よねちゃんの車中泊旅行記

4月22日、はてなブログ「よねちゃんの花日記」に移行しました。車中泊旅行記もそちらで継続しています。

閑話休題

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納豆狂想曲

    2007年1月21日

  まあ、そんなことだろうとは思っていましたが。

  関西テレビの「発掘!あるある大事典」が本年1月7日に納豆のダイエット効果についていかさま番組を流したという話です。「DHEA」と呼ばれるホルモンにダイエット効果があるという説を採用し、納豆などに含まれるイソフラボンがその原料になるとするものでした。しかし、内容のほとんどは根拠のないものだったようです。

  関西テレビの千草宗一郎社長は硬い表情を浮かべ、深々と頭を下げてこう言ったそうです。「視聴者の信頼を裏切り、誠に申し訳ない」。でも、私のように、テレビのバラエティ番組の内容など最初から信用していない者にとっては、やはりという印象で、どうということはありません。ましてや、朝日新聞や毎日新聞の意図的な政治的ねつ造記事に比べれば軽いものです。

  こういう番組にはもともと無理があります。面白おかしく、みんなが興味を持つようなことについて正確な科学的知見に基づいて構成する、NHKの「ためして合点」もそうですが、続けるのは大変なことです。勢い、こういうねつ造という結果にもなるのです。今までの話も大半はうそっぱちだったかもしれません。

  番組の内容については、関係者の猛省を促すことにしましょう。どうでもいいバラエティ番組とはいえ、テレビの影響力を考えれば放置できません。

  それはそれとして、騙されたとしばし怒ったあとは、冷静に私達自身の姿勢も省みておくのがいいと思います。物事は何でも話半分くらいに聞いておくのが一番だということです。残りの半分は?・・・、それは嘘だと思ってかかることです。人の言うことやることはまず疑う、人間の半分は詐欺師かペテン師だと思う・・・・、悲しいことですが現代社会で自分を守るための効果的な手段です。

  ダイエットにいいという話を聞いた直後に買いに走ったりするのは、昭和48年のオイルショックのときにトイレットペーパーがなくなったときの精神構造と大して変わりません。人は人、私は私という信念を持っていないから、柳に風となびいて結局騙されるのです。

  あとで騙されたと怒るのは結構ですが、そういう軽率な行動をとったことも反省すべきです。しっかり反省しておけば次に騙されるのを防ぐことができます。猿だって反省する時代なのですから。

  風評という言葉をよく聞きますが、テレビなどはそれをまき散らす張本人です。風評に惑わされないためには、どんな話を聞いても、まずは落ち着いて自分で判断すること、そういう自信がなければ、作り話やくだらない話ばかりと分かっているテレビのバラエティ番組などは最初から見ないことです。

  ダイエットもそうです。納豆を食えば痩せられるなんて、そんな風に楽をして効果だけを短絡的に求める人が多いからこういう番組が横行するのです。生活習慣をきちんと管理し、運動するなり、適切な食事をしていれば健康でいられます。

  無理をして痩せる必要もありません。そんなことをしたら、高齢になったときに骨粗鬆症で寝たきりになるか、遭難したときに体力不足で一番先に死ぬかという運命が待っています。


  それにしても、納豆業者や流通業者の方、大変でしたね。増産やら仕入れの確保に振り回されてとんだ災難でした。しかもこの後の反動がどのくらいか見当もつきません。一過性の需要とは分かっていても、客に品切れですとはいえないところが客商売の辛いところです。

  でも、納豆業界の全国組織である全国納豆協同組合連合会のコメントはとても好感が持てました。「納豆は、確かに指摘のような効用があるが、こればかり食べれば痩せられるというものではないし、過食しすぎると発ガンの危険性が高まる。」というような趣旨だったと思います。

  千載一遇の商機と歓喜すると思いきや、食べ過ぎを警告する冷静で客観的で公正なコメントでした。
もともと、平成18年2月2日付けで農林水産省が「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&Aについて」という文書を出していました。それによると、次のとおりです。
 
  食品安全委員会で、大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方を、現在検討中です。

  大豆イソフラボンは、ヒトの女性ホルモンと類似の構造を持つので、ヒトの体内に吸収されると女性ホルモンに似た作用を示すことが期待されています。しかし、大豆イソフラボンが、摂取量によって有効な作用をする場合もあれば、有害な作用をする場合もあることも報告されています。(以下省略。)

  連合会は、これに対して、通常の食品の安全性の範囲でのことであれば何の問題もないという見解を示していて、今回もこれに沿った見解を出したものと思われます。テレビを信じて大量に納豆だけを食べ続けるのはとても通常の食事とは言い難いからです。どんなものでも、そればかり食べれば体にいいわけがありません。だからこそ、親は一生懸命になって子供に偏食するなと教えるのです。

  いずれにしても、こういう良識ある連合会に加入している納豆業者の人が精魂込めて作った納豆です。偽情報に踊らされず、安心しておいしい納豆を納得して味わっていただくことにしましょう。そうすれば、健康を維持できること間違いなしです。


  ちなみに、我が和歌山市は、県庁所在地の都市では全国で一番納豆消費量の少ない土地柄だそうです。一番多いところの3分の1ほどだとか。よそではスーパーから納豆がなくなったという記事も出ていましたが、和歌山ではそう極端ではありませんでした。

  味付けが薄くて甘めの関西では、納豆のようなクセの強いものはどちらかといえば口に合いません。それに納豆というと、甘納豆を連想する人の方が多いでしょう。

  和歌山では、自嘲気味に、暖かくて甘くてのんびりしているから、はしっかい「大阪に」出し抜かれるのだという人もいますが・・・。

  ああ、そういえば最近、そういう話もありましたっけ。完。

  
  追伸(2007年1月24日)

  文中、全国納豆協同組合連合会に高い評点をつけましたが、今日の新聞報道で、この組合が事前に番組が放映される日と内容を察知して組合員に流し、特需に備えるような対応をしていたことが分かりました。

  この番組で扱われる食材などが放映後爆発的に売れることが分かっているからで、これ自体は納豆に限った話ではないようです。千載一遇の商機ととらえていた可能性があります。

  まあ、世の中は裏もあって、100点がつくような話は滅多にないということでしょう。私自身もいささか反省することにしました。

  

 
  
  

  
  

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