よねちゃんの車中泊旅行記

4月22日、はてなブログ「よねちゃんの花日記」に移行しました。車中泊旅行記もそちらで継続しています。

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    2007年9月15日

  今、鳥取県智頭町の石谷家住宅にいます。引き続き内部を紹介して行きましょう。

  主屋から畳廊下を歩いていくと、新建(しんだて)座敷と呼ばれるところに来ました(写真 法もらったパンフレットによると、昭和16年から17年にかけて改築された場所だそうです。

  これが新建座敷です(写真◆法左から付け書院、床の間、天袋、違い棚付きの床脇という構成です。パンフレットによると、天井材は奈良の春日杉、床柱は屋久杉の笹杢(ささもく)、床壁は和紙の袋張りとあります。

  杢とは木目の紋様の特に美しいものをいい、笹杢とは、笹の葉が折り重なったような先の尖ったギサギサ模様の杢のことだそうです。非常に高価なものが多いと思われます。

  実は、見ただけではそういう銘杢とは気がつかず、アップの写真も撮っていませんでした。

  和紙の袋張りとは、何枚か下張りをした上に和紙を貼り付ける手法です。「四畳半襖の下張り」事件はこういう手法で隠されていたエロ本を見つけるという体裁で始まりました。1980年に最高裁の判決が出るような大騒ぎになったのです。

  床の間には「両不相識」と書いた掛け軸があります(写真)。この当時の日本語は横書きの時は右から書きました。「識相ふたつならず」と読みます。九鬼隆一という現在の東京国立博物館の初代総長になった人の作です。

  「識相」は仏教でよく使われる言葉ですが、詳しいわけではないので省略します。

  振り返ると、次の間があります(写真ぁ法K榲は、入口側が次の間で奥が座敷です。ここにも平書院付きの床の間があります。

  この座敷からは庭が見えます。この庭園がなかなか豪勢です(写真キΑ法Gふりた松の枝が池にかかり、幻想的な雰囲気を醸しだしています。

  この新建座敷からさらに奥の江戸座敷に向かう途中の畳廊下にあったと思うのですが、「楓橋夜泊」と「寒山拾得」を書いた衝立(?)がありました(写真Л─法


   楓橋夜泊  張継

   月落烏啼霜満天
   江楓漁火対愁眠
   姑蘇城外寒山寺
   夜半鐘声到客船

  漢詩に興味のない人でもこの詩は知っている人が多いでしょう。漢文の教科書にも載っていて、恐らく、我が国で最もよく知られた漢詩です。

  旅の途中、船の中で夜を過ごす、遠くの寺の鐘の音が聞こえたのでもう朝かと思えば、まだ真夜中だったという意味です。車中泊にもぴったりの詩です。不眠症で眠れない夜を過ごす人にとってはわびしい限りでしょうけれど。

  寒山拾得は寒山と拾得という中国の唐の時代の僧のことです。伝説的な人物で真実どんな人だったか分かっていません。

  超俗的だったことだけは確かで、寒山拾得図としてよく画題になります。


  さあ、この奥がいよいよ江戸座敷です。

  続く。

  

  



  

  

  

  

  

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