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国際金融、経済の話題が今までの仕事の関係で興味
があります。
オバマ氏の来年1月の大統領の就任に先立ち経済政策を助言するために
「政権移行経済顧問委員会」を立ち上げたようです。
メンバーの話題がテレビ、新聞、インターネットで報道されていました。
私が一番興味を持ったのはオバマ氏のすぐ後ろの左側に
大柄なポール・ヴォルカー(Paul Volcker)氏が立って映っていた
ことです。
超大物といった感じでややぶっきらぼうな
感じで映っていました。
彼は連邦準備制度理事会(FRB)の元議長でした。
81才の老齢な経済顧問です。
現在の大変な米国の金融危機、経済の悪化のために
元財務長官のロバート・ルービン、ローレンス・サマーズなど17名の
著名な実力者がメンバーのようです。
今回の金融危機の深刻さを象徴していると思います。
私がポール・ヴォルカー氏について関心を持っているのは
デイヴィッド・ロックフェラー(David Rockefeller)
氏との関係です。
数年前に日本経済新聞の「私の履歴」で
彼がFRBの議長になれたのは
ロックフェラー氏のお陰と
書いていたからです。
デイヴィッド・ロックフェラー氏
はロックフェラー・ファミリーの当主
で今は93歳です。
最近、1929年に始った大恐慌を
チェックして知ったのですが
彼の祖父であるJohn D. Rockefeller 氏は
97歳まで長生きしたようです。
大恐慌の頃の年令は祖父と
孫がほぼ一緒です。
歴史の興味深い点だと思いました。
ロックフェラー氏がChase Manhattan Bank
(現在のJP Morgan Chase) の頭取、会長であった頃に
ヴォルカー氏はChaseに勤務
しており役員で部下でした。
ロックフェラー氏に関してはかつて
読んだソニーの創業者の1人である盛田氏
との対談本に興味を持ちました。
本の中で盛田氏が日本がG5 (G7の前身)に
入れたのはロックフェラー氏の助言があったから
ですねと述べていたからです。
それまでは欧米国だけで黄色人の国は
入っていませんでした。
ロックフェラー氏とヴォルカー氏の
学歴に共通点がありました。
Havard 大学とLondon School of Economics
で両人とも学んでいたようです。
スーパーエリートですね。
両者とも外交問題評議会 (Council on Foreign Relations )の
要職を占めています。
何年か前に長期信用銀行が破綻して
リップルウッドに買収されて新生銀行
になった時に面白く思ったことが
ありました。
高齢なロックフェラー氏とヴォルカー氏
が同行の役員、アドバイザーになっていました。
今回の金融危機を発端に金融機関だけで
なく自動車産業などへの政府支援が話題になって
いるようです。
大恐慌の際にもどうも自動車会社の
GM社の株の低下が始まりとの
ことでした。
1980年代後半にかつて勤務していた銀行で
ロックフェラー氏に二度会って話したことがありました。
特に彼がトルコに寄ってChaseのイスタンブール支店から
日本に来た時の2度目に思い出があります。
私の名前を言うとイスタンブール支店で君の名前を
聞いたと話されました。
私がトルコの高速道路建設資金のファイナンスに
日本側で担当していたので話題にして
くれたようでした。フランクな感じでした。
率直に彼に会えて嬉しかったです。
ロックフェラー氏は当時Chase 東京支店に
飾ってあったロックフェラー財団関係所有の
絵画を見るのも楽しみにしていたようです。
Wikipedia でDavid Rockefeller 氏
とPaul Volker氏を最近チェックして
数々の要職に携わっていたことを
知りました。
日本でもそうでしょうが表の政治、経済
をやっている権力者と裏でのパワー・エリート
がいるのでしょうね。
米国ももちろんそうなんでしょうね。
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