いずものこころ

みんなで古代出雲を探検しましょう!

古代出雲の豆知識

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

島根県埋蔵文化財調査センターの発表によると、出雲市中野町の中野清水遺跡で出土した弥生時代末期の土器片が、中国の史書「魏志倭人伝」に登場する九州北部の伊都国(いとこく)産(伊都国は弥生時代に現在の福岡県前原市付近で栄えた)であることが判明し、古代出雲と北部九州地域の古代の交流を裏付ける貴重な資料となる、とのことです。

同遺跡は、弥生中期から江戸時代にかけての集落遺跡で、土器片は、2003年に調査した弥生時代後期末から古墳時代前期初め(三世紀中ごろ)の土器の集積地から、出雲や西部瀬戸内産などに混じって六片出土しました。

形状や土の特徴から弥生時代後期末の伊都国産と判明したこの土器は、復元すると、高さ七十一センチ、口径五十センチの甕(かめ)型の土器で、同時期の伊都国産の甕型土器が九州以外で出土したのは、全国初めてということです。

逆に、前原市の遺跡からは、松江市玉湯町産の碧玉(へきぎょく)や山陰系の土器が見つかっており、同センターは「両地域の相互交流が裏付けられた」としています。

伊都国は、魏と邪馬台国の交渉の拠点で、周辺諸国を検察する「一大率」が置かれていたとされ、魏志倭人伝では「代々王がいた」と記述され、前原市の遺跡からは昨年、国内最古級のガラス連玉が出土しています。

出土した土器片は、荒神谷博物館で今日から開かれる「新発見!とっとり・しまね発掘速報展」で展示されます。

ついに、古代出雲の活躍が「魏志倭人伝」までさかのぼりましたね。パチ、パチ!!!

古代出雲と『魏志倭人伝』については、http://blogs.yahoo.co.jp/shigechanizumo/10314140.html?p=5&pm=l を参照してみてください。

開く トラックバック(1)

『冬至と古伝新嘗祭』

イメージ 1

皇極天皇の時代(642〜645)になって、冬至の月である旧暦11月中旬の卯の日を新嘗(にいなへ)祭と定め、太陽の復活を祈る祀りと、豊かな実りを感謝する祭が合体されました。また、毎年行なう祭を「新嘗祭」と呼び、新しい天皇が即位された際に行なう一代一回限りの大祭を「大嘗祭」(おおにへのまつり、だいじょうさい)として区別するようになりました。

1874(明治6)年以後、11月23日が新嘗祭の日と決められ、皇居ではその年の新穀を天神地祗(てんじんちぎ)に供する儀式が行なわれ、全国民もまた「五穀豊穰、天下太平を神祗に祈る」祭日と決められました。
戦後、こうした伝統ある祝祭日も新しい観点から見直され、1500年守られてきた新嘗祭の日は国民の祝日「勤労感謝の日」となりました。

出雲大社でも、11月23日は「献穀祭」というお祭りが執り行われます。正式には古伝新嘗祭というそうです。
古伝新嘗祭は、「明治4年の神社制度改正以前は、陰暦11月申卯の日に出雲国造自ら大庭の神魂神社におもむき、その年の新穀を神前に供し、自らもこれを口にして神恩を謝し、併せて国家の隆昌と五穀豊穣とを祈念する祭儀で、国造の奉仕する年間の祭りにあって、最も重要な意義を有つ祭典であった。」ということです。

そして、その内容は「陰暦11月といえば、陽光の衰えてくるときである。年間を通して活動してきた国造の霊威もまた衰えを見せてくるのであって、こういうときにあたり、国造が神との相嘗をすることによって、清新にして活発な生命力にみちた神の霊威をば、国造がその身につけ、かくすることによって、新らしい年にむかってのはたらきが約束され、保障されるという、いわば出雲国造の霊威の復活の為の祭りが、その本義をなすのであろう。」とされています。

ですから、現在では私たちのいう冬至の日と「献穀祭(古伝新嘗祭)」の日の月が11月と12月に別かれていますが、もとは同じ月の同じ日ぐらいに、祭りがあったということになりますね。

イメージ 1

雲南市大東町の阿用、ここは『出雲国風土記』では、一つ目の鬼が村人を食べた時その村人が「アヨ、アヨ」といったので阿用という地名がついたと記載されているところです。

ところで、昭和40年代の初めまで、ここには全国一の生産量を誇ったモリブデン鉱山がありました。モリブデンは鉄にごく少量混ぜると、非常にその鉄は硬度を増すとされる鉱物です。

