「資本論を読む会 京都」のブログ

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「資本論を読む会京都」第48回報告
 3月25日、第三章・第二節流通手段の「a商品の変態」の1回目(1〜8パラグラフ)を行いました。
 交換過程は諸商品を非使用価値である人の手から、使用価値である人の手に移行させる限りでは、社会的素材変換です。この社会的素材変換を媒介する諸商品の形態変換または変態の考察がここでの課題となります。
 マルクスは、商品の変態が素材的な要素である商品と金との交換のみに固執するなら、形態について起こることを見落とすことになると言います。金は商品にとって単に他の一商品なのではなく、それ自身の価値の姿に現実に転化することであり、商品形態から貨幣形態への商品自身の形態変換にほかならないことを見落とすと言っているのです。
 商品の交換過程は、貨幣の媒介により商品形態―貨幣形態―商品形態(W―G―W)となり、この形態変換を見落としてはならないということです。
 次回はW―G―WのうちのW―G 、つまり商品の第一の変態(販売)について詳しく見て行きます。
 

第49回開催のご案内
  本文、第1篇 商品と貨幣
       第3章 貨幣または商品流通
        第二節 流通手段 から
開催日 /  2017年4月8日(土) (毎月第2、第4土曜日に開催)

  / 
午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )
所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 100

主催   / 資本論を読む会」
 


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「資本論を読む会京都」第47回報告
 3月11日、「第三章第一節 価値の尺度」の5回目を(18〜21パラグラフ)を行いました。
 価格とは、商品に対象化された労働の貨幣名です。商品の価値の大きさの指標としての価格が、その商品の貨幣との交換比率の指標であるとしても、逆に、商品の貨幣との交換比率の指標が必然的に商品の価値の大きさであるということにはなりません。商品の価値の大きさが価格に転化されると、価格はその価値と同じ、それ以上、それ以下でも表現されえます。価格と価値の量的不一致の可能性は価格形態そのものにあるのです。これは、価格形態の欠陥ではなく、規律が無規律性の平均法則としてのみ、自己を貫徹する一つの生産様式―商品生産者社会―にとってふさわしい形態にするのです
 商品に価格を与えるためには、表象された金を商品に等置すればよいのですが、商品がその所有者のために一般的等価物の役割を果たすためには、商品は金と取り替えられなければなりません。
 次回は第3章 第二節 流通手段へ進みます。
 

 第48回開催のご案内
  本文、第1篇 商品と貨幣
       第3章 貨幣または商品流通
        第二節 流通手段  から
開催日 /  2017年3月25日(土) (毎月第2、第4土曜日に開催)

  / 
午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )
所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 100

主催   / 資本論を読む会」
 


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「資本論を読む会京都」第46回報告
 2月25日、「第三章 第一節 価値の尺度」の4回目(8〜17パラグラフ)を行いました。前回のおさらいとして、貨幣の「価値の尺度」と「価格の度量基準」という二つの機能について、その違いと関係について確認しました。
 その際、価値が金で表示され、価格の形態を取るということが、商品生産にとってどのような意味を持つかについても確認しました。商品生産は直接には私的な労働ですが、それが社会的な労働になるためには、商品が販売によって金(貨幣)になる、つまり商品の使用価値が譲渡されて、他のどの商品とも交換可能な金になることによって抽象的一般的労働という形態となり、ここではじめて社会的な労働になるという関係です。
 また、金の価値変動が生じても、「価格の度量基準」や「価値尺度」の機能は、影響を受けないことも確認しました。
 次回は、第一節最後の部分を行います。
 

 第47回開催のご案内
  本文、第1篇 商品と貨幣
       第3章 貨幣または商品流通
        第一節 価値の尺度 から
開催日 /  2017年3月11日(土) (毎月第2、第4土曜日に開催)

  / 
午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )
所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 100

主催   / 資本論を読む会」
 


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「資本論を読む会京都」第45回報告
 2月11日、「第三章 第一節 価値の尺度」の3回目を(7〜9パラグラフ)を行いました。
 諸商品の価値はいろいろな大きさの想像された金量に転化されますが、それは種々雑多な商品体であるにもかかわらず、同名の量、すなわち金量に転化されるということです。そして、金量として相互に比較されるからこそ、度量単位としてのある一定の固定された分量の金に関連づけられる必要が技術的に生じてきます。そしてより小さな商品価値をも示せるように、度量単位を細分化した度量基準が登場し、それが価格表示の基準として量の違いを表わすものに用いられます。
 「価値の尺度」機能と「価格の度量基準」機能との違いについては、今回の議論の中心となりましたが、確認するまでに至らなかったので、次回に再度取り上げます。
 

 第46回開催のご案内
  本文、第1篇 商品と貨幣
       第3章 貨幣または商品流通
        第一節 価値の尺度 から
開催日 /  2017年2月25日(土) (毎月第2、第4土曜日に開催)

  / 
午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )
所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 100

主催   / 資本論を読む会」
 


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「資本論を読む会京都」第44回報告
 1月21日、「第三章 第一節 価値の尺度」の2回目(4〜6パラグラフ)を行いました。
商品は、金に貨幣という形態規定を与えた上で、今度は、この貨幣としての金で、それぞれに自分の価値を表示するのですが、ここには二つの過程、つまり、諸商品が金を貨幣にする過程と、貨幣(金)で諸商品が自己の価値を表わす過程とが含まれています。第三章第一節では後者の過程を検討するのですが、しかしそれは、第一章第三節で検討してきた前者の過程が前提になっており、この区別と関連を確認しました。
また、価値尺度という機能においては貨幣は観念的なものとして役立つとされる場合の「観念的な」ということは、貨幣はどうでもいいとかいったことではなく、すでに一般的な等価としての金が前提とされているということも確認しました。
 次回は「価値の尺度」の続きを行います。
 

 第45回開催のご案内
  本文、第1篇 商品と貨幣
       第3章 貨幣または商品流通
        第一節 価値の尺度  から
開催日 /  2017年2月10日(土) (毎月第2、第4土曜日に開催)

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午前10時10分〜11時30分 ( 開場10時 )
所  / 京都市下京いきいき市民活動センター うるおい館 」
       階 第会議室 (下京区塩小路通り河原町東入る)
参加費 / 100

主催   / 資本論を読む会」
 


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