「資本論を読む会 京都」のブログ

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「資本論を読む会京都」第80回報告
 8月11日、第五章、労働過程と価値増殖過程、第二節、価値増殖過程の第22段落から第29段落、(注17の前の段落)まで行いました。
 労働力の中に潜んでいる過去(過去完了)の労働と、労働力が遂行することのできる生きた(現在完了の)労働とは、すなわち労働力の日々の維持費と労働力の日々の支出とは、二つのまったく異なる大きさです。労働者を24時間のあいだい生かしておくために6時間(半労働日)の労働が必要だということは、労働者が12時間(1日)労働することを妨げはしません。したがって、労働力の価値と、労働過程における労働力の価値増殖とは、二つの異なる大きさです。
 資本家は、商品交換の永遠の諸法則にしたがって行動します。資本家は労働力の日価値(6時間労働分)を支払います。それゆえ、1日のあいだの労働力の使用、1日にわたる労働は資本家に属します。労働力の日々の維持は半労働日(6時間)しか要しないのに、その使用は1労働日可能であり、したがって資本家がその使用によって12時間の価値を得たとしても不当行為ではありません。労働者は資本家によって労働力の購入に投じられた価値以上の剰余価値を形成することになります。
 例によれば、20ポンドの糸を生産のため前貸しされたのは、綿花20シリング、消耗された紡錘量4シリング、労働力の日価値3シリング、計27シリングですが、生産された糸の価値は30シリングです。それは3シリングの剰余価値を生み、貨幣は資本に転化することになるのです。
 
 

第81回開催のご案内 
     本文、第三篇 第五章
     第二節 価値増殖過程 (注17から)
開催日 /  2018年8月25日(土)
  基本 毎月 第2、第4土曜日に開催します)

  /  午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )

所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 200円
主催   / 資本論を読む会」

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「資本論を読む会京都」第79回報告

 7月28日、第五章、労働過程と価値増殖過程、第二節、価値増殖過程の第3段落から第21段落まで行いました。
 商品の価値は、その使用価値に物質化されている労働の分量によって、その生産のために社会的に必要な労働時間によって、規定されています。このことは、労働過程の結果として資本家の手に入った生産物についてもあてはまります。
 この生産物が糸の場合、綿花の生産やこの綿花の紡績中に消耗される紡錘の生産に必要な労働時間も、糸の価値の一部です。この場合、第一に、綿花と紡錘とは現実に、ある使用価値の生産に役立っていなければなりません。第二に、与えられた社会的生産諸条件のもとで必要な労働時間だけが費やされたということが前提されます。
 そして、紡績工の労働そのものが綿花につけ加える価値部分があります。ここでは、労働の質、性状、およびその内容が問題ではなく、その量だけが問題となります。
 生産物である糸の総価値は、綿花の価値と紡績過程中で消耗した紡錘の価値と、紡績過程中に労働がつけ加えた価値の合計です。労働者が労働力の日価値分、例では6時間しか労働しないとすれば、生産物の価値は最初に資本家によって前貸しされた資本の価値に同じであり、価値は増殖せず、なんらの剰余価値も生みません。
 
 

第80回開催のご案内 
     本文、第三篇 第五章
     第二節 価値増殖過程 (第22段落から)
開催日 /  2018年8月11日(土)
  基本 毎月 第2、第4土曜日に開催します)

  /  午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )

所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 200円
主催   / 資本論を読む会」

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「資本論を読む会京都」第78回報告
 7月14日、第五章、労働過程と価値増殖過程、第一節、労働過程の第21段落から最後までと、第二節、価値増殖過程の初めから第二段落まで行いました。
 労働過程の一般的本性は、労働者が労働過程を自分自身のためでなく資本家のために行うということによっては、変化しません。
 労働過程は、それが資本家による労働力の消費過程として行われる場合には、二つの独自な現象を示します。第一に労働者は、自分の労働の所属する資本家の管理のもとで労働します。第二に、生産物は資本家の所有物であって、直接的生産者である労働者の所有物ではありません。
 労働者は労働力を資本家に売りわたしてしまう以上、労働力の使用価値、それの使用すなわち労働も、この過程の生産物も、ともに資本家に所属します。
 使用価値は、一般に、それがただ交換価値の物質的基体、その担い手であるがゆえに、またその限りでのみ、生産されます。そして資本家は第一に、交換価値をもつ使用価値、販売予定の物品、商品を生産しようとします。第二には、資本家は商品市場において彼が貨幣を前貸しして得た生産諸手段と労働力との価値総額よりも大きい価値を持つ商品を生産しようとします。
 商品そのものが使用価値と価値との統一であるのと同様に、商品の生産過程は労働過程と価値形成過程との統一でなければなりません。

