語のような歌詞だと今は思います


この曲を母が歌いだすと
「昔てぃんさぐの花は魔除けとして爪に塗っていたわけ、そして・・・」
とおばぁの長い解説が始まるのでした〜
 

           

おばぁのこと8

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妙なトコだけインターナショナルなおばぁ
孫の誰かが
お嫁さん/お婿さんを連れてくると
「あいえ〜な〜、あがと〜から!」
(「あらま〜、遠くから(わざわざよく来たね)」)
と言って
手の甲に“ぶちゅ〜
もしくは頬に“ぶちゅ〜

びっくりですよ
しわしわのおばぁちゃんに(しかもコワオモテ)
ちゅーされて・・・
私は「やるな」と思いつつ黙って観察

でも私も何度かされたことがあります
沖縄を離れて久しぶりに帰ったとき
「やーやむるけ〜らん」
(「あんたは全然帰ってこないんだから」)
と小言、そしてほっぺに
ぶちゅ〜

タイガーバームの匂いがしました・・・

おばぁのこと7

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今日6月23日は「慰霊の日」
なので
おばぁが何度も話してくれた
戦時中のこと。

おばぁと子ども達は
フィリピンに疎開していました。
やがて日本の敗戦が近づくと
おばぁのところまで戦禍が押し寄せてます。

当座の食糧と我が子を抱え
森に避難していたところ、
逃げるように迷い込んできた日本兵に
「食い物をだせ」
と脅されましたが
おばぁは首を横に振りました。
カッとなった日本兵に銃口を近づけられ
危険を察知した長女(つまり私の伯母)が
持っていたものを全部差し出したそうです。

本当に怖いのは、敵国でも、敵兵でもなく
日本兵に銃を向けさせた、イクサそのものだということ。

私は物心ついたころから
何百回とこの話を聞かされて育ちました。
正直「また?」
と思ったこともありましたが
今は聞いていて良かったと心から思います。

お年寄りは同じ話(特に戦時中)を何度もしますが
「わかった、わかった」「聞いた、聞いた」
と、理解した“つもり”でいても
本当は何もわかっていないことってあると思います。


肌身でわからないこと
想像を絶する体験
何百回でも耳を傾けたいものです。

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