コンスタンツ通信

ボーデン湖岸の町コンスタンツに滞在していた社会学者です。帰国のためブログは終了しました。

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コンスタンツでの最後の朝を迎えた。
 
今日、夕方の飛行機で東京に発つ。チューリッヒからフランクフルト経由で飛ぶ。
 
フランクフルトからの航空会社は全日空。今、ヨーロッパの飛行機会社で、東京に直接飛んでいるのはスカンジナビア・エアライン(SAS)くらいだろう。しかしSASもいつまで飛び続けるかわからない。
 
だから、おそらく最後までヨーロッパ−東京間の直行便を運行するであろう日本の飛行機会社全日空を、多少の値段の高さには眼をつむって使うことにした。片道で1500ユーロを越える。
 
安いものだとブリティッシュ・エアは半額以下だが、ロンドン、ソウルと2回の乗り換えになってしまう。
 
 ◆◆
 
コンスタンツに2年間滞在した。最初は「まだ2年もある」と考えていたのだが、2年が経ってみると実に時間の流れは速いものである。
 
その間、不思議に思ったものが自然に感じられるようになり、また当たり前だとおもっていたものを奇妙に思うようになる。
 
多少長い期間、国外に住んでいると誰もが経験することである。
 
 ◆◆
 
イメージ 1
 
見慣れた家の前の光景も、もう見ることはないかもしれない。上の写真は、家の玄関先からボーデン湖に向って眺めたところ。毎日のように眼にしていた光景だ。
 
私のお世話になったコンスタンツ大学もお見せしよう。
 
イメージ 2
 
 
この写真は、大学の正面玄関である。大学らしからぬ、一時代前の近未来的建築物だ。この大学の建築の「グロテスクさ」に関しては、このブログでも何度か紹介した。だが、2年間たってみると、それほど違和感も感じなくなってしまった。
 
最後は図書館。コンスタンツ大学の図書館は、全ドイツ語圏の図書館の中でもトップクラスの使いやすさとアクセス可能な資料の多さをほこっている。昨年は「図書館・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。
 
しかしその悦びの直後、図書館内でアスベストが発見され、それ以来長期間の閉鎖が続行している。
 
下の写真は、そのなかで一部開館された“J”という領域のなかの光景。
 
イメージ 3
 
これまた、なかなか「近未来的」だ。工場のような無骨な構造でつくられた本棚。傾斜した屋根の部分がガラス張りで、そこから陽の光が差してくる。もちろん、本が痛むから赤外線は遮断されている。
 
最後の数ヶ月は、かなりの時間、このJ領域のなかで過ごした。
 
図書館が再開されたら、ぜひまた利用したいものである。
 
 
 
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二年間、お疲れ様でした。コンスタンツ通信はもう終わってしまうのでしょうか? 削除

2011/3/30(水) 午後 10:33 [ 桜えび ] 返信する

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きっと戻って来られたら、国民の様子、マスコミの様子、国の様子に驚きと違和感を感じることと思います。

2011/3/31(木) 午前 4:22 [ あおねこ ] 返信する

桜えび様、
長らくのご愛顧、ありがとうございました。4月2日をもって『コンスタンツ通信』終了です。

2011/4/2(土) 午前 1:37 Soziologe 返信する

あおねこ様、
何と言ってもAC(公共広告機構)による「節約しよう」の大キャンペーンには辟易してしまいました。私などは、こうも露骨に宣伝されると、かえって節約する気などなくなってしまいます。

2011/4/2(土) 午前 1:40 Soziologe 返信する

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