いずものこころ

みんなで古代出雲を探検しましょう!

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古代出雲の文化の繁栄の理由を、出雲に特有な地形に求めることができるとする説があります。藤岡大拙荒神谷博物館長は、出雲の地形を火山の「カルデラ」のようだとたとえられ、そのアリ地獄のような地形の中に、様々な文化と時間が重層的に押し込まれ、外に向って流れ出すことなく、深みのある独自の文化が出来上がったというように指摘されたことがあります。

また、ある古代史家は、丹後・丹波・但馬あたりの地形を考察し、数多くの盆地、扇状地に居住する古代人たちは、それぞれ自己完結型の小宇宙を持っていて、それが谷をへだて、河川をまたがり、交易や文化のネットワークを作っていたと指摘されます。

このような、古代に対する文化史的な見方は、現在の私たちが抱える問題にも、価値を見出す力を与えたり、多くの発見をしたり、物事を考えたり、解決方法を探るための素材となります。古代から現代を学ぶといってもよいでしょう。

さて、上の図は、出雲の地形に古代の遺跡・神社など生活址を大まかに乗せたものです。海洋性のネットワークと河川系のネットワークが存在するように思えます。海洋性ネットワークでは、点在する集落が、「津」「浦」「浜」といった形で結ばれます。河川系のネットワークでは、河川に沿った形で、「谷」「扇状地」「盆地(野)」「平野」といった形で結ばれます。

そして、移動性の高い海洋性のネットワークによる遠方の地との交易による「富」と、豊穣な河川系のネットワークからもたらされる内部蓄積による「富」との、良好なバランスが古代出雲には存在していたのではないでしょうか。

同じように、丹後・丹波・但馬も丹後半島・若狭湾を前面に、そして、多くの中小河川と穏やかな盆地・扇状地を抱えています。古代出雲と同じように遺跡からは、玉文化、鉄文化の存在を示す遺物が出土し、そして多くの出雲系の神々を祀る大神宮、一の宮があります。なんらかの共通した要素を推測せざるを得ないように思えます。

海外交易する「スサノヲ」や「宗像の海人」、そして山野・平野をを開拓する「オオクニヌシ」や「アジスキタカヒコネ」・・・古代出雲は大きなスケールで動いていたのではないでしょうか。


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