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皆さんは海苔が一年間どうやって過ごしているか知ってますか? まさか、冬に網を張っておけば勝手に生えてくるなんて、思ってないよね。 確かに昭和のはじめ頃はそうだったかも知れないけど、完全栽培漁業になってからは大変なんだよ。 海苔の収穫時期は12月から3月位だけど、漁師さんは一年をかけて世話をしているんだ。 今日は海苔の一年間を知ってもらおうかな。 って言ってもbbオヤジは研究者じゃなし、子供の頃からの体験談だからね。 海苔は3月から4月頃(海が暖かくなってくると)腐って死んじゃうんだ。 海苔は自分の寿命が長くないことを知ると? 胞子をだすんだ。 果胞子って言うらしい。 その時々で色んな種類の胞子を出すんだって 漁師さんはこの果胞子をカキの貝殻にくっつけるんだ。 もともと、この胞子は貝殻が好きみたい。 カキの貝殻(内側の白い部分)に黒カビみたいにくっ付いて、5月から9月頃までの気温の高い時期を 乗り切るんだ。 保管場所は風とうしの良い日陰の小屋、適当に光も無いとね。 月に何回か海水を取り替えたり、柔らかい布で軽く洗ってあげたり、病気のやつはいないか確認したり。 ここで全滅したりすると大変なんだ。 9月末(お彼岸)頃、「俺たちの季節がやってきた!」とばかりに、カキの貝殻から胞子になって旅に出るんだ。 漁師さんはこのときを見計らって、網に胞子を着生させるんだ。 今はもっと近代的なやり方だけど、bbオヤジが知っているのは下のやり方。 この前、道路の凹のところに捨てられていたカキの貝がこれなんだよ。 海苔網に付いた海苔の胞子は幼芽となって、もっと水温が下がるまで胞子を出して仲間を増やすんだ。 ねずみ講式にね。 この種網を沢山作っておいて、冷凍保存しておくんだ。 悪くなった海苔網や病気にかかってしまった海苔網と取り替えるためにね。 12月に入り(本当にウインドを愛する人しか海に来なくなる頃)水温が下がってくると 葉っぱ状(ワカメみたいに)に伸びてくるんだ。 30CMくらいにはなるよ、でも柔らかいから風が吹いたり、うねりが強いと直ぐに切れちゃうんだ。 でも次から次へと伸びてくるんだ。 それを漁師さんが刈り取って、乾燥海苔に加工するんだよ。 これが海苔の一年間さ このサイクルが毎年繰り返されるんだ。 今年は豊作だといいな〜あ お正月の焼いたお餅に、新海苔を巻いて食べる。 これぞ富津のお正月! 皆にあげられるぐらい、豊作だと良いのにね。 ひとり言 中学・高校を卒業するとき、親父に漁師になりたいって言ったんだ。 でも猛烈に反対された。それでもなりたいって言う強い意志を親父は見たかったのかな。 結果的に反対した親父は正しかったと思う。 若者があこがれるような、「富津の漁師」と言う家業であってほしい。 絵キッタネ〜ナ〜 とほとほほ・・・・ガクッ(ToT)
えびすさん風の絵を目指す! |

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