今日、思ったこと
大学の友人S君について数年前のある日、大学時代の友人S君が病気で亡くなったと連絡が入った。
彼は、家庭の事情で高校を卒業して一度就職をし、
自分でお金を貯め大学に入ってきた苦労人でした。
大学時代は、真面目に勉強し、その当時約20倍ぐらいの倍率で
難関だった県庁に就職し、卒業後付き合っていた彼女と結婚をして
とのとん拍子に幸せをつかんだかのよう思われたが・・・
結婚して2年目だったと思うが、奥さんが妊娠したようなので検査に行ったところ
子宮がんの末期だったそうで、その後数か月で息を引き取ったそうです。
その奥さんとは、大学時代皆で何回も遊んだことがあり、よく知っているだけに
お通夜の時、一晩中思い出を語り合いながら泣いた記憶が蘇ります。
奥さんには、病気のことは言えなかったが、看護婦をしていたので、自分の
身に起こったことが、どの程度わかっていたのか、S君も判らなかったようだ。
S君は、友達に話たりすると、それが回り回って奥さんの耳に入るのでは
ないかと心配し、だれにも話せなかった辛い胸の内を明かして泣いていた。
それから何年かしてから、S君は再婚し子供にも恵まれて、幸せな日々を
過していたようでした。
毎年、年賀状に子供の成長や家族のことが書かれていました。
子供の結婚やお孫さんがいつになるかな、という心配と楽しみを
感じる年代に差し掛かったときに、S君は、病に倒れ帰らぬ人となりました。
お葬式には、仕事の都合や遠方だったため、参列できなかったので
お花と弔電を送りました。
その後、奥さんからお礼とご挨拶のの手紙が届きました。
その手紙の一部にこんなことが書かれていました。
「主人が息を引き取る2日位前に、
”本当に幸せな人生だった、ありがとう” と言ってくれました。
この ”ありがとう” という言葉は、私や家族だけでなく、
今までお付き合いいただきました皆様に対しての言葉と思っております。
本当にありがとうございました。」
だれでも楽しいことや、悲しいことを経験するけど
最後は、彼のように
”本当に幸せな人生だった”
といえるようになりたい。
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