シギーのブログ談

マーチャント・バンク、インベストメント・バンク、投資銀行、航空機ファイナンス、音楽、グルメなど雑談を気ままにしています。

インベストメント・バンク

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話題の本、「獅子のごとく」を大変興味深く

読みました。








ストリーがどう展開されるのか本の1ページ1ページをめくり

読むのが楽しみでした。



主人公は投資銀行のパートナー、日本の代表者までに

なった方で人物的に非常に魅力のある方でした。



超一流の大学ラクビー選手だったようです。



著者の黒木氏も早稲田の超一流の駅伝選手だったようなので

同じ勝にこだわるところに共感を覚えたのかなあ

と感じたりしています。





両人ともリスクに毅然と立ち向かうスタイルかも

しれません。







凄い方々です。



投資銀行関係での登場人物のモデルの数名は

昔、どこかで会った方々を彷彿しました。



私はこのブログで時々話題にしていますが

投資銀行にかつて勤務していたことがあり

ました。



小説で書かれている投資銀行ビジネスの中身

の緻密さを思うと著者の渾身さに敬服しました。



黒木氏は著者紹介などによると元金融マンで投資銀行ビジネスをされていた

ようなので流石だと思いました。



本の帯紙にあるリアルフィックションという

言葉に納得です。



私は小説には詳しくないですが彼は金融、経済小説の

新しいジャンルの素晴らしいパイオニアーかなあと

思っています。



小説の中のテクニックがファイナンシャル・エンジニアリングの手法

が使われている感じです。



登場人物と会社などがスワップされるのがあったり、オリジナル

から派生したストリー展開が派生商品(Derivative)の

ようです。





いやあ実に面白かったです。



黒木氏の色々な著作は最初に話題になった国際金融、

(シンジケートローン、航空機ファイナンス等)を扱った

「トップレフト」 (Top Left) からの愛読書です。



私も古い頃にトルコの案件や航空機ファイナンスの

仕事にタッチしていたので昔を思い出しながら

読みました。



「カラ売り屋」の本ではエマージング屋

が親近感を持ちました。



かつて私もエマージング・マーケットのビジネス

を日本で初期の頃にやっていました。



リーマンショック後、投資銀行など金融機関

が業界以外の人達から悪いイメージがより

強くなっています。



しかし金融の仕事を経験した者にとっては

投資銀行、銀行などの仕事にはダイナミックさが

あり面白いと思います。





この本の巻末には経済金融用語集があり

丁寧さに好感を持ちます。





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最近のウォールストリート・ジャーナル、ブルームバーグ

などによるとシティグループ、

バンク・オブ・アメリカの投資銀行部門

が基本給を上げることを計画して

いるとのことです。



米国政府から年間ボーナスの制限を

受けたのにともない埋め合わせ

をするためとのことです。



モルガン・スタンレーも似たような

計画を立てているようです。



ゴールドマン・サックスは最近調達した資金で

公的資金をなるべく早く返済し政府

からのボーナス規制からフリー

になりたいようです。



顧客への問題解決、ソルーション(Solution)

ビジネスが本業の一つである

元投資銀行なので自社の問題解決にも

素早く対処方法を練っているようです。






投資銀行ビジネス、日常業務、内部事情など

参考になると思われる本を引き続き載せます。



主に株式に関連する金融商品の売買をプロの

金融機関内で行っていたソロモン・ブラザーズの

元トレーダーの方の本です。



1987年ー1997年に渡りソロモン・ブラザーズ

で働いていたようです。



1999年9月初版、末永徹著 「メイク・マネー!」



帯紙の「誰も信じるな!金を愛せ!

それが投資銀行の掟だった」と

過激な言葉で興味をあおっています。



本の裏側になっている帯紙では「現代最高の錬金術師

たちがいた。ーーーー 巨万の富を無から生み出す

トレーダーの秘密を余すところなく描いた手記」

と書いてありました。



もう一冊はJPモルガン証券、メリルリンチ証券、

リーマン・ブラザーズ証券でM&Aに関与していた

方が書かれた本です。



2006年5月初版 岩崎日出俊著 「投資銀行」

です。





投資銀行の中で伝統的な業務の投資銀行本部

で働いていた著者であり幅広く投資銀行の

業務を詳細に述べられています。



企業買収、再編などの詳細

が書かれています。



あとがきに書かれていましたが投資銀行に

ついて書きたいと思われたのは

2点あったようです。



日本の銀行から投資銀行に移り驚愕された

ようです。



日本の金融機関も仕事のやり方

を根本から変えていかないと世界から

置き去りにされてしまう危機意識を

強く持たれたとのことです。



あと一つは投資銀行について書かれた

本がほとんどないと思われた

ようです。



投資銀行のビジネスに興味のある

方には大変に参考になる本

だと思います。

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昨年の10月にアメリカの投資銀行(Investment Bank)
であるリーマン・ブラザーズが破綻をしてから
世界的金融危機のニュースをほぼ毎日マスコミが
取り上げています。

メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー
ベアー・スターンズ等のアメリカのインベストメント・バンク
の名前がよく知られるようになったと思います。

私がメリル・リンチ、リーマン・ブラザーズ、
モルガン・スタンレーなどの人達に仕事で出会った
のは1980年代の初めの頃でした。

彼らのビジネスのスケールの大きさと
アメリカ人のスタイルの華やかさに
憧れました。

私が当時働いていた会社の
オフィスのある霞ヶ関ビルの本屋で
「アメリカの投資銀行」という本を
見つけました。

野村證券の井出正介(いで まさすけ)・高橋由人
(たかはし よしんど)の共著でした。

本を買ってアメリカの投資銀行の歴史や
政府、大手企業との幅広いビジネス
を知り大変興味を持ちました。

某Investmen Bank に働くように
なってから社内で話題になった
同業者の元社員の暴露本を読みました。

1990年初版の「ライアーズ・ポーカー (Liar's Poker)」
でした。

債券のトレーディングで大儲けを
していた時代だったようです。

ソロモン・ブラザーズの元社員であるマイケル・ルイス
(Michael Lewis) が書いた本で同社の役員、社員
の様子が詳しく書かれていました。

特に同社の当時の収益で貢献度の
高かったモーゲージ証券のビジネスには
興味がありました。

この本の中で出てくるモーゲージ証券の
セールスのヘッドに何度か東京で会った
ことがありました。

噂のとおりドスのきいた渋い声で
イタリア・マフィア的な雰囲気
をかもし出していました。

1998年の出版である「大破局 フィアスコ」
(F.I.A.S.C.O.) も衝撃的なモルガン・スタンレー
の内部暴露本でした。

モルガンスタンレーの元社員である
フランク・パートノイ(Frank Partnoy)
の著作です。

日本語翻訳本では副題に”デリバティブ
という「怪物」にカモられる日本”とありました。

1999年8月初版「さよならメリルリンチ」
も面白かったです。

やはりメリル・リンチの元従業員である
ポール・スタイルズ(Paul Stiles) が
著者です。

彼は1年以内に同社を退職した
ようです。

エマージングマーケット(新興国市場)部
で債券売買を担当していたとのことでした。

私もEmerging Market のビジネスを
カバーしていたので本を面白く読みました。

同じ1999年8月に「ゴールドマン・サックス」
の本を購入しました。

Goldman Sachs の元社員であるリサ・エンドリック
(Lisa Endlich) が書いた本です。

翻訳本の副題に書いてある
「世界最強の投資銀行」のとおり
前の本とは違って暴露本では
なくどちらかというと同社への賞賛本の
ようでした。

2000年代に入ってから年々インベストメント・バンク
のビジネスがより自社でもリスクを更にとり
アグレッシブなモデルに突き進んで
行った感じでした。

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久しぶりに金融関係の話題です。

1980年代に投資銀行(Investment Bank)で
アレンジしたトルコ案件のツームストーン
(Tombstone)です。日本語では墓石広告
と言われています。

トルコ共和国向けの道路建築に関する仕組
ファイナンス案件(Structured Finance)でした。

資金調達先のトルコ公共事業庁、案件をアレンジした
投資銀行の名前、資金の提供者の代表幹事会社
(Lead Manager)、共同幹事会社、参加会社の
名前があります。

契約が終了してファイナンスが実行された後に
アレンジャーである投資銀行が実績の
PRと記念のためにツームストーンを
作成しました。

記念にアクリル製の置物をつくり代表幹事、
参加会社などに配りました。

アレンジをした担当者はツームストーン
を見てビジネスが順調に終わった
ことの喜びをかみしめたものです。


当時から使っていたヒューレッド・パッカード社
の携帯計算機HP-12です。

HP-12は同社の製品で長年ヒット商品
のようです。

銀行、証券、投資銀行で働く人は
よく使っていました。

現在もどうも使っているようです。

銀行に勤務して預金、ローンなどの担当
をしていた頃は単利計算のみだったので
複利や時間の価値(Time Value)の概念は
は知りませんでした。

時間、金利に関して変動する元本の現在価値
(Present Value) や将来価値(Future Value)の
数値はこの計算機でよく求めていました。

Cash Flow の概念もこの頃に覚えました。

債券(Bond)の仕事に関係するようになってからは
債券の利回り(Yield)などを計算していました。

1980年代は現在マスコミで話題になっている証券化、
レバレッジ、仕組案件などが発展する初期の
段階だったと思います。

金融工学(Financial Engineering)もこの
80年代からより急激に進化して行った
と思います。

今週の16日の一般紙の一面はリーマン・ブラザーズ証券の破綻の
記事でほぼ全面を占めていました。158年もの歴史のある名門インベストメント・バンク
の米連邦破産法申請には驚きました。

