|
人間は、二足歩行になったから腰痛や肩こりが起こる。
これは、二足歩行になったが故の宿命だ。
肩こりを治癒できたら、ノーベル賞ものだ。
医師などがよく言っている事である。
私も、指圧師養成学校時代そう習ったものである。
しかし、本当にそうなのか?
私達の体は、そんなに欠陥だらけなのか?
そんな事はない。
この体は、実にバランス良くできている。
キレイに使えば、腰痛や肩こりなど起こらない。
知らず知らずに、日頃間違った体の使い方で使うから、諸症状が出てしまうのである。
自分の体は、一番身近な道具。
道具をちゃんとした使い方で使えば、本当の力を発揮できるが、間違えば壊れる。
では、その使い方とは?
使い方は、現代の文明社会だと実に難しい。
人間の基本的な動き、
立つ
歩く
走る
座る
寝る
大ざっぱに書くと上記の5つ。
これらを、やり過ぎないところで毎日しっかり動かす。
もちろん動かすだけではだめ。
動かすときに、体の隅々に入っている『力み:リキミ』を抜いて、最小限の筋力で動かす。
水泳やサーフィンなどの水に浮いてやるスポーツなどをやられてる方は、力みが抜きやすい。
当たり前だが、水中で力めば沈んでしまう。
脱力していないと浮かんでいられない。
しかし、普段体を動かさない人は、この『力み』を抜く事は並大抵な事ではできないもの。
難しいものである。
難しいが、ある程度体の力みが取れてくると、体が自然に動いてくる。
ジムなどで筋トレを行う、こんなことをする必要はない。
日常の生活の中で、脱力しながら動かす事を意識し、それができれば、体の形は変わる。
それをダイエットと言えばそうなのかもしれない。
ただ、体がキレイに動けば脂肪が落ち筋肉が付く。
結果、極端に肥満な人を除き、体重は変わらない。なので、ダイエットとは違うなかなw
初めから、全身の力みを意識する事は不可能。
意識し易い、初めに意識して欲しいところは、股関節の動きとお尻の穴。
姿勢を正しくする時に、
「ケツの穴閉めろ!」
などと言われるが、間違いである。
お尻の穴は意識的閉めてはいけない。
閉めれば、腰の筋肉が連動し緊張してしまう。そのままだと、筋肉が緊張しっぱなしなので腰が痛くなる。
いい姿勢は、自然に力抜けた状態でスッと立っている状態である。
まず、お尻の穴に力を入れない。
次に、腹直筋の上部、ちょうど胃の辺りを伸ばして欲しい。
この二つを行うと、胸郭が持ち上がり、腰に力みが入らずいい姿勢が取れると思う。
これができない人は、骨格のバランスが崩れている可能性がある。
また、大半の人が体のどこかに違和感、痛みが出ると思う。
これらの症状をとり、無意識にいい姿勢が取れる所を作るのが、私達指圧師の仕事なのである。
|