日々燦々 − はぁ〜、のんびり のんびり -

梅の便りがチラホラ聞かれ始めました。まだまだ寒いですが、寒さにまけず、今年もノンビリボチボチ頑張ります。

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音のコピー職人

年に何度かカラオケに行きます。

カラオケの曲、こんな風にしてつくられるんですね。

初めて知りました。

皆さんは、知ってましたか?


カラオケ大国支える音のコピー職人

「頼りは自分の音感だけ」と話す那須博さん。

「仕事の醍醐味ですか? 原曲に限りなく近づいてコピーできたときですね。」と・・・・。

イメージ 1

国内だけで10万ともいわれるカラオケの楽曲。

あの一曲一曲が、手作業によるコピーで制作されていることを知っている人は少ないのではないか。

誰かが原曲から歌詞を抜いているわけでも、レコード会社から自動的にカラオケ盤が送られてくるわけ

でもないのである。


東京都板橋区のマンションの1室。

音響機器がずらりと並ぶ自宅の6畳間が収録スタジオだ。

現在主流の通信カラオケは電話回線などを使って音符データを端末機に送信し、内蔵された音源を鳴ら

す。

カラオケ各社は系列の音源制作会社に、原曲とそっくりのデータを制作するよう発注し、その下請けを

担うのが、彼のような「音のコピー職人」たちだ。

「アレンジャー(編曲家)」とも呼ばれるが、仕事は単純に言えば、届いたサンプル曲を聞きながら、

専用のコンピューターにピアノ、ドラム、ギターなどに対応する音符データを打ち込んで曲を再現して

いくこと。

収入は1曲あたり5万〜6万円で、月6〜7曲ほど手がけている。

「簡単なもので2日、難しいものは1週間かかる」という音符データにはその後、歌詞のテロップや映

像が施されて商品となり、新曲の発売日にあわせてリリースされる。

たまたまヘッドホンから流れていたサンプル曲はNHKの子供向け番組の挿入歌。

楽譜があるわけではないため、「頼りは自分の音感だけ。」。

集中力も半端ではない。

「別の音に隠れて聞き取りにくい場合は、何十回と同じパートを聞き返したり、別のパートを聞いて音

を割り出していく。」という。

“音の探偵”でもある。


国内に100人以上いるとされるカラオケのコピー職人の中で、「トップ5に入る腕前の持ち主」(業

界関係者)と認められた存在だ。

約15年のキャリアで、手がけた曲は演歌やポップスなど1000以上に及ぶ。

「職人」たちの大半はミュージシャンなどの音楽関係者だが、彼も例外ではない。

昭和56年にリリースされ、49万枚の売り上げを記録した『キッスは目にして!』などを世に出した

「ザ・ヴィーナス」(54〜59年)のギタリストとして活躍した。

当時は楽器による生演奏が好きで、コンピューターの電子音に興味はなかった。

都内のスタジオでミュージシャンの坂本龍一(57)がコンピューターで曲を収録する現場に遭遇した

ときも、「触って壊すと危ない。半径1m以内に近づかないようにしよう。」と思っていたという。

「ザ・ヴィーナス」解散後、別のユニットで組んだ相方の影響で、専門外のドラムやベースを電子音で

作曲するようになった。

カラオケの仕事は15年ほど前、知人の紹介がきっかけだった。

「オーケストラによるスケールの大きな曲でも1人で作れてしまうところが魅力。」といい、以前より

も、曲を隅々まできめ細かく聞くようになった。

同時に、自分の音感が、これまで以上にとぎすまされていくのを感じたという。

日本発祥のカラオケは、国内だけでも年間4000万人以上が利用し、世界にも愛好者は少なくない。

最近では人件費の安いアジアにも「職人」の仕事は発注されるようになったが、日本ほど完成度は高く

ないという。

「カラオケのコピーの仕事は、やはり手先が器用でまじめな日本人にあっているんでしょうね。」


3年ほど前、医者から職業性難聴といわれた。

1日中ヘッドホンを付ける生活が明らかに影響していた。

同じ姿勢を続けるため、エコノミークラス症候群に陥りやすいと指摘されたこともあった。

日課の散歩は今や欠かせないという。


作曲事情も変化している。

最近は音楽知識がなくてもパソコンで簡単に曲が作れるため、「プロの発想にはない曲が増えて、コピ

ーにも時間がかかる。」。

爆発音や馬の鳴き声が入っている曲などはその1例だ。

ただ、仕事へのモチベーションは決して下がっていない。

独創性あふれる外国の一流アーティストが演奏に参加した曲は、コピーに時間はかかるものの手応えも

大きい。

「めんどくさくて楽しい」と表現するそんな瞬間が、ミュージシャンの血を騒がせる。

5年前に結婚した同業者の妻、恭子(47)とはいつかユニットを組むことを夢見るが、カラオケの仕

事では今後も黒子に徹するつもりだ。

「自分がコピーした曲で、お客さんが楽しんで歌ってくれれば、それでいい。」

静かな口調には、カラオケ大国を支える職人のプライドがにじんでいた。

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こんにちは。たまたま通りかかりました。^^
以前、ミュージシャンのプロ養成校にいた時に、作曲及び編曲家を目指していたのですが、講師も生徒も必死でこの職業を目指していたことがあとでわかりました。「どうせドラムはあとでセンスのいいドラマーに任せるのだから基本ビートだけちゃんと打ち込んでればいいのではないか?」「ギターはあとでうまいギタリストに弾いてもらうのだからイメージだけ打ちこんどけばいいのではないか?」あくまでデモだから…と思っていたら「ギターがリアルじゃないな…。」とダメ出しされた時に初めてこのような「ニワトリ小屋」のような職場があることを知りました。何曲かはカラオケを作ってお金をもらいましたが「正確に既存の曲を真似する」という虚しさに耐えられませんでしたね…。(苦笑)

2009/3/18(水) 午前 2:56 魔人光一 返信する

魔人光一さん>そうですか、凄いですね。僕も昔、ギタ−をかじったことがあります。最初はコピ−から入って、オリジナルを作ったこともありますが・・・・・。結局趣味の域を越えませんでした。でも、正確に音をコピ−するって難しいですよね。
養成学校に行かれてたなんて、ホントに凄いですね。

2009/3/18(水) 午前 9:12 しん 返信する

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