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Now Rowing... 滋賀大学漕艇部
部員の成長日記。

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尾原悠太郎

失礼します。
新歓合宿が終わり本格的に一年生も練習が始まりました。人生の中でも大きな意味を持つであろう四年間をボートに使うことを決めてくれた事はとても嬉しいです。後悔や辞めてしまう人がないようにしっかりフォローしていこうと思います。
インカレまで100日近くになりました。ボート生活が三年半だとすると2000mのラスト100mもないくらいでしょうか。あとちょっとですが一番大切な局面でもあります。最後までどうやったら部がよくなるのか考えて、インカレの目標を達成できるようにしたいと思います。
最後に就活をしてて、本や新聞読んでると使えるなっていうネタ結構転がってて読む癖ついててよかったと思うことがあるので好きなところだけでも本や新聞を読んだ方が良いと思います。前に読んだ沢木耕太郎の深夜特急はめちゃくちゃ面白かったです。旅したくなる本です。父から譲り受けた本なのでちょっと古いかもしれないですが中身は古臭くなく読みやすいです。ぜひ。

以上です

失礼します。四回生の白井です。自分は朝日レガッタの最後の振り返りでもしようと思います。結果は決勝6艇中ドベでした。かつ1000mなのに1位とは8秒差思っていた以上に差が大きかったです。かつ準決勝では大工大や市大にタイムでも負け運良くと言われても仕方ないほどです。何が足りなかったのかはわかっています。フィジカルとメンタル、あと自分の予測能力この3つがさらに備われば関西はとれると思っています。3ヶ月あれば人はかわれると言いますがこの2ヶ月でかわり関西選手権では表彰台、なんなら1位を取りたいです。てか負けて終わりたくないです。色んな方に教わってきたことを生かしながら自分のために頑張ります。

ここ最近就活で悩みまくって先輩に電話めちゃくちゃかけさせてもらってます。負けず嫌いなのに心配性、自分でアホやなとも思いながら自分のなりたい姿から進路をしっかり決めて3回生に偉そうに語ってやりたいです。
また何人かの先輩には電話かけるかも知れないのでその時は背中を押してください。よろしくお願いいたします。

失礼します。4回生河合巧です。
最近うれしいことがありました。OBの方々が直接メールを下さり、自分たちが応援してもらえているということを実感したことです。ブログのコメント欄でもOBの方々が激励の言葉を送ってくださいます。自分がOBになったとき、自分がしてもらったように見返りを求めずに現役部員を心から応援するということができる人間になっていたいと思いました。そのためにも残りの数か月、そして社会に出た後も頑張りたいと思います。
そして、うれしくないこともありました。つい先日ミスをしてしまったことです。でもそのおかげでもう一度謙虚な姿勢で部活に取り組めるようになったのはよかったと思います。いままでは自分の中での情報をもとに正しい論理やマインドを考えていましたが、謙虚になることで外部の情報が多く入ってくることになり、自分の生産性の向上や人間的成長につながりそうなことを感じています。そして感じたことは、自分は表面的な課題ばかりに目を向けていたということです。たとえば「こういうトレーニングでこういう実際のデータから理論上結果が出る」みたいなことに力を費やしてきましたが、それ以上に重要であり、その前提となるのが、選手との信頼関係の構築であったり、知識ではなく理念の共有ではないかと考えることができるようになりました。



ここからは前回の続きです。

実はコーチに相談したところ、やはり有酸素とATが最も重要で難しく考えなくていいといわれたのですが、今後もしかしたら必要になるかもしれないし、選択肢は多いほうがいいと思ったので一応完成させようと思います。ですが、あくまで今後の方針は有酸素メインということはわかっていてください。
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前回は問題点について述べました。今回はこれをどのように利用するかについて話します。

 

前回と少し図が変わっているのでまずはそのことについて説明します。フィジカル(技術以外の面)といってもそれ自体を図ることは不可能なので利用する際にはフィジカルをエルゴタイムとします。その結果本来テクニックに分類されるフォームをフィジカルの要素として入れることとします。

