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今度は、ヤマタノオロチを分解してみましょう。独断と偏見です。身体の特徴は細かく述べられていますので、また別のところで検討します。
1.アシナヅチ、テナヅチは老夫婦である。
2.娘が八人いた。
3.年に一回づつ一人ずつ奪いに来る。
4.最後の一人娘が残った。
5.酒が好きである。
6.スサノヲに招かれて、門の前の酒を飲んだ。
7.酔っ払ったところを、討ち取られた。
8.頭を討ち取られた。
9.頭は八つなのに、身体はひとつのその尻尾から剣を奪われた。
1−1.老夫婦⇒弱い・・・抵抗の手段がない⇒それを襲う・・・野蛮?何かに困っている?
2―1.娘が八人⇒オロチは頭が八つ・・・略奪婚?⇒オロチは人間?あるいは、娘たちと同類?
3−1.年に一回づつ⇒斐伊川の氾濫?年一回の収穫期?
3―2.ここは、氾濫ではなく、娘は老夫婦から生まれたもの=収穫物と見るのが良いかも?
4−1.最後の一人娘⇒老夫婦を集団と考えると滅亡の危機・・・オロチの勝利近し?
5−1.酒好き⇒酒を好きになれるほど集団内では地位が高い?・・・首長?
6−1.招かれて門から入る⇒やはり首長クラス?
7−1.酔っ払ったところを討ち取られる⇒お人よし?策略になれていない?田舎もの?
8−1.頭を討ち取られた⇒首を上げられた・・・やはり首長クラス?
9−1.身体はひとつ、その尻尾から剣を奪われる⇒八つの同族・・・同族の共通の宝を奪われた。
こう考えると、オロチは斐伊川が擬人化されたものではなく、人間の一族をオロチにたとえたとする考えに近くなるナー。
アシナヅチ、テナヅチを蛇に見てる人もいるから、蛇とオロチは同類なので、略奪婚も成り立つナー。そして、蛇とは本当の蛇ではなく、蛇族。やっぱり、稲作地帯の平和な蛇族と、山間部の荒々しい蛇族との戦いなのかもしれない。そして、略奪婚もかねた、年一回の稲(イナタヒメ)の収穫を狙ってくる人たちだったのかもしれない。
皆さんはどう思われますか。
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