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外国からの色々な支援の輪が広がり始めています。
特に乳幼児などへの支援が広がっています。
弱者に優しい国が多くあることを羨ましく思うとともに、そんな国の仲間入りをこの国もしたいですね。
乳児用液体ミルク
国内外に広がる支援の輪
届いたばかりの乳児用液体ミルクを美味しそうに飲む乳児
フィンランドに暮らす日本人の母親が中心となり、欧米では一般的なパック入り「乳児用液体ミルク」が、先月末から宮城や福島の東日本大震災被災地に届けられている。
震災発生直後から安否確認や応援メッセージなどに使われたインターネットが、救援物資の支援にも活用された結果だ。“空飛ぶ乳児用ミルク”の支援は国内外にその輪を広げている。
「生後間もない赤ちゃんが哺乳瓶でごくごくと飲んでいましたし、お年寄りも おいしいと言ってました。」 こう話すのは、宮城県で被災した直後にボランティア団体「TSUNAGARI」を設立し、支援物資の配送や被災者支援を行っている勝又三成さん(30)。4月11日に到着したフィンランド製の乳児用液体ミルク2千パックを、宮城県南三陸町などに届けた。
◆ツイッターで呼びかけ◆ ミルク支援を行ったのは在フィンランドの日本人女性グループ。メンバーの一人で2児の母親、竹本悦子さん(32)は、「粉ミルクは手間がかかるし、これならすぐに役に立つ。」と、常温で長期保存できる乳児用液体ミルクを思いついた。 SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)で交流のあった人たちと資金を出し合うなど協力。乳児用液体ミルク「トゥッテリ」の割引購入を、フィンランド航空からは成田までの無償運搬をそれぞれ取り付けた。 竹本さんがミニブログ「ツイッター」を利用して3月18日、「受け入れ先を探しています。」と協力を求める書き込みをすると、情報拡散のためのリツイート(転載)が広がった。 ◆英から使い捨て哺乳瓶◆ 「ブログはしていたけれど、ツイッターは始めたばかり。リツイートで活動を 知った。」という都内在住の会社員、清水智美さん(41)が協力を申し出た。 清水さんは輸出入関係の業務が長く、知識もある。竹本さんとメールやスカイプ(ネット電話)で連絡を取り合った。 「『一刻も早く届けて助けたい』という思いも分かった。何でも自分たちで調 べ、行動することに感動した。」
と振り返る。
こうして3月29日、第1便2千パックが宮城県石巻市に届けられたのを皮切りに、福島県会津若松市や飯舘(いいたて)村、宮城県気仙沼市などで計1万パックがボランティアを通じ被災者に手渡された。 また、米国や欧州に住む日本人女性たちからは竹本さんらへ活動に対する助言を求めるメールが相次いだ。使い捨て哺乳瓶を送る英国在住の女性たちも現れた。国内でも、ツイッターで活動を知った弁護士、郷原信郎さん(56)らが資金を集め、同じ液体ミルク約7万パックが4月23日から順次、日本に到着。一部は東北大学病院に運ばれ、竹本さんらとも連携していくという。 「何か被災地に支援ができないか」という思いは、ネット上での文字情報から行動へと変わり始めたようだ。
一方、ネット上では「なぜ、日本に乳児用液体ミルクがないのか」という声が相次いでいる。
乳児用粉ミルクは、食品衛生法と健康増進法で製造や栄養などが規定されている。だが、乳児用液体ミルクにはこれらの法的な規定がなく、製造はできない。このため日本乳業協会は平成21年春、厚生労働省の審議会に「乳児用液状調製乳」として製造販売できるよう基準作りを要望した。 |
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