しぶや木工塾

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北海道の置戸町に寄贈された秋岡芳夫コレクションの生活道具を
掲載した資料集が発行されました。
「日本の手道具」です。

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秋岡コレクションの多種多様の手道具資料を項目別に整理した資料です。
まだ、道具の使い方など、詳細がわかっていない道具もあります。
実際に見た人は、職人が工夫して作った道具の数々に驚きます。

今回は「鋏類、挟む、掴む道具」です。

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ちょっとマニアックですが、この道具はどう使うのだろう?
どこの地域のものだろう?と考えると楽しい本です。

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亡くなる前に、秋岡先生がまだ整理される前の道具たちを見せて
楽しげに話していたのを思いだします。

3月中にもう1冊出版予定とのこと。
興味のある方は、置戸町のHPから、秋岡コレクションを探してください。
毎号300部しか発行されないのが残念です。
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/okemain/sinn/oketo/main.cfm

残り少ない号もあるようです。
また、使い方や詳細不明の道具もあります。
もしもご存知でしたら、置戸町の森林工芸館へご一報ください。
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/teshigoto/index.htm

夕刊のコラム

ちょっとご無沙汰しました。
心配のメールもたくさんいただきありがとうございます。

お蔭様で、帯状疱疹もだいぶよくなり、と言ってもDVに
間違えられそうな顔になっているのでマスクをして、
仕事をしていますが、できるだけ睡眠時間をとるために
間が空いてしまいました。

さて、私は読売新聞の朝刊をとっているのですが、
仕事に関係する記事や連載小説や自伝のコラムとコボちゃんを
愛読しています。
ほとんど拾い読みです。

で、1月から夕刊もとることにしました。
日野明子さんがコラムを書いていると聞いたからです。

今年最初のコラムは、日光杉のバススツール、風呂椅子でした。
あ〜北欧グッズやモダンデザインともばっちり合いそうなデザイン。
真喜志奈美さんのデザインだそうです。

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風呂椅子、私も好きですね〜。
最初の木工の作品は、風呂椅子をモチーフにしたスツールでした。
長屋の引越し祝いに何がいい?と言われて、木の風呂椅子を
お願いして、友人が苦労して探してくれました。

肩書きは「クラフトバイヤー」となっていますが、
一人で各地の工芸を掘り起こして卸している「一人卸し」の
日野明子さんの文章も楽しみになりました。

新聞の夕刊代は追加しても安いですよ。
これで引き出しを増やしてみてください。

ちなみに、コラムは月曜日に何人かで交代して書いているようです。
私の好きな箱膳を君野倫子さん(文筆家)が書いているので、
おまけにつけます。

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センター試験。受験生がんばっているかな?
私はただいま、帯状疱疹で療養中です。
自宅療養中ですが、目の腫れが心配になり、眼科にも行きました。

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長い待ち時間は、平松洋子さんの「平松洋子の台所」を読んでいます。
台所道具についての本ですが、料理も書いてあり、
食欲を出すのにも一効果。

平松さんならではの発想で道具を発掘し使っています。
この器にはこんな料理が似合うとか、こんな使い方もある、とか。

さらに、完成豊かな言葉の表現の数々。
章毎に写真がついていますが、写真のページを開く前に創造してから
開いてみます。
カラーの写真はさらに印象を鮮やかにしてくれ、白黒の写真も
色を想像させてくれるのです。

病気で落ち込みそうな心も元気にさせてくれます。
秋岡芳夫先生とも話が合っただろうなあ、と思って読んでいます。

「平松洋子の台所」新潮社文庫

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ブックカバーは何だかわかりますか?
あるコーヒーショップの袋のリサイクルです。
この週末は漆デーでした。
藤井慎介展に続き、横浜高島屋で開催されている
「いつものうるし2 桐本泰一漆展」にも行きました。

藤井慎介さんが、建築的なアプローチを感じさせるのに対して、
桐本泰一さんの漆は、プロダクトデザインの視点からの
アプローチがあるように感じました。
現代の食卓だけでなく、生活シーンに合わせた
デザインの開発をしていました。

