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本日の日本ハウズイング株式の終値は807円。前日比9%以上の大下落です。27日の総会終了日の引け際からグンと下げ始めて、総会前日26日の終値950円から何と140円以上の暴落ぶり。
市場の期待が原弘産による経営権取得に傾いていたことへの表れですが、この光景は王子製紙による北越製紙の経営権取得失敗のときと同じ構造ではないかと感じます(北越製紙株式はあの騒動以降一度もTOB価格に近づいていない)。
ブルドッグのときもそうですが、なぜに一般株主はこうも経済合理性を無視した行動に走るのでしょうか?もちろん、基準日現在の株主がその日以降に高値で売り抜けていた場合には、この損失を現在化することはないかもしれません。また、信任された経営陣を『末永く』見守ってくれるやさしき株主もいるのかもしれません。
でもこうも過去の『不幸な事例』を繰り返す光景を目のあたりにすると、株価の上昇を望む『当たり前の株主』にとって『心優しき』株主とはいったい何なのかと思わざるを得ません。
今回、予想以上に日本ハ社支持に回ったわけですが、その要因は何に拠るところが大きかったのか?
原社リリースの「日本ハウズイング株式会社の株主総会の結果について」
(http://www.harakosan.co.jp/ir/teian/pdf/timely_disclosure_080627.pdf)3頁の小佐野社長による『成長戦略の達成については、努力はするが、コミットはできない』『株価については約束できない』との件が本当だとしたら、さすがにその発言を聞いた株主は賛成に回れなかったと思うのですが。
追伸)アデランスH、社外取締役をスティールから迎え入れるようで・・。まだ35歳ぐらいの方ですよね。周りが全部敵のような環境でよく頑張れるものです。
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リリースを見る限り、原弘産は、まだまだやる気のようですね。どっちにしろ、今回の総会では、日ハウの経営陣入れ替えをすることができなかったわけですから、かえって、原にとっては、最高の結果になったように思えます。
つまり、下手に勝ってしまうと、TOB資金を準備する必要があったのですが、今回の結果を受けて、あと、5%買い増せば確実にひっくり返すことができるわけですから、市場で20%まで買い占めればいいわけです。
それに、日本ハウズイングは、なぜか、役員の解任要件の引き下げに応じています。つまり、仮に、原が勝っても、本来は、来年の定総まで時間稼ぎをできたのに、その権利を自ら放棄したわけです。
流動性の低い株なので、原グループが5割以上まで買い進めるのにどれだけ時間がかかるか解りませんが、年内には臨時株主総会が開催されるのではないでしょうか。
ちなみに、先日、ランドマークの変更報告書が提出されました。
2008/7/6(日) 午後 1:34 [ - ]