また、図でコンディションについて言及していますが、これはフィジカルをエルゴタイムにしたことで純粋にその人が持っている能力(fitnessという)ではなく、コンディションを通して実際のパフォーマンスがエルゴタイムとして表れることを示しています。

 

次にそれぞれの要素の測り方について説明します。

まず前提として理解しておくべきことは、発揮されるパフォーマンスはその人が持っている能力そのものではなく、コンディションを通して表されるということです。そのため、測定の際に一番はじめに考慮すべきことはコンディションになります。コンディションがベストでない時の記録をもとに分析を行うと間違った結果が出るので注意する必要があります。

ではベストなコンディションとはどのようなものか考えるために、コンディションは何から構成されるかをみていきます。コンディションは3つの観点で見ることができます。栄養面、練習面、精神面です。栄養状態はベストかどうか数値化することは不可能に近いとは思いますが、対照実験と同じように一般的にベストといわれる試合前(1週間前〜直前まで)の食事を常に同じ量、同じ食品を摂取する必要があります。練習面にかんしてはいつも通りのテーパリングを行えば大丈夫です。精神面に関してですが、試合前の心理的手法はまだ勉強してないので保留にします。あと、一応睡眠も書いておきます。

次に具体的な測定方法を説明します。簡単に説明しているのが以下の図です。主にrowingfaster 2nd edition を参考にしています。

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距離や時間が書いてあるのとwingate testはエルゴで行い、ワット数を出します。上3つはエルゴで平均ワット数を出します。Wingate testはもともと自転車で行いますがボート用に修正されたものがrowing fasterにのっています。一応説明しますが長いで飛ばして読んでも大丈夫です

 

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このテストを行うにはConcept2のエルゴメーターとビデオカメラが必要である。ビデオカメラはエルゴのモニターを録画できるところに置く。最新式のモニターであればコンピューターとつなぎ、Concept社のサイトのプログラムを使用してデータをダウンロードすることができる。モニターがストロークごとのパワー(Watts)と平均のパワーを表示するようにする。ドラッグを10にしてドラッグファクターを記録する。ドラッグファクターは高ければ高いほど良い。約10分間のsteady-state rowing(強度低めの漕ぎ、乳酸2mmolぐらい)でウォームアップを行う。その後、漕ぐのを止めて軽く水を飲み、サイキングアップする。モニターを1on1分offに設定しビデオカメラをオンにする。このテストはビデオカメラがなくても行うことができるが、その場合マイストロークごとにWatt数を記録しなければならない。ビデオカメラを使う場合は、ストロークごとの正しいワット数を確認するために、必要なだけ何度も見直すことができる。

 

テストの実施

まずは軽く漕ぐ。このときモニターには1分onをカウントしている。レストの間も漕ぎ続け、レストが終わる35秒前にレートを上げて強く漕ぎ始める。モニターが1onに切り替わるとテストが始まり、60秒間全ストロークでできるだけ大きいワット数が出るように漕ぐ。フルスライドで漕いでいる限りはレートがどれだけ高くてもよい。ペースを考えて力を温存してはいけない。このテストはオールアウトするテストである。

 

結果の記録

テスト結果を得るために、ビデオテープを分析する必要があるだろう。ビデオの1分間のテストの部分をリプレイする。一つ一つのストロークのワット数をスプレッドシートに記録し、一分間のストロークに沿ったワット数のグラフを作る(横がストロークと時間、縦がワット)。図6.2のようなグラフができるはずである。

 

データの分析

このテストからいくつかの情報を探す

1.  ピークパワー:テスト中でもっとも高いワット数。

2.   60分間の平均のパワー。

3.   Anaerobicalactic critical duration:ピークパワーの水準から10%落ちるまでにかかる時間。これは20秒かそれ以上になるべきである。

4.   Anaerobiclactic critical duration :ピークパワーの水準から35%に達するまでにかかる時間。これは45秒以上であるべきである。

5.   Dropoff:テスト中の最も高いワット数と最も低いワット数のpercentage difference。これは35%以下が理想的である。

6.   もう一つの考慮すべき要因は曲線の全体的な形である。ピークパワーは最初の3秒から4秒で発生すべきである。テストを通してパワーは漸進的に減少していき、最後の数秒でプラトー(水平に近いような線)が出るべきである。

