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2014年11月16日(日)
今、三重県いなべ市のいなべ市郷土資料館にいます。場所はいなべ市役所大安庁舎の中です。
藍染めの展示です(写真①)。染め物に水は必需品です。桶がたくさん並んでいます。
これは藍玉という染料です(写真②)。藍の葉を原料にして発酵熟成させ団子にしたのが藍玉です。団子にすると持ち運びが容易になります。
故事ことわざの知識が教養の一部だった頃、「紺屋のあさって」というのは必ず覚えました。
この解説の中の「気に入った」が職人気質なのか依頼人の期待なのか分かりませんが、本当のところは天候に左右されるのでいつになるか分からないということです(写真③)。
「青は藍より出でて藍よりも青し」というのは有名ですが、現在では青と藍の区別は難しくなったでしょう。
青は色の名、藍は原料の草の名なのですが、昨今は藍色や紺色という言葉もあって余計分かりにくくなっています。
転じて師匠よりも弟子の方が優れているという人事の話の方が有名です。これを「出藍の誉れ」と言いましたが、これも死語になりました。 あの将棋の藤井7段が自分で「出藍の誉れ」と言ったら天地がひっくり返るくらいの反応があったかもしれません(写真④)。 こういう甕を使って染めました(写真⑤)。
藍染めの展示はこれで終わりでした。
水道がなかった頃、井戸水はこういう甕に溜めて使いました。山間部では沢から水を引く事が多かったのですが、こういう甕に掛け流しで使っていました(写真⑥)。 これも水甕でしょうか、それとも手水鉢でしょうか(写真⑦)。
中央の三角形の大きな道具はなんでしょう。ラベルに整理用の貼り紙があって読み取れませんが、どうも噴霧器のポンプのようです(写真⑧⑨)。初期の消毒用噴霧器でしょうか。
これも噴霧器と思われます(写真⑩)。
一番よく知られている殺虫剤の噴霧器です(写真⑪)。現在、庭で使っているのは350CCのペットボトルに入れる100均の噴霧器ですが、意外に便利です。
雑然としている上に青い貼り紙で名札が読めず、名称不明のものが多いです(写真⑫)。資料館にあるまじき展示です。展示物の棚卸しをやっていたのかもしれません。
動物を捕らえる罠です(写真⑬)。今でもトラバサミと称して売られていますが、現在では日本全域で鳥獣保護法により使用禁止になっているでしょう。鳥獣の他に人がこの罠にかかることもあります。
日本の現代に通じる鳥獣保護を打ち出したのが徳川5代将軍・綱吉だと言うことご存じでしたか。 綱吉は、かつてはあの石頭の新井白石の悪意ある捏造情報の流布で最低の将軍と言われましたが、現在では今に通じる福祉政策の根源を日本社会に植え付けた希代の傑出した為政者とされています。 韓国や中国では今も犬を大量に食べて世界中の批判を浴びていますが、日本の犬食は綱吉が廃絶させました。 散粉機です。改良型が今でも売られています(写真⑭)。粒状の肥料や消毒薬を散布するのに使います。
何かと思ったら樋でした(写真⑮)。樋は竹で作ったものの方が多かったでしょうか。
続く
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