北海道漂流記

山とテレマークスキー、シングル・モルトをコヨナク愛するシェルパの北海道漂流記です。

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上:スタート(雄武)
下:ゴール(斜里)

ロードバイクを購入して2か月ちょっと。その間、週末を利用して、45km、60km、40kmと2-3時間ほどの練習。ただ、2-3時間練習するとどうも膝が痛くなる。翌日1日休んでいると良くなるのだが...

一抹の不安を覚えつつ、「第32回 インターナショナル オホーツクサイクリング 2013(主催:オホーツクサイクリング実行委員会、北海道新聞社、(財)日本サイクリング協会)へ。
参加するのは、当然、フルコース(212km)雄武町〜北見市常呂町〜斜里町である。大会資料にると、参加者は1997年の1603名をピークに年々減少して、第32回の今年は約半分の839名である。
順位やタイムを競うの大会ではなく、あくまで完走を目指すものだ。

http://www.gogookhotsk.jp/index.shtml

注意事項として、「自転車の故障や体調不良などで走行を中止する場合には、最後尾を走行する収容車両(サイクリスト用のバス、自転車用のトラック)をご利用ください」「大会の後尾指導員が、制限時間内でのゴールが困難である、あるいはこれ以上の走行の継続が不可能であるなどと判断した場合には、収容車両に乗車していただくことがあります」とある。

スタートの雄武(おうむ)町から興部(おこっぺ)町、紋別(もんべつ)市までは海岸沿いながら過酷なアップダウンが続く。午前中の坂に相当やられて、早くも左ひざは悲鳴を上げている。
グループからは遅れ気味で、どんどん後ろのグループに下がり、従って、休憩時間が十分取れない。エイドステーションで飲み物などを受け取って、トイレなどに並んでいると、自分のグループが先に出発してしまうのだ。
さらに、良くないのはエイドステーションでの補給食。麦茶などの飲み物はあるが、食べ物がほとんどなく、丸一日運動する者としては全くカロリー不足だ。各地の特産品ということで、例えば、興部では特産の牛乳、ヨーグルト、チーズなどはうれしいのだが、せめてバナナを用意してほしい。例えば、辛いせんべいなど、知らずに食べたら、さらにのどが渇くではないか。

昼食のコムケ湖キャンプ場で少し休めたけど、午後からは左ひざが地獄の苦しみだった。痛くて力が入らないため、坂道でどんどん遅れて、ついに後尾指導員の姿がちらほら。そして、最後尾指導員に捉えられた。すぐ後ろには収容バスがピタリと走っている。最後尾指導員からは、「豪華シャンデリア付のバスですよ」「エアコンも入ってますよ」「決断も必要ですよ」などと悪魔のささやきが聞こえる。

急坂をゆっくりと上って、なんとか湧別(ゆうべつ)の「道の駅」まで走るも、膝は限界に近付いてきた。ただ、ここで意外と力になったのは湧別で供給されたアイスクリーム。冷たい甘さに力をもらって、最終グループで再出発。行けるところまで行ってみようと。

青い空と青いサロマ湖を左に見ながら、ゆっくりと進むが、左ひざはひと漕ぎひと漕ぎが苦痛の連鎖反応だ。かばっていた右ひざも痛み出した。本当に悲鳴を上げながら、意地で進むが、「次の休憩所で断念の決断してはどうですか」と悪魔がささやく。

最終休憩所のギムアネップには、締切時間間際で到着。ここで断念することも考えたが、最終グループで前後していた人が「行ってみましょう」というので頑張ることに。ここからほぼ平らな道のりだ。左ひざも右ひざももう痛みとの戦い、ほぼ平坦だけど軽いギアで少しづつ進む。最後尾指導員からは「かなり遅れてますよ」「あと10分で次のポイントに着かなければ収容」などと有難いお言葉。
最後の力を振り絞って、ギリギリで通過して、休憩所で声をかけてくれた人とほぼ同時に1日目のゴール常呂に17時30分に到着。これまでの生涯で一番長く自転車で走った約140km。膝が痛くて自転車から降りれなかった。
交歓会もそこそこに両ひざに湿布を貼って寝た。

翌日の常呂から斜里までは約70km。昨日に比べれば坂はなく、風はややきついがほとんど平坦だ。
膝が回復すれば、走るつもりだったが、左ひざは曲げ伸ばしもきつく、無理すれば走れたかもしれないが、ここで断念することを決断!

今年の夏は常呂で終わった。

(参考)
大会1日目 7月12日(金曜日)
13:00〜17:00 【フルコース(212km)】受付(雄武町民センター)
17:15〜18:00 ミーティング・開会式(雄武町民センター駐車場)※全員参加
18:00〜20:00 前夜祭(サイクルフェス in 雄武)

大会2日目 7月13日(土曜日)
7:10〜 7:30 出発式(雄武町民センター駐車場)
7:30〜 8:00 【フルコース(212km)】スタート(第1グループから順次)
16:50〜18:00 1日目ゴール(北見市常呂町スポーツセンター)
18:30〜20:00 交歓会(サイクルフェス in 常呂)

大会3日目 7月14日(日曜日)
7:10〜 7:30 出発式(北見市常呂町民センター駐車場)
7:30〜 8:00 【フルコース(212km)】スタート(最終グループから順次)

【日帰りコース(41km)】

9:00〜10:00 受付(道の駅流氷街道網走)
10:10〜10:40 出発式・ミーティング
10:55〜11:08 【日帰りコース(41km)】スタート(ゼッケンごと順次)

12:20〜13:25 【フルコース(212km)】ゴール
13:25〜14:00 【日帰りコース(41km)】ゴール
13:00〜14:15 昼食・交歓会(サイクルフェス in 斜里)
14:15〜 閉会式(ゆめホール知床)

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