いずものこころ

みんなで古代出雲を探検しましょう!

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『日本書紀』の「神代の巻」では、国譲りやヤマタノオロチ神話などで、たくさん出てくる出雲ですが、いわゆる「人代の巻」では、登場の場面はぐっと少なくなります。特徴的なのは、「崇神天皇紀」・「垂仁天皇紀」では、たたりの神として、あるいは神宝検校の話として、出雲はクローズアップされていますが、その他では吉備や丹波に比べて、また、三韓征伐など朝鮮半島情勢にからむ話などに比べて、出雲の影はほとんど見えません。

しかし、なんとも不思議な記事と共に「斉明天皇紀」において、出雲が突然出てきます。どんな話なのか、まず紹介しておきましょう。

1.『出雲の国より報告があり、「北の海の浜に魚がたくさん死んで、積み上げられています。厚さは三尺ばかり、その魚の大きさは河豚(ふぐ)くらいで、雀のような口をもち、針のような鱗があります。鱗の長さは数寸です。土地の人々が言うのには、雀が海中に入って魚になったものだから雀魚という名だということです」とあった』(斉明紀四年是歳条)。

この話には、次のような(注)がついています。
『ある本によると、六年七月に百済が使いを遣わして、「大唐と新羅が力を併せて、わが国を攻めました。そして、義慈王・王后・太子を捕虜としてつれ去りました。このため国では戦士を西北の境に配置し、城柵を繕い、山川を断ちふさぎました。これはそのことの前兆です」といった』、というものです。・・・なぜ、出雲の北の浜に大量の雀魚が漂着したことが、朝鮮半島情勢と関わるのかミステリーです。

2.『この年、出雲国造に命ぜられて神の宮を修造させられた。(出雲国造に命せて、神の宮を修厳せしめた)』(斉明紀五年是歳条)・・・この「神の宮」とはどこのことでしょうか。

3.『狐が意宇郡の役夫の採ってきた葛を噛み切って逃げた。(狐、於友(宇)郡の役丁の執れる(宮材を曳きあるいは結ぶ)葛の末を噛ひ断ちて去ぬ)』(同上)・・・「神の宮」を建てている最中に、その宮の建設を妨害するようなことです。

4.『犬(狗)が死人の腕を、揖屋神社のところに噛って置いていた。(狗、死人の手臂(ただむき)を意宇郡の言屋社に噛ひ置けり)』(同上)。

これには、次のような(注)がついています。『天子の崩御の前兆である。(天子の崩りまさむ兆しなり)』、というものです。・・・斉明天皇の崩御(死)の前兆が、出雲の国において出現しているのです。なんとも不気味ではありませんか。


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