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久しぶりに金融関係の話題です。
1980年代に投資銀行(Investment Bank)で
アレンジしたトルコ案件のツームストーン
(Tombstone)です。日本語では墓石広告
と言われています。
トルコ共和国向けの道路建築に関する仕組
ファイナンス案件(Structured Finance)でした。
資金調達先のトルコ公共事業庁、案件をアレンジした
投資銀行の名前、資金の提供者の代表幹事会社
(Lead Manager)、共同幹事会社、参加会社の
名前があります。
契約が終了してファイナンスが実行された後に
アレンジャーである投資銀行が実績の
PRと記念のためにツームストーンを
作成しました。
記念にアクリル製の置物をつくり代表幹事、
参加会社などに配りました。
アレンジをした担当者はツームストーン
を見てビジネスが順調に終わった
ことの喜びをかみしめたものです。
当時から使っていたヒューレッド・パッカード社
の携帯計算機HP-12です。
HP-12は同社の製品で長年ヒット商品
のようです。
銀行、証券、投資銀行で働く人は
よく使っていました。
現在もどうも使っているようです。
銀行に勤務して預金、ローンなどの担当
をしていた頃は単利計算のみだったので
複利や時間の価値(Time Value)の概念は
は知りませんでした。
時間、金利に関して変動する元本の現在価値
(Present Value) や将来価値(Future Value)の
数値はこの計算機でよく求めていました。
Cash Flow の概念もこの頃に覚えました。
債券(Bond)の仕事に関係するようになってからは
債券の利回り(Yield)などを計算していました。
1980年代は現在マスコミで話題になっている証券化、
レバレッジ、仕組案件などが発展する初期の
段階だったと思います。
金融工学(Financial Engineering)もこの
80年代からより急激に進化して行った
と思います。
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