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母が再入院し、24時間の付き添いを、身内でこなしている。
ブログの更新など、とてもできる状態ではないが、今回、3泊4日の付き添いを終えた翌日、交代してもらい、どうしても行きたかった7月13日(月曜日)の「サイモン&ガーファンクル」の京セラドームのコンサートに参加したので、そのことだけアップしておこうと思う。
若き日に、とても影響を受けた二人を、最後のツアーと言われている今回、この目で、耳で感じておきたかった。心身とも疲れていたが、無理しても行ってよかったと思う。
きら星のように、次から次と演奏されるS&Gの名曲に魅了され、あの頃の自分を取り巻いていた「時代の雰囲気」を何となく感じながらも、自分の置かれている現状にまで想いをいたした。
会場は満杯で、当然ながら年配者が多い。「フラワームーブメント」時代の衣装を着ている人もいる。少し、他のコンサートとは違う雰囲気も…。
S&Gの歳を考えると、果たして声が出るんだろうかと心配したが、往年の張りのある美しいコーラスは望むべくもないが、結構、よく声も出ていて驚いた。
キーを下げているのだろうと思うが、まだまだ充分、歌える。
アートがMCで大阪弁を使ったりして楽しませてくれた。
ポールのギターも少々のミスタッチはあるにしても、とても正確で美しい音を奏でていた。
ポールのスリーフィンガーのギターだけを伴奏に、アートが歌い、更にポールが歌うというようなシンプルなスタイルが一番音楽として美しく、微笑ましく感じた。
とはいえ、バックバンドも非常に達者で、安心して聴ける質の高いのもだった。
そのマルチプレイぶりは笑ってしまうほどだ。とにかく、一人でギターはもちろん、チェロ、ケーナ、さてはテルミンまでやってしまう。
バンドメンバーは、ほとんどが結構な年齢で、出てくる音にも味があり、S&Gのプレイを見事にフォローしていた。
私の席はアリーナの、前から34列めの真ん中よりちょっとずれた席だったので、つい二人を映し出す大画面のモニターの方に目がいってしまうが、小さくてもできるだけナマの二人を見るようにしていた。
アートのあの白っぽいシャツに細いネクタイというスタイルは、写真でよく見るもので、これにあのベストを着ていれば、写真そのままというところだろう。
客の反応もよく、そのアンコールに応えて、織り込み済みなのだろうが結構長い時間演奏してくれた。アリーナは総立ちの状態。
詩はあの時代の現実が塗りこめられているから、現在にそのままあてはめられないが、ただ懐かしいということだけではなく、むしろ今聴く音楽としても、繊細で完成された美しさを持った素晴らしい曲たちだと、あらためて感じた。
二人とも鳴り止まない拍手に笑顔で応えていた。客にも二人にとっても、とても幸せな時間だったのではないかと思う。
それぞれの曲のことを書くと、もうきりがないので、やめておくことにする。
そうだ! もうずいぶん前にS&GのCDボックスを買った。もう一度ゆっくり聴いてみよう。時間があればだが…。
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