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樹木医の仕事?の話題を前に投稿しました。
?付きの見出しは、はたしてこれが「樹木医」の仕事かと自分でも疑問だからです。 造園業の範ちゅうで、木を切ってしまうよりはマシかもしれませ。 久しぶりで高い木に登る仕事をしました。 高いスギ等の枝払いです。35本程。 「樹木医」の仕事をとおして、高い木に登る術を身に付けたので、まあやってみようと見積もったらば受注できました。
本数が多いために、保存樹木を治療養生するように安全第一で、命綱を張り巡らしての作業は出来ません。まあ、保存樹には傷を付けられないことも有りますが・・・。
林業専門家が枝打ちの最用いる「木登り器」なる用具を購入
なんとか生き延びましたが、アルバイトで補助に来ていた息子2人に心配をさせてしまいました。・・・自分の技に自信がなかった事と、体力不足を予想して用いていた2段ばしごに何とか足をかける事が出来たのです。
反省は、付け焼き刃の用具は十分に練習準備をしなといけないことですね。
地下足袋に装着したのです。翌日は固い安全靴に装着して、有る程度余裕を持って作業できました。
記事が長いと読みづらいでしょうから、この記事では、慣れた頃の完了樹木の写真を載せておきます。
枝打ち完了樹木 補助作業員から高さを見てください
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樹木医
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主宰するホームページ「樹木医村」http://www.jumokui-mura.gr.jpへの質問や樹木医仲間からのメールより有用情報を提供します。
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造園業を営んでいる「樹木医」
助けた樹より殺した(切った)方が圧倒的に数が多いと言う事を、前の投稿でかきました。 「樹木医」と言う肩書きで仕事をする事がいかに少ないか。また、「樹木医」がその力を発揮できる場面が以下に少ないか と言う話。 一昨日、とある小学校に、「松の調子がおかしいのです。観てくれますか?」 御伺いして見せていただいたのが、この松(写真)です。 3分の2ほど葉がかれたマツ☟ 「松くい虫が疑われますね。検査する方法はありますが、結果がはっきりする確率は高くないし、費用もかかるし、『松くい虫』と確定しても対処する方法がありません。夏まで、生き延びるか、枯れるか 結果が出るまで待つしかありません。」 「助かりますか?」 「五分五分ですね」(内心、まずダメだろうと思いつつこう言葉にしました〉 「出張観察費用は、御いくらですか」「いや、なにも出来ないのですから、結構です」 松くい虫が症例だと、結果 このような言葉となります。 「代金は」と御尋ね戴けるのは、まだマシなほうです。 たいがい「では、様子を見ます」でおわりです。 多行松でしょうか? 立派な大きな松です。 枝には、松かさがいっぱい付いていました。前からだいぶ弱っていた事が推察されます。 その段階で相談戴ければ、樹勢回復措置を施し、上手くすれば松くい虫には罹患しなかったかも知れません。・・・相談戴けるのは、ほどんどこのようになってからです。 つくづく残念ですし、「樹木医」が商売になる機会が少ない事を実感します。 |
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Newton(ニュートン)2012 2月号(株ニュートンプレス刊)によると
同誌「世界の巨樹をめぐる」の記事の中に「美しく木全体が色づいた子安イチョウ」の項で ーーーイチョウはIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに記載された絶滅危惧種であるーーーとありました。 知りませんでした。 イチョウは生きた化石の表現は知識として良く口にしますが、絶滅絶滅危惧種とは! ここで誌の宣伝をしておかぬと無断転載とおしかりを受けそうなので、「世界の巨樹をめぐる」について項目だけ紹介致します。 1.レッドウッドーアメリカ 世界一高い木 2.バオバブーマダガスカル 逆さまに見える不思議な木 3.ジャイアントセコイア 世界一巨大な樹 4.バオバブーマダガスカル 幹が太い 5.スポワンーカンボジア 遺跡に絡みつく樹 6.トゥーレの木ーメキシコ 世界一幅が広い 7.イチョウ 8.イゲロンーコスタリカ 人の背をこえる板根 9.イチイースコットランド 森のように見える 10.珪化木ーアメリカ 宝石になった巨樹 興味のある方は購入下さい。他の項は表紙の写真を参照下さい。 |
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不定根をご存知ですか?
昨年秋の台風でいわき市天然記念物の錦町「八幡神社のケヤキ」が倒壊しました。 (写真はすべて'12-01-06日に撮影した物です) 幸い神社の施設(お社)を避けて倒壊、被害は有りませんでした。 神のご加護か? このケヤキは倒壊前から腐朽が樹体全体に進み、空洞内には「不定根」が発達していました。 今回の倒壊で「不定根」が目の当たりとなりました。 不定根の中には、空洞内で細根まで発生させているのも見えます。 また、多くの「不定根」は、地面まで到達しているものも有ります。 裏側は樹皮も無く、不定根が幹の固まりように露出しています。 まもなく半年に成ろうとしていますが、まだ対処方法が定まらずそのままと成っています。 天然記念物は、その対処の手続きが大げさで、生木としての保存の機会をミスミス逃す事が多々有ります。 この樹木が、それが可能か私に判断は出来ません? 東日本大震災が言い逃れに使われなければ幸いですが? 例の一本松はすぐに保存の処置が施されましたが、成功しませんでした。難しいですね。 |
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何度か触れましたが、私 ブログ主は東日本大震災、特に東電の原発災害に影響を受けている福島県いわき市の住人です。現在 原発災害別居中。 手元に放射線測定器を管理する事になり、測定練習の為 所々測定しています。 家族の避難地も気になり測定してみました。'11-10-16日の事です。 8月中旬 避難宅をお貸し下さっている方が 居室を測定した際は 0.07μSvでした。 今回測定したら 室内で 0.28〜μSv、窓際では0.35μSv有りました。 写真で見るように、林斜面に立った2階部分です。高い位置での環境放射線量が上がってしまったのです。 避難宅の廻りの様子 写真でも判るように廻りはほぼ落葉樹です。 原発の水素爆発で大気中に舞った放射能物質は、落葉樹林では葉が繁ってなかったので地表に降下したそうです。 春になり、葉が展開し 夏に向けて葉を大きくします。此処までは去年樹体に蓄えたエネルギーを使います。 その後根から必要な栄養素を吸い上げ光合成をしてエネルギーとして蓄えるのです。 植物に必要な3大栄養素「窒素、リン酸、カリ」と覚えましたよね。 「カリ」とはカリウムのことです。セシウムと元素周期律表で同じ列に有ります。すなわちセシウムをカリウムと同様に利用してしまうのです。 夏も過ぎ、葉や枝、幹に蓄えられたエネルギー(栄養物質)には、しっかり放射性セシウムが蓄えられ、樹冠の環境放射線量が上がったという事です。 すなわち、緑 樹木は放射能物質のポンプと成ってしまったのです。 こんな理解でよろしいでしょうか? 断片的な知識を使ってストーリーを組み立ててみました。・・・放射線科学の専門家では無いので類推です。 セシウムをカリウムの代わりに使ってしまった合成物質はチャンと役目を果たすのでしょうか?それも心配です。樹木(植物)が気の毒です。
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