いずものこころ

みんなで古代出雲を探検しましょう!

全体表示

[ リスト ]

『阿用郷の鬼の話』

イメージ 1

『出雲国風土記』の阿用郷の条に次のような記載があります。阿用郷の地名起源です。
「昔、あるひとがここで山田を佃(つく)って守っていたが、目が一つの鬼がきて、(田を)佃っていた男の人を食べてしまった。その男の父母は竹原の中に隠れていたが竹の葉が動いた。その時、食われた男が『動動(ア−ア−)』と云ったので『あよ』という」。

妖怪・鬼が出てくるので、おおらかな話の多い『出雲国風土記』にあっては、異色の記載だと思っていました。しかし、阿用小学校のホームページに載っていた次の記事で、納得できました。

そこには、「『あよ』とは、昔の言葉で動いているという意味で、自分の命が危険な時にも両親の安全を願う、美しい心の話として語り伝えられていたそうです。」とあったからです。美談だったのです。阿用小学校様に感謝します。

さて、この一つ目の鬼については「異種族人の身体的特徴を異様に見たものであろう。鍛工者が祖神を天目一命とするのと関係あるか」と解説されているものもあり、民俗学者の谷川健一氏は「鉄の生産や加工にたずさわる人は、鉄の溶け具合や温度を炎の色で見分けようとするため、片目でそれを確かめようとする。すると、長年のうちに、開けているほうの視力が落ちて、隻眼(片眼)になるものが多い。」「天目一命(アマノマヒトツ命=目が一つしかない鍛冶の神様)もそこから来ているのではないか」と考えられています。

阿用ですでに鉄生産が行われていたのでしょうか。確かに、阿用川の上流ではとてもよい砂鉄が採れます。


.
いずものしげちゃん
いずものしげちゃん
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事