証券会社ではジャンク・ボンド(高利回り債券-High Yield bond)で有名だった
ドレクセル・バーナム・ランベール証券が倒産した1990年以来
18年ぶりとのことです。

当時は私は某インベストメント・バンクでHigh Yield Bondを東京で売っていたので
ドレクセル社のショックな出来事はよく覚えています。

顧客であった某商社の投資担当者からは急遽米国に飛び投資して
ドレクセルに保管委託していた証券を取り戻しに行った
話しを伺いました。

ドレクセルはジャンク・ボンドのマーケットの悪化とインサイダー取引発覚などで
破綻しました。

リーマンは昨年夏から大きな問題になっているサブプライム危機関連の不動産商品などの
損失がきっかけの破綻原因のようです。

住宅ローン、不動産投資の市場の大きな転換に対応
しきれなかったようです。借り入れをきかせて投資する
レバレッジ(Leverage 梃子)のため膨大な負債総額
になっているようです。

リーマンだけではなく欧米の主要な投資銀行、金融機関ががほぼ全社
と言っていいくらい今回のサブプライム関係で大きな損失を出しているので
原因の根は深いと思います。

1980年代後半から1990年前半にS&L危機
(Savings & Loan Crisis 貯蓄金融機関・危機)
がありました。不動産の下落にともない住宅ローン融資の
焦げ付きが多額に発生して747社のS&Lが倒産したようです。

(銀行では1984年から1992年の間に
1453行が破綻したようです。最大規模の銀行
は1984年のコンチネンタル・イリノイ銀行
でした。)


同じ時期にシティ銀行、バンク・オブ・アメリカ、チェース・マンハッタン
銀行などの大手の商業銀行も中南米などの発展途上国
向けローン、不動産融資、LBOファインスの不良債権で
大きな問題を抱えていました。

某投資銀行の前には米国大手銀行の一社に勤務していました。
海外にマーチャント・バンク(後にインベストメント・バンク)
のビジネスを拡大していたのですが中南米の問題など
で1988年頃には米国内のドメスティック・ビジネスに注力
を戻さないと行けなくなっていました。

シンジケート・ローン・ビジネスの展望が悲観的に
なった年代でした。

1987年10月にはブラック・マンデーがあり株式の
暴落(22.6%下落)がありInvestment Bank の
ビジネスも大変でした。


今年は当時より投資銀行の破綻、身売りの
話題はドラスティクではないかと思います。

85年の歴史のあったベアー・スターンズが本年の3月に
JP Morgan に買収されるのが決定しました。
先週にリーマンの買収を検討していたはずのBank of Americaが
想定外にメリル・リンチを買収の発表でした。
大手投資銀行の5社の内で3社が再編
されました。大手では残るのはGoldman Sachs とMorgan Stanley
のみです。

米国最大手の保険会社AIGの政府支援に至っては
いやあすごい危機的な状況だと感じました。
一連の動きは今までの金融危機の経験ではなかったことで
次は何が起こるのかと懸念を覚えました。

1987年のBlack Monday,1997年のアジア通貨危機
1998年のロシア危機、同年のLTCM危機など
がいっぺんに来たような不安です。

昨年の末にロンドンのPrivate Equity の会社、
Terra Firma 社からJohn Kenneth Galbraith 著
「The Great Crash 1929 」の本が贈られてきました。

創業者のGuy Hands 氏のレターが同封されていました。
大恐慌のこの本が彼の愛読書のようで時代背景は違い
異なるポイントもありますが参考になる点が多いと
の内容でした。サブプライ関連による
困難な状況は数年続くかもしれないが
投資の機会があるとのコメントでした。


今年になって元FRB議長のグリーンスパンが
100年に一度の危機だとか著名投資家ジョージ・ソロス
が戦後最大の危機などと述べているのを読んで
欧米人などの金融の世界では事の深刻さをより
早く把握しているのかと思いました。

大恐慌を起こさないシナリオで
底が見えてきてマーケットが反転するのを
祈るばかりです。

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