|
長らくジャズとかけ離れた生活をしておりましたが、nonkig3さんジャズのブログで
Five spot after dark を紹介してるのを見て、にわかに聴きたくなった次第です。このアルバムはBlue
s-etteという名前ですが、このタイトル曲と同等に好きなのがアルバムの5曲目 Love your spell is ev
erywhere という曲です。
テーマが流れます。ベニー・ゴルソンのテナーと、カーティス・フラーのトロンボーンです。ゴルソン
が主旋律を奏で、フラーがハモッています。ゆったりとしたペースで、少し哀愁を帯びたすごく美しいテ
ーマです。32小節のテーマのあと、ゴルソンが先発でアドリブを展開します。テーマを受けて哀愁を帯び
た、アドリブでスタートします。段々と熱を帯びていきサビの部分では、やるせない思いをぶつけるよう
な激しいアドリブです。一旦熱を帯びたアドリブはとどまるところを知らず、速射砲のようにに音符をは
じき出しています。しかし物悲しい雰囲気を損なうことなく、テーマのイメージは続きます。バックでコ
ンピングを続ける、トミーフラナガンや、ベースのジミー・ギャリソンがイメージを持続してるからなの
でしょう。2コーラスのあと、フラーに受け渡します。落ち着いた雰囲気ですが、物悲しい雰囲気は続い
ています。フラーのこの優しい、心に染みるトロンボーンの音はどうしたものでしょう。胸のそこがキュ
ンと締め付けられるような思いをするのは、私だけではないでしょう。同じく2コーラスを演奏して、ピ
アノのトミーフラナガンに渡します。トミ・フラらしい優しく、心に染みる流れるような歌を奏でていま
す。もっと弾いて・・そういいたくなるような旋律です。バックで演奏するジミー・ギャリソンの、ウォ
ーキングベースのクッションにのって、気持ちよさそうにスイングしています。2コーラス目は、ゴルソ
ンとフラーを踏襲して、ガラス玉をいっぱい散りばめたように煌くアドリブです。続いてジミー・ギャリ
ソンのベースソロです。このソロは、前3者と少し趣が違うようです。きっとギャリソンは、哀愁という
テーマから離れて別のイメージを生み出そうとしたのではないでしょうか。凄く少ない数の音しか使って
いないような気がします。小節を取り払いまた構築し、別の曲に仕立て上げる。そんなことを、1コーラ
スの短い間にやって見せてくれてるような気がします。コルトレーンのバンドのときのような、ブ〜ンと
うなるような弦の弾き方では無いような気がします。そして最後のテーマです。ゴルソンとフラーの素晴
らしいハーモニーで、締めくくってくれます。アル・ヘアウッドのドラムは、グッド・オールドエモーシ
ョンです。誠実な感じのするシンバル、曲の雰囲気をイメージしたお洒落なおかずを小気味良く入れて、
否が応でも私を魅了します。サビの部分では、激しく呼応してソロを煽ります。ソロの邪魔をすることな
く、決めるところは決める。なんというか、カッコいいのです。この曲の演奏は全編を通して、中低音の
音が響き渡ります。素晴らしいジャケットと共に、これが私をいつも捉えて離さないこの演奏の、魅力の
なのでしょう。
|
ジャズ好きなんだけど、聞くぞ〜って聞いたことはないかも。
どっからともなく、かかってるバッグミュージック、心地よいなぁといつも思ってたような気がする。
有名な、定番のジャズから聞いてみようかなって気になりました。
なにかおすすめなモノないかしら??
2009/7/26(日) 午前 8:51
Sakuさん、ありがとうございます。それなら、まずこのブルース・エットを聴いてください。ジャズのエッセンスが、バッチリ詰まったとても良いアルバムです。もう2〜3枚というなら、ウイントン・ケリーというピアニストの作品。「ケリー・ブルー」と「Smokin' at the Half Note (ハーフ・ノートのウエス・モンゴメリーとウイントン・ケリー・トリオ )」一度聴いてみてください。はずれなしです。特に、3枚目のウエスモンゴメリーは最高です。
2009/7/26(日) 午後 4:41