ここで、スサノヲが、ヤマタノオロチを退治したとき、スサノヲが持っていた剣が刃こぼれし、よく見たところオロチの尾から、剣が出てきたという話を思い出してみましょう。

オロチの剣がスサノヲの剣より硬かったことが判ります。ここから、ある人は、スサノヲが持っていた剣は、「銅剣」であって鋼鉄製の剣に負けたのだとされます。しかし、そうでしょうか。スサノヲが持っていたのはやはり鉄剣であったのだが、モリブデンの含まれた出雲産の剣に負けたのではと考えることもできます。

もちろん、古代出雲人が意図してモリブデンを混ぜた鉄を作ったとは考えられませんから、自然に含まれるモリブデンの成分が、出雲産の鉄剣や鉄製品を硬くしていたのではないでしょうか。阿用川でも砂鉄が採れ、なによりも大東町はスサノヲを祀る日本初の宮「須我神社」がある町です。

この剣は、アマテラスオオミカミに献上され、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)とも草薙剣(クサナギノツルギ)ともいわれ、天皇家に伝わる三種の神器のひとつになりました。

イメージ 1

平安時代のある時期まで、出雲の国造さんは、亡くなると「水葬」によって葬送されていたという伝えがあります。今の出雲大社の「松の参道」の近くまで「入海」が迫っていて、そこから、舟(?)の様なもので、海へと送り出されたそうです。

私も、曾祖母が亡くなった時、稲佐の浜(国譲りの浜)の二・三キロ南の「大川尻」というところの海辺へ、親戚たちと曾祖母の衣服や小布団を流しに行った記憶があります(今では大変な環境汚染?)。出雲大社の周辺の家々には、最近までこうした風習が残っていました。そして、忌明けとしたように思います。

また、松江市の「売布神社」は、航海の神様を祀り「水戸(みなと)の神であり、祓(はら)え戸(門)の神」とされており、ご利益は「祓え清め、そして生命力のよみがえり」となっています。この神社では、夏の例祭のときには、二キロぐらい西の「袖師ヶ浦」へ船で行かれ、船上から祝詞を上げられる神事があります。「袖師ヶ浦」は、この神社の「禊ぎ場」だということです。

「水葬」といっても、川に流すのでなく、海へ葬送するのは、「海」と「塩」の関係がうかがわれます。
「海」からとれる「塩」の殺菌作用を、禊ぎ=清浄作用ととらえると宮司さんは言っておられました。

「死」→「水葬」→「海」→「塩」→「禊ぎ」→「祓え清め」→「蘇り=再生」といった一連の流れが考えられるのではないでしょうか。

それとも、国造の水葬は、「海よりより来た神々の元へとお帰りになる」といった全く別の理由からのものでしょうか・・・。

『阿用郷の鬼の話』

イメージ 1

『出雲国風土記』の阿用郷の条に次のような記載があります。阿用郷の地名起源です。
「昔、あるひとがここで山田を佃(つく)って守っていたが、目が一つの鬼がきて、(田を)佃っていた男の人を食べてしまった。その男の父母は竹原の中に隠れていたが竹の葉が動いた。その時、食われた男が『動動(ア−ア−)』と云ったので『あよ』という」。

妖怪・鬼が出てくるので、おおらかな話の多い『出雲国風土記』にあっては、異色の記載だと思っていました。しかし、阿用小学校のホームページに載っていた次の記事で、納得できました。

そこには、「『あよ』とは、昔の言葉で動いているという意味で、自分の命が危険な時にも両親の安全を願う、美しい心の話として語り伝えられていたそうです。」とあったからです。美談だったのです。阿用小学校様に感謝します。

さて、この一つ目の鬼については「異種族人の身体的特徴を異様に見たものであろう。鍛工者が祖神を天目一命とするのと関係あるか」と解説されているものもあり、民俗学者の谷川健一氏は「鉄の生産や加工にたずさわる人は、鉄の溶け具合や温度を炎の色で見分けようとするため、片目でそれを確かめようとする。すると、長年のうちに、開けているほうの視力が落ちて、隻眼(片眼)になるものが多い。」「天目一命(アマノマヒトツ命=目が一つしかない鍛冶の神様)もそこから来ているのではないか」と考えられています。

阿用ですでに鉄生産が行われていたのでしょうか。確かに、阿用川の上流ではとてもよい砂鉄が採れます。

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
いずものしげちゃん
いずものしげちゃん
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事