 

これで代謝的要素を測定することができました。次に分析を行います。

分析の目的は2つあります。1つは自分に足りてないものを明確にすることでモチベーションを上げることです。なぜエルゴタイムが上がらないのか、この練習は本当に意味があるのかという気持ちがなくなります。2つ目は分析結果をもとに正しいトレーニングプログラムを構成することです。こちらがメインになります。

 

先述の通り測定結果は能力そのものではなく、コンディションを通して表れるのでコンディションがベストであったことチェックした後、測定結果の分析を始めます。

上の表を見てください。代謝的要素とVO2maxの理想的な比率が出ています。測定後理想の割合より最も低いものを見つけてそれを上げるためのトレーニングを増やします。例えば、すでに能力が高い部分はトレーニングしても向上させにくいですが、逆に低い部分は伸びしろがありすぐに向上させることができるからです。

それぞれに対応するトレーニングを下の図で示しています。

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すべての要素のワット数の理想との差が均等だった場合は練習時間が UT :その他(UT以上の強度)=8 : 2 になるように練習メニューを作ります。これは80−20ガイドラインというのに基づいています。様々なデータを基にした、持久性パフォーマンスを上げるのに最も効果的だと考えられるトレーニング強度別の時間の比率です。注意すべきことは頻度が8:2であるのではなく、練習時間が8:2になるように設定するということです。例えば60UTを行った場合15分はそれより強度の高いトレーニングに費やさなければならないということです。

 

ワット数が理想の比率と離れている場合は8:2をベースに高強度と低強度のトレーニングの比率を変えます。平均的に最適なのが8:2なので、極端に特定の強度のトレーニングを増やすと逆に効果が低くなるからです。そして次の測定を基にまたトレーニングの比率を強制することになります。

 
 
 

今まではエルゴでベストが出ないと単純にもっと頑張ろうと思って練習を一生懸命やっていました。しかし、せっかく頑張っても努力の方向が間違っていれば成果が出ないこともあると思います。これを利用することで自分に足りていない要素を明確化しそこにしっかりアプローチすることで、確実にタイムが伸びる練習を作ることができます。

今説明した内容は個人単位での分析ですが、クルー単位で分析することもできます。クルー開始前の分析結果とクルー終了後の分析結果を比較することで、そのトレーニングプログラムは正しかったのかを知ることができ、コックスの経験値を上げることができます。また、クルーのメンバーに共通して足りない要素を見つけてそこを向上させるためのメニューを大会まで多めにとることができます。

これまで、このようなことは選手とコックスの経験や感覚で決められていましたが、個人的な経験をトレーニングメニューの妥当性を示すデータとして使うのは難しく、その感覚が正しいかどうかわからない場合もあり、間違った方向にトレーニングが行われる可能性もあるとおもいます。それを全て数値化し客観的なデータを使うことで確実に正しいトレーニングを行うことができます。これは確実にエルゴタイムを伸ばせるということを意味します。


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これまでは代謝的要素に関して書いてきたので次は骨格筋的要素について詳しく見ていきます。

本来は重要なのは筋力であり、筋量自体は直接的にはローイングパフォーマンスに影響を及ぼしませんし、むしろ筋力が同じで体重が重い場合、物理学的に考えてローイングパフォーマンスは下がります。しかし、筋量が多いと筋力の限界値が上がることになります。詳しく説明すると長くなるので簡単に説明すると筋力というのは筋量と筋線維の動員率(神経系)によって決まるからです。

なので、本来は下の図のようになりますが、筋線維の動員率はここでは測れないので実用性を考えると最初の図のようになります。

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筋量向上と筋力向上は詳しくは別で解説しているので省きます。筋量、筋力に関してはエルゴよりも複雑ではなく、常に自分の数値が分かり、両方を継続的に上げていくだけなので一生懸命やれば大丈夫です。



これで今回の説明は終わりますが、ほかにもまだ説明不足なところや分量の構成が雑だったりするのでしっかりまとめたいと思います。また、スポーツ科学は常に不完全なので今後も勉強してこれを改善し続けていきます。



以上です。失礼します。








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