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前回の記事の補足として、今年最後の記事を書こうと思う。
前回、
・お尻の穴に力を入れない
・みぞおち(胃の辺り)の腹筋を伸ばす
この二点をやって頂きたいと書いた。
これの真逆をやっている、残念な人がいたのを思いだしたので、記事にしようと思う。
それは、今チョイチョイ耳にする、
『ロングブレスダイエット』
を提唱している、三木良介さん。
きっと、まだ本屋さんに行けば、あの残念な本があると思うので、立ち読みして欲しい。
表紙から、三木さん本人の全体写真があると思う。
それを、見て欲しい。
人としてあり得ない身体の形をしている。
真っ直ぐ立っているのに、体幹が前に倒れて曲がっている様に見える。
いわゆる、猫背に見えるのだ。
しかし、背面からのショットでは、猫背では必須の腰椎の後わん(いわゆる腰が引けて抜けている状態)が見られない。
あり得ない身体の形である。
しかも呼吸は、意図的に下手に止めたり、強く吐いたりは、体内のpHバランスの関係や、血中の酸素飽和度の兼ね合いで、よろしくない。
間違った身体の使いかたに、間違った呼吸法。
完全に壊れます。
三木さんご本人は、長年の腰痛も治ったと言っておりますが、前にも書きましたとおり、筋力無理につければ、その筋力が頑張って力み、腰痛や肩こりは一過性に無くなります。
しかし、その限界はすぐにやってくるでしょう。
限界点は男女差、年齢差でまちまちですが、必ず壊れます。
運動器系統が壊れるのは、良くありがちですが、この『ロングブレスダイエット』に関しては、呼吸も変な呼吸を強要しており、内臓系統へのダメージも懸念されるものと考えます。
最近、何人かこれをやっているという人を治療したときの感想ですが、共通しているのがケツを閉めている事による、外旋六筋群の異常な力み、中殿筋、小殿筋の異常な力み。
この力みよる、股関節の異常な外旋。
力一杯息を吐く事による、胸腰部(胸椎と腰椎の移行部)起立筋群の異常な力み。
上記による、突然の腰痛肩こり。
これら症状は、全員一致しております。
今やられている方は、是非中止してください。
何度も書きますが、健康=運動ではありません。
筋力アップの前に、基本的な身体の動かし方を身につけましょう。
やたらに筋トレをしても、壊れるだけです。
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