いずものこころ

みんなで古代出雲を探検しましょう!

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前回のシリーズで、・・・『出雲というのは、出雲が霊威の国、神の国であることを示す、あるいは体現する言葉であって、それが地名として用いられるようになった。』・・・としました。

そして、「八雲立つ」とは、・・・『多くの精霊・霊魂・神が出現する』・・・という意味だとし、「出雲」とは、・・・『より強い神威を持った精霊・霊魂・神がいる』・・・という意味だとしました。

そこから、「八雲立つ出雲」とは、・・・『多くの精霊・霊魂・神が出現する、その中にはより強い神威を持った神がいる』・・・という意味だとしました。

それにしても不思議なのは、なぜ出雲という地域が、そのような地域だということになったのでしょうか。今回は、このことについての謎を空想したいと思います。

縄文時代、それよりもっと前から人々は、人知の及ばないものを畏敬し、畏怖し、「祈り」といったものを、天や地、雲や水、大岩や大木に捧げてきていました。やがてそうした祈りは「カミ・神」に捧げられるものだとして、その神をより身近な場所に導こうとして「神降ろし」を行ったり、「神座」・「御神木(ヒモロ木)」などの依り代を用意したのです。

こうしたことは出雲に限らず、「磐座」や「巨木信仰」が日本列島の各地に見られるように、ある意味では普遍性をもって行われていたことなのです。「磐座」の数にしても、出雲は特に多いということはありません。

それなのに、なぜ出雲は、「霊威の国、神の国である」などと言うのでしょうか。そして、その様に言われれば、確かにその様だなどと思うのでしょうか。出雲を本源とするような、スサノヲやオオクニヌシなどの神々への信仰が、全国に広まっているからだといった理由付けがあるのですが、それは循環論法なのです。

やはり、出雲を・・・『多くの精霊・霊魂・神が出現する、その中にはより強い神威を持った神がいる』国・・・だと言うには、なぜそうなったのかを根本に遡って空想してみる必要があるのです。その根本を、「出雲神話」、「出雲系神話」といった形で分類し、多くの出雲の神々が『古事記・日本書紀』、『出雲国風土記』に出ているのだから、出雲は、「霊威の国、神の国である」というのも、上記と同じく循環論法なのです。私は、そうなった根本は、出雲の地形、風土、歴史的背景にあると考え、以下に空想したいと思います。


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