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僕の中の尾崎豊は廃れてしまった
彼は永遠のカリスマだと思っていた
でも違ったんだ
僕の中ではね
時代の移ろいは至極悪戯で
僕らはそれらに翻弄されてんだ
現代の尾崎に変わるカリスマって誰だ?誰なんだ?
神聖かまってちゃんか?
時代は悪戯に移ろったものだ
まあ、それが現代日本なのだろうけど
尾崎は死んだ
もう、二十年も前にね
こんな一文を見つけたよ
尾崎の死は、自殺とは言えない自殺ではないかって
僕は納得してしまったよ
その通りかもしれないと思ったよ
直接手を下さなくても、人は死ねるんだね
カリスマっていうのは、それ自身はどんな気持ちだろうね。
気持ちいいと思うかい?幸せだとおもうかい?
10代のカリスマは、二十歳を超えたら何になるんだい?
40代半ばになった彼を想像できるかい?
僕には出来なかった。
彼を逝かせてしまったのは、他でもない自分自身なのかもしれないとさえ思えてくる。
だけど、僕の中の尾崎豊は廃れてしまった
理由など解らない
きっと、時代のせいにしている僕のせいなんだ
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