プロダクトデザインは、ある程度まとまった数のものを
安定供給するということが前提条件となります。
木製のものは、扱う素材が天然であるため、
単に機械で削るだけではなく、職人の技術も必要とするケースが多くあります。

各地に伝わる伝統工芸は、長い時間をかけて殿様や庶民の生活に
必要とされるものを生み出してきました。
明治以降の生活の洋風化、習慣の変化、プラスチックなど便利なものが増え、
漆は日常生活のケの場どころか、冠婚葬祭などハレの場でも使われなくなってきました。

今では、扱い方がわからない、傷つきやすいと敬遠されつつある漆を
生活の中にいかに取り込むかという視点に立って、桐本泰一さんはデザインしています。

そんな桐本泰一さんの活動が本になって会場にありました。
その名も「いつものうるし」(ラトルズ出版)

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1970年代80年代にかけて秋岡芳夫先生が、
現代生活に合わせた使い方、デザインを提案してきましたが、
桐本泰一さんによって現代生活のシーンに即した本になっています。

金属のスプーンでカレーを食べてもいい丈夫な漆。
赤ちゃんが噛んでもいい漆。
ビールのおいしい漆。
手入れ方法まで書いてあります。

桐本さんの漆製品は、ちょっと高いかもしれません。
しかし、漆は工程を重ねることが大事なので、しっかり作ってあるものを使うことが、
傷つきにくくて扱いやすいことにつながります。

漆は乾燥に弱いので、日常的に使うことが重要と書いてあります。
つまり、いいものを日常的的に使う、これが「いつものうるし」なのです。

今月は別の作品を購入した後だったので、
今回はキリモトさんの漆を買わずに本を買ってきました。
直接つながりはないと思いますが、秋岡先生が言っていたことと、
同じことを言っている人がここにもいてうれしい、推薦の1冊です。

2010年11月17日(水)〜23日(火・祝)
10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで

普段の暮らしの中で使える漆器や小物、家具などを展開いたします。
また、お正月にも使える重ね箱、新たに仲間入りした「千すじ」
シリーズもご覧いただけます。
  
※会期中は輪島キリモトスタッフが在店します。
http://www.takashimaya.co.jp/yokohama/
昨年の北海道置戸町での樹の器作りのワークショップにも
いらしていただいた、西川栄明さんの本が出版されました。

樹が好きで北海道に移り住んだ西川さんは、近年プロにもアマにも
好まれるような木工の本を作っています。
前回は、木でつくるカトラリー の本でした。

今回は「手づくりする木のスツール」です。
日本の主な木工家の作品を丁寧に載せています。

『手づくりする木のスツール』(著者:西川栄明、発行:誠文堂新光社)
定価:1890円(税込)B5判変型、144p、ISBN978-4-416-31013-7

8月下旬より全国主要書店やアマゾンなどのネット書店で発売。

内容:
木でつくられたスツール(腰掛け)、小さな椅子、子ども椅子など
の作品と、木工作家の思いやつくり方を何百枚もの写真と共に紹介
した本です。
・掲載点数、約140.スツールから子ども椅子に至るまで、
33人の木工作家がつくったもの。

・スツールは「座る」道具という観点から、座っているシーンを多数紹介。
・「つくってみませんか」ページでは、木工作家がスツールや小椅子などの
 つくり方をわかりやすく解説。


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33人の木工作家
秋友政宗 安藤和夫 井崎正治 井藤昌志 川端健夫 菊地聖 岸本幸雄 
狐崎ゆうこ グリーンウッドワーク協会 小沼智靖 坂田卓也 
杉村徹 スタジオKUKU 傍島浩美 高橋三太郎 武田聡史 
谷進一郎 テーブル工房kiki 戸田直美 橋本裕 花塚光弘 
平山真喜子&和彦 桧皮奉庸 深見昌記 藤井慎介 宮地鎮雄 
村上富朗 森明宏 八十原誠 山極博史 山田英和 山元博基 
山本有三 和山忠吉

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