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連続テレビドラマ『鹿男あをによし』は最近では珍しく実験的、画期的な作り方で成功し、大袈裟かもしれないが、ドラマ史に残るものになったと言える。 出演者たちの好演はもちろんだが、多くのスタッフの努力の結晶であると思う。 脚本を担当された相沢友子さんは、大胆な設定の変更や省略、またオリジナルの話を追加しながらも原作の世界観は崩さず、限られた条件のなかで、上質なファンタジーを作り上げた。 観るものの気持ちを毎週、強く引っ張っていった。 この物語は今後もきっと、たくさんの人の心に残っていくだろう。 ファンタジーをテレビの連続ドラマにすること自体が困難なことだし、下手をすると何だかわけのわからないものが出来上がってしまう危険性がある。 シナリオの勉強を少しでもした者なら、あの原作のシナリオ化が如何に大変かわかるはずだ。 それを克服して毎週楽しませてくれたことに感謝し、その仕事に敬意を表したい。 そんな相沢さんのホームページがあった。⇒ http://www.aizawatomoko.com/top_h.html 「写真日記」をみると、奈良にもシナリオハンティングを含め、何度かいらっしゃっていることがわかる。 最後の奈良ロケにも、ついて廻っていたらしく、鹿ロボや撮影のときの写真もアップされている。 撮影終了後も奈良に残り、観光をされていたとのことで、奈良の人間としては嬉しい限りだ。 3月11日の日記では、奈良町にある老舗「砂糖傳」でお土産を買ったことを、写真入りで書いていらっしゃる。 「砂糖傳」は下宿先の設定になっていた「木奥商店」の少し南側にあり、同じく「上ツ道」沿いにある。我が家からも徒歩5分のところである。 創業は古く安政元年(大地震が続けてあり、ペリーが来て開国した年)で、相沢さんが書いているように150年ほどこの地でこの店を営んでいる。 もともとお茶を扱っていた店だったようだが、今は砂糖を専門に扱っている。 和三盆の砂糖や水あめなどは、お土産として喜ばれている。 現在、本来の営業拠点は少し離れた紀寺にあり、この本店は営業的には中心ではないようだ。 しかし、奈良町にこだわって、ここで店を続けていると聞いている。 この店は「増尾商店」といい、ここで生まれ育った増尾正子さんは、もう80歳を超えていらっしゃるが、時々、観光客を店に招き入れて色々と話をなさっている。 それは商売と言うより、遠来の客をもてなし、奈良町のことを知ってもらおうというお気持ちからのようである。 だから、増尾さんは「奈良町の語り部」としても知られているのだ。 積極的に外へも出て行かれて、子どもたちなどに奈良町のことを教えていらっしゃる。 「マイ奈良」という雑誌に「奈良の昔話」を連載されていて、以前に書かれたものを「奈良の昔話―奈良町編―」という冊子にまとめて出版されている。 私の奈良町についての知識の多くも、ここからいただいている。 昭和のはじめから奈良町を見て育ち、その前の時代の話も聴いてこられた増尾さんは、まさに奈良町の生き字引と言ってもよいだろう。 私は直接お話をしたことはないが、店先で観光客とやり取りなさっているのを一度お見かけしたことがある。 こういう地道な活動が地域を大事にしていくということなのだと思う。 増尾商店のホームページ 私がこの辺りに移り住んで2年経たないが、往時をしのばせる何軒かの古い家が取り壊されていった。 更地になって売りに出ている空間や、跡地に建った今風の家の窓に施した派手な装飾を見るにつけ、どんどん貴重なものが失われていく無力感に襲われる。 奈良町やその周辺には、伝説や昔話、史実がいっぱい詰まっている。
相沢さんが増尾さんのことをご存知だったかはわからないが、増尾さんの話を取材して、新たな奈良の物語を創作してもらえたら、いいものができるのではないかと思うのだが。 それもまた私の中のファンタジーなのだろうか。 |

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今原作を読み返していますが、ドラマの脚本は本当すごいな〜って改めて思います♪
奈良町も姿を変えつつあるんですね・・・
私が住むまでにあまり変わって欲しくないです(^_^;)
2008/3/29(土) 午後 9:04
私は仕事で何度か奥さんに会ってお話しした事がありますが、そんな話しは全く知りませんでした。
ひょっとしたら鹿おのこさんの家にも行っていたかも。
2008/3/29(土) 午後 10:12
>明日香さん
新しく来た者が勝手なことは言えませんが、後の世代のためにも守らなければならないものはあると思います。
例の浅茅ヶ原のイトちゃんが走ったところに、新しい木が植えられていて、宝くじ協会が植林したという看板が立てられました。こういう風に景観が変えられていくんです。たまりませんね。
2008/3/29(土) 午後 10:28
>銀狐さん
増尾さんは最新刊の「マイ奈良」にも「奈良の昔話」を連載していらっしゃいますよ。
私の家はそんな立派な家じゃありませんから、きっと来られていないでしょうね。
2008/3/29(土) 午後 10:34
西紀寺・幸町・西木辻・東寺林辺りのお宅で知らない家は無いはずです。
2008/3/30(日) 午前 0:07
>銀狐さん
よくわかりませんが、ひょっとしたらお会いしてるんですか? どういう関係でしょう?
2008/3/30(日) 午前 6:04
こんばんは。
私のブログにコメントありがとうございました。
本好きなので、原作を読んでみたくなりました。シナリオ本なんてのも出てるんでしょうか?
2008/4/1(火) 午前 0:14 [ yum**o_o*mmuy ]
>ふとんネコさん
コメントありがとうございます。
シナリオ本はまだ出ていないないと思います。
ト書きなどは作家によって書き方に特徴があるので、この物語がどんな語り口でつづられていたか、読んでみたいものですね。
良ければここへもまたおいでください。
2008/4/1(火) 午前 6:27
私の担当地域でした。
2008/4/1(火) 午後 9:47
そうですか。前のお仕事の担当地域だったんですね。
お会いしていたら失礼なことがあったかもしれないので、良かったら、内緒でもいいですから何の関係のお仕事だったか、教えてくださいね。
2008/4/1(火) 午後 10:03