|
2014年11月14日(金)
今、三重県津市の津市白山郷土資料館にいます。場所は所は近鉄大阪線榊原温泉口駅の南約800メートルです。
各種桶です。中央の矢印の取っ手の付いた大きな桶は「打起」という名札が付いていて、酒を温める容器でした。この桶に酒を詰めて大きな鍋で煮たということでしょうか(写真①)。
造り酒屋の引き札です(写真②)。左端に明治40年の略歴があります。美しい絵ですね。明治40年の干支は未(ヒツジ)だったのでこの絵にも羊が描かれたのでしょう。後方には富士山も見えます。
さて、こういう展示になりました。例によって詳しく紹介しましょう(写真③)。
まずは入口にあった太鼓です(写真④)。この大きさの太鼓となると祭などで使われたと思いますが、由緒は不明です。
唐臼といいます。左側の枠に人が捕まって乗り、杵を足で踏んで上下させます。反対側の臼には穀物を入れて籾摺りや玄米の精米を行いました(写真⑤)。
これを見ていると現在のコイン精米機の有り難みが分かります。300円出せば5〜6分で1袋(30キロ)が精米できるのですから。
これはトンボというでしょうか、ゴザに播いた穀物をならすのに使ったと思います。これに釘の様な歯が付いたのは地面をかきならす道具で今も健在です(写真⑥)。
この大きな箱は鍛冶屋が使う鞴(フイゴ、吹子)で、送風機です(写真⑦)。
フイゴの解説がありました(写真⑧)。
フイゴの奥にあったのは手押式の鋤(すき)ではないかと思います。もうとっくの昔に消えたと思っていたら、小規模な農家では現役でした。耕耘機はいらないが人が使う鍬(くわ)ではとても追いつかないという場合に結構威力を発揮します(写真⑨)。
左にあるのは土臼です(写真⑩)。籾摺り機です。矢印は土臼を動かすための柄で、数人がかりでピストンのように動かしたのです。
今も健在のフルイです。下にあるのは藁製の容器です(写真⑪)。
竿秤と分銅です(写真⑫)。
漏斗(じょうご)です(写真⑬)。穀類を俵やカマスに入れるときに使いました。
四角いのは一斗枡です(写真⑭)。米なら15キロ入ります。持ちあげるための取っ手の付いたものも多かったです。丸い棒はすり切り棒です。
手前の小さいのは茶臼、奥2個は普通の挽き臼です(写真⑮)。臼は人類の存続に大きな貢献をしました。どんなに固いものでも粉にすれば何とか食べられますし、毒やあくの強いものでも粉にして水にさらせば多くのものは食べられました。
千石通しです(写真⑯)。樅の選別機です。
続く
|
全体表示
[ リスト ]






https://twitter.com/
2018/5/16(水) 午前 6:57 [ 吉野ひかり ]