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黒部のホタルブクロ

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黒部ダム駅から黒部川河床に下る道の途中にホタルブクロが咲き残っていました。
「蛍袋」と書く、山野に生えるキキョウ科の多年草です。

学名Campanula punctata。
Campanulaはホタルブクロ属のことで、ラテン語で小さな鐘という意味があり、ギリシャ神話の愛らしいニンフのカンパニュラのことでもあります。
Punctataは斑点のあるという意味です。
ホタルブクロの花は紫色と白色がありますが、どちらも可憐ですね♡
3枚目のシロバナは唐松岳八方尾根の写真です。

和名の由来は、ホタルの季節に咲き、子どもがこの花の中に蛍を放して遊んだことから。
また、本来は火垂袋(ほたる袋)で、形が提灯に似ているところから名がついたとの説もあります。
地方によっては、チョウチンバナ、トウロウバナ、アンドンバナとも呼ばれているようです。さらに、梅雨の時期に咲くので、アメフリバナの名も与えられています。

学名のカンパニュラについてのギリシャ神話は、こんな内容です。
愛らしいニンフのカンパニュラは、 この世の果てにある果樹園の金のリンゴを守るのが仕事でした。
ある日、ひとりの騎士が金のリンゴの噂を聞きつけて、果樹園に盗みに入りました。カンパニュラは必死に鐘を鳴らし助けを呼びますが、番人の竜が駆けつけたときには、騎士に殺されてすでに息絶えていました。
この話を聞いた花の女神フローラは、カンパニュラを哀れに思い、花に変えてあげました。

若葉、若芽を摘み取り、揚げ物にしたり、茹でてさらしてから、和え物、おひたし、汁の実や油いためにして食べられるし、花は、7〜8月の開花期に摘み取り、甘酢和え、酢の物、花サラダにして食べられるのだそうです。

花言葉「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」「誠実」。

カンパニュラという言葉の響きから、僕はどうしても宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の主人公の1人であるカムパネルラのことを思い出してしまうのだけれど、カムパネルラは神学者トマソ・カンパネッラからとったという推定があるようなので、どうも関係なさそうですね(^^;

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