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DTM事始め(その2)

さて、いよいよDTMをやるとなると、使えるハードとソフトをそろえないといけない。

費用をできるだけ抑えたいところだが、後悔しないよう、ちゃんとしたものにしたいので、少々無理をすることにする。
残念ながら私のPCは、既に最近の「DAW(Degital Audio Workstation)」ソフトを動作させるだけのスペックではないし、自作できるほどの知識もない。
それに狭い部屋に置くのに大きなタワー型は無理がある。
それで、最近出たDAW専用ノートPCのCPUを処理速度のより速いものに、HDDを高速回転のものに、メモリを増設したりとカスタマイズしたものをネットで購入する。

肝心のDAWソフトは、ドイツ「steinberg社」製の「Cubase4」を選ぶ。
この会社は既にヤマハに買収されて、その傘下の会社になっている。
あの「クラフトワーク」も、今はこれを使ってライブをやっているとか。
世界で広く使われている「VST」という規格を作った老舗の会社である。

昔から行きつけの大阪の楽器店に行き、これを購入しようとしたところ、店員が「ProTools」という他のソフトを強く勧める。
現在、世界中のプロのスタジオで9割以上がこれを使っているとのことで、確かに日本でも標準ソフトなのだろうし、値段も「Cubase」に比べ、ハードもセットで割安である。
が、画面デザインと色が「Cubase4」のほうがきれいなのだ。

余談だが、昔、「文化人類学」の教授が、地図はヨーロッパのものがきれいだと言ったので探してみると、スイスの地図だったか、なるほど色使いがとてもきれいだった。
やはりこういうものはヨーロッパの方が色、デザインともに良いんだなと感じたことを思い出した。
映画も「アグファカラー」フィルムで撮った、落ち着いた色合いの方が好きだ。
音を作る作業でも視覚的なものは大事だと思う。
で、迷ったものの、後日、同じ店で「Cubase4」を購入。

他に打ち込みに必要なMIDIキーボード(USB接続)と、音のやり取りに必要なオーディオインターフェイス(FireWire接続)を購入。これは、よくわからないので店員に選んでもらう。
それから、防音仕様でもない部屋で、夜中にスピーカーから音を出すなんてことはとても無理なので、ソニーの定番モニターヘッドホンを難波で購入。

これで最低限だが、ひととおりソフトもハードも揃う。
が、結構な出費になってしまった。ちょっとましなソリッドギターが一本買えるくらいだ。予算ははるかにオーバー!
こんな高いソフトも今まで買ったことがない。
が、ハードで同じ数のシンセサイザーやミキサーやらエフェクターやらを買えば、こんな額では済まないし、広い場所も必要になる。
それを思えば、ひとつのソフトに全部入って、この値段は安いのだろう。
う〜ん、まあ、やれるところまでやっちまえ! てなところだ。

ソフトの操作や設定に慣れるのに2週間ほどかかった。
はじめ、音が出ないので散々苦労した。ウイルス対策ソフトとの相性が良くないようで、今でも時々音が出なくなる。
何とか2週間ほどして、記念すべき一曲目を完成する。
エレガットギターをライン録りし、他(ドラム、ベース、ピアノ、オルガン、ベル、フルート)は打ち込みで、3分弱のシンプルなボサノバ調の曲だ。
もともと10年ほど前に作ったラブソングをベースにしたのだが、楽曲として聴けるようにすると感動もひとしおだ。
本来は歌ものだが、予算オーバーのためマイクを買っていないので、ピアノにメロディー部分を担当させてインストものにした。
ギターのリズムが時々ずっこけているが、ご愛嬌。味でもあるので、あえてそのままにしておく。

その後、短い曲だが4曲目まで作ってみる。ややテクノっぽいもので、4曲目はE.ギターにDAW内蔵のエフェクターやアンプシュミレーターをかけてソロを入れてみた。
まだまだトラック数も少なく、稚拙な内容だが作る作業は面白い。一人遊びの極致といったところだ。
イメージ 1
「Cubase4」にはソフトシンセサイザーが4つ内蔵されていて、プリセットも多いが、ほしい音がなかなかみつからない。
自分で音を作っていけば良いのだが、これが難しい。
とは言うものの、音を探していて、きれいな、または個性的な音に出会うと、時間も忘れてMIDIキーボードを弾いて遊んでしまう。

そういえば、キーボードは遊びでほんの少しピアノをいじっていたくらいなので、白鍵なら思うようなメロディーや多少の和音も弾けるが、黒鍵は苦手で、どうしても調性がCになってしまう。
DAWには簡単に移調できる機能もあるのだが、キーボードではなく、MIDIギターなど、得意なギターで入力する方法が、これからの課題だ。Rolandの「GI-20」も候補だが、予算を遣い果たしので当分、手に入れるのは無理だろう。

ドラムも、もっと迫力のある音がほしいので、サンプリングソフトなどもいずれ手に入れたい。

ともかく今は、限られた条件の中で、悩み、また楽しんでコンピュータで曲作りをしている。

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