 
 

第79回開催のご案内 
     本文、第三篇 第五章
     第二節 価値増殖過程 (第3段落から)
開催日 /  2018年7月28日(土)
  基本 毎月 第2、第4土曜日に開催します)

  /  午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )

所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 200円
主催   / 資本論を読む会」

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「資本論を読む会京都」第77回報告
 6月23日、第五章、労働過程と価値増殖過程、第一節、労働過程の第8段落から第20段落、注(九)の前まで行いました。
 生産物は労働過程の結果であるだけではなく、同時にまたその条件です。労働対象を天然に見いだす採取産業をのぞけば、すべての産業部門は、原料すなわちすでに労働によって濾過された労働対象、それ自身すでに労働生産物である対象を取扱います。
 ある使用価値が原料として現われるか、労働手段として現われるか、生産物として現われるかは、もっぱらその使用価値が労働過程で果たす一定の機能に、その使用価値が労働過程において占める位置に依存します。
 ここまで考察されたその単純で抽象的な諸契機における労働過程は、諸使用価値を生産するための合目的的活動であり、人間の欲求を満たす自然的なものの取得であり、人間と自然とのあいだにおける物質代謝の一般的な条件であり、人間生活の永遠の自然的条件であり、それゆえにこの生活のどの形態からも独立しており、むしろ人間生活のすべての社会形態に等しく共通なものです。

 
 

第78回開催のご案内 
     本文、第三篇 第五章
     第一節 労働過程 (第21段落から)
開催日 /  2018年7月14日(土)
  基本 毎月 第2、第4土曜日に開催します)

  /  午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )

所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 200円
主催   / 資本論を読む会」

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「資本論を読む会京都」第76回報告
 6月9日、第三篇、絶対的剰余価値の生産、第五章、労働過程と価値増殖過程、第一節、労働過程の初めから第7段落まで行いました。
 使用価値または財貨の生産は、資本家のために、資本家の管理のもとで行われることによっては、その一般的な本性を変えません。それゆえ、労働過程は、どのような特定の社会的形態にかかわりなく考察されなければなりません。
 労働過程の単純な諸契機は、合目的的な活動または労働そのもの、労働の対象、および労働の手段です。
 労働は、人間が自然とその物質代謝を彼自身の行為によって媒介し、規制し、管理する一過程です。労働は合目的的な意志をもって行われます。
 人間にたいして本源的に食糧、既成の生活諸手段を与える土地(水も含まれる)は、人間の関与なしに、人間の労働の一般的対象として存在します。労働対象にすでに労働がくわえられている、たとえば、すでに割り採られた鉱石などは原料とよばれます。
 労働手段とは、労働者が自分と労働対象とのあいだにもち込んで、この対象にたいする彼の能動活動の導体として彼のために役立つ、一つの物または諸物の複合体です。道具、飼育された動物、機械などです。なにがつくられるかでなく、どのようにして、どのような労働手段をもってつくられるかが、経済的諸時代を区別します。
 全過程を、その結果の、すなわち生産物の立場から考察するならば、労働手段と労働対象の両者は生産手段として、労働そのものは生産的労働として現われます。

 

第77回開催のご案内 
     本文、第三篇 第五章
     第一節 労働過程 (第8段落から)
開催日 /  2018年6月23日(土)
  基本 毎月 第2、第4土曜日に開催します)

  /  午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )

所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 200円
主催   / 資本論を読む会」

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