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片山恭一著の「世界の中心で、愛をさけぶ」と
「きみの知らないところで世界は動く」の本を4年ほど
前に読みました。
映画、テレビで「セカチュー」は大変話題になり
本も記録的な売上でした。
私は片山氏が九州大学卒というのと
宇和島出身ということで親近感を持ち
本を買って読みました。
「セカチュー」では愛する人の死という
喪失感をテーマにしていたようです。
ご本人もたしか肝炎の病気かで
治療を受けたことがあり生死について
深く考えられたのでしょう。
私も父が亡くなり、また親しかった
イギリス人の友人が亡くなって
間がないときで喪失感を
覚えていました。
ネットで「セカチュー」の話題があり
色々なホームページをチェックして
いました。
宇和島の某HPで興味のあるものが
ありました。映画の舞台が
宇和島ではなくて主に香川県の
庵治町で行われて残念
などの話題がありました。
片山氏は高校は宇和島東高卒
のようです。本で学校の近くの
喫茶店、庭園の話がでてきています
本では道後温泉近くにあった動物園
の場面もありました。
ある人が「君の知らないところで世界は動く」
の方が好きだというコメントが某HPに
ありました。購入して読むとどうも宇和島東高校
時代や九州大学時代の話がより
現実的に展開されていました。
「セカチュー」の方がもちろん読者にも
感動をより与え大変な人気になっていましたが
「キミセカ」はよりリアリズムだと思いました。
「セカチュー」のタイトルや本の帯紙、アボリジニ
の話題など若い方々にはよりアピールした感じです。
場所も特定しない方が小説、映画、テレビ
の雰囲気が良かったのでしょう。
私の両親は宇和島が故郷であり
子供の頃よりよく私は当地を訪れています。
また私は九州大学卒であり
彼の作品の中で大学時代の話で懐かしい
場面が色々ありました。
片山氏は私より数年若いですが
時代的背景はほぼ同じです。
入学して教養部の大学近くの間借りの部屋を
借りたのも一緒でした。
肉体労働のバイトも懐かしかったです。
学食のビラ「学館死守」、「産学協同体制粉砕」
彼のときにも学生運動が相変らず続いていたようです。
この「キミセカ」を読んだこともきっかけになり
卒業後初めて30ぶりに九大の教養部と
本学を再訪しました。
青春切符で博多駅まで行きました。
六本松の教養部に着いたのは夕方でした。
校舎は昔と同じでした。嬉しいことに
生協もどうも同じのようでした。
昔と同じように学生運動のアジテート
のビラが貼ってありました。
学生時代にタイムスリップした感じでした。
教養部周辺にまだ残っていた定食屋
「多津田」に立ち寄りました。
どうもこの店が当時の定食屋さん
では唯一残っている店との
ことでした。
「豚味噌煮定食」で現在は当地
で有名になっているようです。
私は野菜炒めを頼みました。
相変らずご飯の量が多かったです。
箱崎の本学にもバスで行きました。
私の学生の頃は路面電車でした。
大学の正面入り口は工学部です。
片山氏は農学部なので農学部
にも寄りました。近辺にはまだ
畑が残っていました。
私は法学部なので場所を移動して
法学部のある校舎に行きました。
昔のままでした。
何ヶ所か懐かしくて写真をとりました。
私の青春回想の旅でした。
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