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1986年09月 東京大学出版会からの出版です。
レビューには、
『〈古代日本海文化圏〉の発見が、新しい〈日本古代史像〉を創出する。いま、古代史のイメージが変わる!日本海の特色として、海外関係、外国文化の流入が予想以上にあったことが考えられるが、文化が渡来した場合、受けとめたものを育むという主体がいる。そのような観点から日本の古代を考えると、日本海域はもとより各地域の地域史を新しく掘り起こしながら古代史を見ていくことにより、日本の古代国家の歴史と文化の水準や内容を一層豊かに理解していくことができる。この講義は、最近の考古学の発見の例を織り込みながら、日本海域の古代史像について紹介する。』
目次は、
序章 古代日本海域史と地域国家
第1編 能登の古代(七尾珠洲・内浦渤海使と北陸輪島)
第2編 角鹿の古代(角鹿古代日本海文化と敦賀)
第3編 丹後・但馬の古代(丹後王国論序説銘文鉄刀の発見と古代但馬)
第4編 出雲の古代(古代出雲の国と神々荒神谷遺蹟発見の青銅器群と古代史像)
かなり専門的な内容ですが、第4編などはとても楽しく読めます。
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