軍師の独り言

すっかり日記になってしまいました(笑)

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軍師(将帥)の能力

諸葛孔明の言葉を借りて、軍師(将帥)の能力については、S,A,B,Cの4段階に私は分けて考えている。C

ランクの軍師とは、いわゆる文官的な思想で兵法については精通しているものの「見た感じでこちらより

有利な軍と対峙するとすぐに降伏とか和睦を口にする」といった者である。呉の張昭などがこれに当たる

と考えている。だから、孫権の母は「国内の問題は張昭に訊き、国外の問題は周瑜に訊け」といったのだ

ろう。ただし、孫策の旗揚げの後は、二張として張昭、張紘が活躍している。大義名分や原理原則に従っ

た考え方には強かったと思われる。Cランクと言えども「軍師」の範疇に入るのだから、相当の能力は必

要というわけである。

次にBランクの軍師とは、戦にあたり兵の勇猛さや兵の数を重視してこれに力を入れて増強する。これを

孔明は将帥の能力として、呂布や袁紹などがこの分類に属していると語っている。呂布も袁紹も曹操に敗

れはしたものの三国志の中では相当の強敵であったことは間違いない。特に呂布は董卓と組んだときは天

下一の将軍だったと言ってよい。しかも多少の不利は自身の武勇でひっくり返すくらいの力は十分にあっ

たものと思われる。呂布や袁紹が軍師とは言い難いのではあるが、将帥、特に戦に関する知能レベルとい

う意味で書いているので、ご容赦願いたい。

さて、Aランクの軍師とは、大きな戦略を持ちその中で兵を手足のように使い、個別的な戦術レベルを成

功させ、自軍を勝利に導く者のことで、曹操や周瑜がこれに当たると言っています。官渡の戦いにおける

曹操の戦術や赤壁の戦いにおける周瑜の戦術は見事なもので、相手の兵力や装備が優っているにもかかわ

らず、これをものともせずに打ち破っています。

ところが、孔明はこれだけでは不十分だと言っています。私なりにまとめるSランクの軍師がこれに当た

るわけですが、その土地の気候や風土、森羅万象のすべてを司る能力が必要だと言っています。例えば、

兵には目に見える兵すなわち肉体を持った人間に武器を持たせた状態の兵と目に見えない兵が存在する。

目に見えない兵とは、火、水、風などの森羅万象を自在に操ることで兵として利用するという考え方で

す。これは、三国志の中では孔明のみが成しえたと言えるでしょう。目に見えない兵を使用した例として

は、赤壁の戦いの東南の風を起こしたように見せた件や夷陵の戦いの後の石兵八陣などが有名ですが、こ

のほかにも霧を利用して曹操から10万本の矢をせしめたり、博望坡の火攻めなどもその使用例と言える

でしょう。

さて、何も私は歴史の話をするためにこの話を持ちだしたわけではないのです。これを今日の企業の管理

職や経営者にあてはめてみましょう。

Cランクの管理職は、管理の手法については精通しているものの、管理、管理とうるさく言って、管理の

ための管理などを行い、確かに会社の管理体制は強化されているものの、実際には管理の成果による効果

よりも管理コストのほうが上回っているという経営全体をみることのできない管理職や経営者です。

Bランクの管理職とは、一応管理の効果などに対する採算効果などは念頭におきながらも営業マンや製造

者などに対して、ただ「何とかしろ」と旗を振るだけで何ら採算に関する策を持ち合わせていない管理職

や経営者を意味します。

そして、Aランクの管理職とは、経営理念や経営目標などを念頭におき、採算効果などについても考え、

必要な管理と不必要な管理を理解し、営業マンや製造者などを自分の手足のように使うことで、経営全体

が利益を出して安定するようにビジネスモデルをしっかり組み立てることのできる能力を持った管理職や

経営者です。だが、さきほどの話にあるようにこれだけでは不十分なのです。現代社会において森羅万象

を司る能力というのはいかなることを意味するのか?それは政治的な出来事や為替の変動などありとあら

ゆる経済情報などを有利になるように組み立てることができる必要があります。

今、原油高の波及で苦しんで倒産している会社が増えていると言います。特に建設業での原材料の高騰に

