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以前私のギターの記事「ギブソンES−175」のところにも書いたが、3年ほど前にジャズギターのレッスンに、ある先生のご自宅に通っていたことがあった。 残念ながら、再就職や両親の介護で、片道2時間のレッスンに通うのは不可能になり、一年もしないで断念せざるを得なくなった。 このときの先生の実践中心の適確な指導と、優しいお人柄にはとても感謝しているし、尊敬申し上げている。 その先生は「竹田一彦」先生とおっしゃり、関西ジャズギター界の宝といえる。とにかく素晴らしく味わいのあるギタープレイをされる。 奈良県天理市のご出身で、来年1月1日で73歳になられるが、今も現役でたくさんのライブをこなしていらっしゃる。また、ジャズを志す若い人の指導も、熱心になさっている。今はジャズではないが、あの「石田長生」も以前、先生に教えを受けていた。 ほとんど独学でギターを弾いてこられ、「赤い鳥」や「岸洋子」などのバックバンドで演奏されながら、一貫してジャズの演奏活動をされてきた。 多くのプロからも尊敬されているにもかかわらず、非常に謙虚な方で偉そぶらず、まったく頭が下がる先生なのだ。 それだけではなく、これまで幾多の名だたる名ジャズプレイヤーと共演されてきている。 先生のホームページにあるたくさんの写真を見ると、ビル・エヴァンスやデューク・エリントン等々、伝説的なプレーヤーからロン・カーターなど現役の大物プレーヤーまで豊富な共演の様子が確認できる。本当に「すごい!」の一言だ。 その竹田先生がこのたび(正式には来年1月1日=先生の誕生日)24年ぶりというリーダーアルバムのCDをリリースされることになった。 『Live at JUST IN TIME』というタイトルで、もうすでに「HMV」や「タワーレコード」、「山野楽器」などで販売されている(2,500円税込み)。 早速、お願いしてサインしていただいたものを入手した。 このCDは、今年4月に神戸のライブハウス「ジャスト・イン・タイム」で収録されたもので、ベースとピアノとのドラムレスのトリオである。 あの「スウィング・ジャーナル」誌1月号でも紹介されていて、評価も6段階のうち最高の「最優秀」マークがつけられている。 CDジャケットには、いつものようにギブソンの「ジョニー・スミスmodel」を弾いていらっしゃる先生の写真。このギター、本当に生鳴りが良くて、アンプを通さなくても、そりゃもう素敵な音が出る。 確か1弦が0.14から始まるゲージの弦を使っていらっしゃった。この太目の弦を使って絶妙のピッキングでスタンダー曲を、スリリングにスウィンギーに奏でられたら、もう本当に最高!! 収録曲は以下のとおり、スタンダードな名曲ばかり。そして素晴らしい演奏だと思う。 1.JUST IN TIME 2.ALONE TOGETHER 3.TRISTE 4.WILLOW WEEP FOR ME 5.ON A CLEAR DAY 6.SMILE 先生は最近もジャズギター雑誌などに取り上げられていらっしゃるらしいが、今住んでいるところではなかなか手に入らず、まだ手元にはない。 現在も大阪を中心にライブ活動を活発にされていて、現役バリバリである。スケジュール等、詳しくは先生のホームページで確認していただきたい。 ほとんどの金曜日は、上六(谷町9丁目)の地下にある、これも関西ジャズベースの重鎮、「西山満」さんが経営されている「SUB」という店で西山さんとともにライブをされている。時にはゲストも参加する。若くて才能あるミュージシャンが参加することもある。 西山さんもパワフルで、ジャズについては真摯な方。東京なんかには目もくれず、ニューヨークを身近に感じていらっしゃるようだ。年末年始もアメリカで過ごされるとのこと。西山さんも関西ジャズの宝である。 あまり広くないが細長いこの店にはジャズの好きな連中がたくさん集まる。 昨今の高額な料理をだしたり、高いチャージをとるような店とは違い、良心的でアットホームな店である。もうだいぶ長く行けてないが、何とか時間を取って行きたいと思っている。 関西の人間としては、せっかく近くにこんな素晴らしいミュージシャンがいるのに、聴かないのは勿体ないと思う。
ライブハウスで生を聴くのが一番よいが、ちょっとした実行力もいることなので、興味のある方はまずはこのCDを聴いてみたらよいと思う。 別に宣伝を頼まれたわけではないが、素晴らしい一枚なので、勝手に推薦、宣伝してしまう。 |

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