ガーデニングと樹木医

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樹木医

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主宰するホームページ「樹木医村」http://www.jumokui-mura.gr.jpへの質問や樹木医仲間からのメールより有用情報を提供します。
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造園業は今が忙しい時期の一つ。お盆前です。

そんなとき、不思議に「樹木医村」に質問が在ったりするのです。

(山荘での鹿の樹木食害とは、ある意味うらやましい限りですが)

質問と回答の転記です


> 樹木医(様)
>
> 山梨県北杜市にある山荘の庭の木が鹿の食害にあい何十本も幹が丸裸になって痛々しい
> のですが、皮を剥がれた幹の手当てはどのようにすれば良いでしょうか。木はツリバナ
> 、リョウブなどです。
> また木を切った時切り口に塗るものとして、墨汁と何かを混ぜるという話を聞きました
> が、どのようなものか教えてください。
>
> *************
> ○ ○ ○ 子
> TEL&FAX:ある番号
> *************


全周にわたり形成層をふくめて食害に遭っていると回復は難しいかも知れません。

樹木の保護塗布剤には色々ありますが、○○様が後段でおっしゃった墨汁タイプには、商品名「キニヌール」があります。墨の名門メーカー墨運堂社製です。

一般に手に入らなければ、回答者が経営する会社でも販売しております。通信販売で斡旋できます。

2リットル入り 定価¥6000 50ミリリットル入り定価¥600 です。
消費税込みでこの価格で販売できます。

他に送料が掛かります。

プロには2リットル入りが使い良いのですが、質問の範囲で使う分には余ってしまいと思います。
50ミリリットルは広範囲に塗るにはいらいらしてしまいます。

他に広範囲に塗りやすい保護塗布剤としては「トップジンMペースト」があり、これは果樹生産者が使うもので、農薬を販売している店で、比較的入手しやすいと思います。
接着剤の成分に薬剤が入っているタイプで、塗った後、べたべたといつまでもたれて
使いづらく、私は一般に「キニヌール」を勧めて居ます。

***********************************************
志賀 美行 (樹木医 No354)
株)志賀造園技術センター
974-8232 いわき市錦町大島12の2
電話0246-63-1181
FAX 0246-63-1182

担当(樹木医メール) shiga-y@shiga-z.co.jp

会社宛メール     info@shiga-z.co.jp
***********************************************

shiga_zの主宰する 樹木医村 (←検索) に興味ある質問がありましたので転記します。
回答内容は、shga_zの知識の範囲の回答です。違うところがあれば 御指摘ください。

以下転記

下記質問への回答です。

> ----------------------------------------
> body : はじめまして、こんばんわ。僕は、自然が好きです。木が好きです。樹木医さ
> んの存在をしり、自分も木のことをたくさん知りたいと思いました。
> そこで少しづつ、樹木について勉強して、もっと木にやさしくなりたいと思いました。
> 初歩的な質問かも知れませんが・・・・胴吹き枝や、ひこばえは、樹勢がなくなるとそ
> の部分の栄養を補うために出るといいます。しかし、それらは出てきたら樹勢がますま
> すよわるから、早く切りなさいと書いてもあります。補うためにでてくるのに、そのま
> まにしておくと樹勢がますます弱くなるとはどういう意味なのでしょうか?
> お願いいたします。。
> name : ○○ ○○様
> address : 茨城県下妻市

回答
極論ですが、生物は遺伝子の後世への伝達の為、生存しているのかも知れません。
(そうでは、無いと、私は考えたいのですが。)

植物、特に樹木などは複合的生物体と理解したほうが良いのかも知れません。
自分より上に出た枝葉は、敵対的存在で、その枝の生存を脅かします。
松などは、上枝が充実すると、下枝がどんどん枯れていきます。

幹ぶき、ひこばえは、主体(主幹)の成育を助けるための生じたのではなく、遺伝子を後世に伝える手段として芽生えた命です。
主幹に遠慮することなく、自分が生存しようと、養分、水分を、弱った主体から奪います。

そう言う意味で、植物(樹木)は同じ遺伝子を持った 複合生命体なのです。

人間の主観で、主幹が大事、弱ると言って、「胴吹き」、「ひこばえ」を切除するのです。

その植物にとっては、遺伝子伝達のための生命維持装置が、「胴吹き」、「ひこばえ」なのかも知れません。

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志賀 美行 (樹木医 No354)
株)志賀造園技術センター
974-8232 いわき市錦町大島12の2
電話0246-63-1181
FAX 0246-63-1182

担当(樹木医メール) shiga-y@shiga-z.co.jp

会社宛メール     info@shiga-z.co.jp
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回答者は、次の ブログ と mixi で「樹木医とガーデニング」の情報発信をしております。
○○さんの質問は、基本的な面白い質問なので、御名前を伏せて転記させていただきます。

ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/shiga_z
Mixi
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1844062

イメージ 1 イメージ 2

イメージ 2

樹木医の仕事 覆冠の報告
完了写真が 高いところを早く離れたいという 加齢心理から撮り忘れ、足場を外した後なので、撮り直しもかなわず しり切れトンボとなりました。

仕方がないので、齢(よわい)50代男の テッペン男の 雄姿 の写真と

なんか、ハッキリしない 完了写真で 幕とします。

(写真の色合いがレトロですが、ネガからスキャナー取り込みで、Photoshop 3.0Jの使い方も満足でないので、そのままの色合いとします。決して昔の仕事ではなく、先月の完了業務です。)

イメージ 1 イメージ 2 イメージ 3

イメージ 3

覆冠の工程を概略説明します。
覆冠その6の切り口を加工 2段にします。
木質硬化剤を十分に塗布します。
下に目の細い網、上に荒い網を張ります。
材料の「ウッディードクター」を塗ります。荒い網が心材になり、固まった人工樹皮の脱落を防ぎます。
細い目の金網はバックアップの役目をします。「ウッディードクター」の効用に、雨を通さず、空気を通すの説明を信じ、通気を期待し、空洞が少しでも過剰湿度(過湿と言う言葉は無いのでしょか?:変換しません)にならないよう配慮した仕様です。
仕上がった写真を撮り忘れ、気が付いたのは足場を外した後。
仕上がりは想像ください。
命を懸けて、写真のために登る気力も無く、発注者には「ごめんなさい。」
次回、横穴の仕上がり外観をアップします。

イメージ 1 イメージ 2

イメージ 2

これが、書きたかったのですが、仕事に追われ、なかなか前に進みませんでした。
mixiから訪問された方は、記載がダブりますが、御容赦ください。
その7の穴の内部に見える三角錐の塊は、数個見えますが、これは現在生きた枝の幹との接続部です。
取りだしたのが、風害で折れて脱落した枝の三角錐で、簡単に取りだせました。尺を当てた写真は、赤白それぞれ10cmです。
次が、「現代の樹木医学」L.SHIGO (日本樹木医会)の 樹幹と枝の接合部(解剖図)のコピーです。

写真1と図を比較して、一致しますか?
現物を見ると枝から下に延びる幹への接合組織も確認できます。

この構造から、枝は、それ以下の幹しか養わない事が判るのですが!

今回、この構造を、肉眼で確認でき、自己満足しています。


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