よる原価割れと運送業の赤字受注が原因で多くの企業が倒産しているようですが、もちろん異常な価格高

騰であり対応が難しいことは理解できますが、なぜ価格転嫁が進まないのかも疑問のあるところです。私

の予想では、自転車操業的資金繰りの中でなんとか生き延びてきた企業がたくさんあるために、価格転嫁

による資金的なタイムラグに対応することができないので、結局採算度外視で仕事をとることで業界全体

が苦しくなっていくという構造になっているのではないか?と推察しています。

そんなことにならないように、Sランクの経営を志向したいものです。個人的な予想ではありますが、ア

メリカの大統領選挙が終わり、少し安定した時期にサブプライムローンに関する不況の波が押し寄せてく

るでしょう。原油高で根をあげているようではこの先生き残っていくのは難しいではないかと思われま

す。

日本の株式市場の海外投資家に対する信用力の低下や原油高などの影響で苦しんでいる場合ではありませ

ん。もちろん、経済構造の問題も大きいのですが、運送業の生き残りが少なくなりすぎても利便性が失わ

れていく可能性があります。日本経済の明日を考えるとき、

Sランクレベルの経営を志向する強い企業がたくさん現れて欲しい。本当にそう願っています。

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゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン
今日はチャンと読めたよぉ 私もそう思う・・・
このランク付けは子育てとかも同じだと感じるぅ
どうしても目先のことにこだわるのか 大きな目で見ていくのか
簡単に言ってしまえばソレで終わりだけど・・・
遊び一つにしても 親が上手に係わり興味を持たせたり
自信を持つことに導いたり無駄な失敗をあえてさせることにより
学習能力を高めるとか・・・・・

実際は軍師も経営者も親も計算だけではうまく行かないのだけれど
なんて言うのかな。。自然を感じる心が必要と言うか・・・
ちょっとソレタかなぁ・・・・・

シゲハルさんはいつも冷静に分析できてスゴイ〜
σ凸ポチ

2008/8/2(土) 午前 1:33 [ - ]

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うっちーさん、ありがとう。
子育てに例えると、Cランクは子供が自分のいうことを聞いていればいい子だと思う親。子が自分を表現しないことを不安に感じるべき。
Bランクは子が勉強ができたりスポーツができたり長所があるといい子だと思う親。もっとバランスに目を向けるべき。Aランクの親は、子を人として扱い、長所と短所をしっかりみながら愛情を注いでいく親。子との距離がどうしても近くなってしまう。Sランクの親は、子との距離を適切にとり、愛情が必要なときは愛情を注ぎ、必要ないときには離れている。特に子の見えていないところでサポートしながら、子が自立していくのを遠くから見守っている親。とはいえ、「言うは易し行うは難し」ですよね。(^^)v

2008/8/2(土) 午前 3:42 shi*eh*ru01

> shi*eh*ru01さん
全然、三国志とは関係ないんですが……
子育てのランク話になっていたのでコメントさせていただきます(^ω^)

スピルバーグ監督の幼少時代の話。
兄妹喧嘩をして居たら母親がどうしたの?と尋ね、両者自分の言い分を母親に説明終えたら母親は『そう、では喧嘩の続きを初めなさい。』理由聞いただけで喧嘩は止めなかったそうです。
普通の親は止めますよね?
なんて言ったら良いかわからないがスピルバーグ監督の想像力や創造性ってそんな母親の育て方が造り出した賜物では??
と思ってしまいました。

後もう一つ、羽生名人の母親も羽生名人が小学生の時に布団の中でも詰将棋の問題やってたらある日、母親は羽生名人を将棋クラブへ連れて行きこの子をよろしくお願い致します。と……徹底的に好きな事やらせてみた。
普通の親なら遊ばないで勉強しろ!で終わって才能潰してること多々かも知れませんね。

2016/1/13(水) 午後 4:11 [ mid**ghte*pre*s020* ]


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